2013.04.28〜05.03 (日〜金) K2Couple 番外編 

南九州 総集編 -----
昔懐かし九州の旅、歴史とロマン

霧島/高千穂峰 : 1,573
日南海岸&知覧 :  -----
開聞岳 :   922
霧島/韓国岳 : 1,700
 今回のターゲットは、日南、霧島、指宿

  1日目  4/28(日) 九州へ( 高崎 → 大阪 → 鹿児島 )
  鹿児島まで陸路(約1,500キロ)を辿るのも楽しそうだと思っていたが、日程と安全を考慮して今回は大阪からフェリーで行くことにした。
  GWの前半は比較的道路も空いていたので順調に走り、大阪南港には予定より1時間以上早く着いた。

  

        ▲ 大阪南港かもめFTに係留中のさんふらわあ「さつま」                         淡路島に沈む夕日
フェリー料金 (最低クラスのツーリストなのに、北海道の新日本海フェリーに比べると割高よね〜)
往路 : 乗用車(5m未満運転者含む)34,900円 添乗一人13,300円 合計48,200円 ←GW繁忙期につき割引なしです
復路 : 会員割引適用期間だったので、上記金額の20%OFF     === さんふらわあ往復総合計は 86,760円 ===

  2日目  4/29(月) 霧島山/高千穂峰  3’50”   
  初日は霧島連峰、韓国岳か高千穂峰のどっちにするか迷いながら何となく高千穂峰にする。
  高千穂峰は天孫降臨神話そのままに殺伐荒涼とした山だったが、気持ちのせいか畏敬の念を抱かせる天逆鉾や山容でもあった。
  草木を拒む砂地の登りにくい山にあって、御鉢斜面を飾るミヤマキリシマの群生は素晴らしく感動的。
  下山後、由緒ある霧島神宮に参拝して古の魂に触れてきた ・・・ ような気がする。

                 ▲ 高千穂峰の天逆鉾                                   高千穂峰ルート図
               ▲ 待望のミヤマキリシマ咲き始め                                ▲ 御鉢で遊ぶ
                 ▲ 高千穂峰をめざして                                   ▲ 霧島神宮参拝

  3日目  4/30(火) 宮崎日南観光&知覧特攻平和会館 (雨のため予備日充当)

  予報通り、やっぱり朝から雨。
  宮崎日南に移動して海岸でまったり過ごし、海に突き出た鵜戸神宮にお参りする。
  行程的には無駄が多いのを承知で指宿をめざし、知覧の陸軍特攻平和会館を訪れる。
  施設の様子は知識としてあったが、隊員の手記や遺影、遺言などの一字一句が胸に刺さり涙なくしては読むことができない。
  国家のために命を奉じなくてはならなかった若干18〜23歳の若者の心情を、雨の中でかみしめた。
  長崎鼻から眺めたかった開聞岳だったが、雨のためその影すら見えず。

                  ▲ 日南海岸の風景                                  ▲ 鬼の洗濯板もどき散策
                  ▲ 鵜戸神宮神門                                   鵜戸神宮本殿へ下る
                ▲ 知覧特攻平和会館                                   特攻隊員像と特攻機

  4日目  5/1(水) 開聞岳  5’55”  おまけ 桜島観光

  天候は回復したが、樹林帯に覆われた開聞岳は見どころのある山とは言えない。
  富士山に似た山容であるが、ジグザグ道ではなくさざえ堂のような登り方をするのが面白い。
  七合目を過ぎるとイワイワになり、展望が開けるのは山頂直下に至ってからであった。
  あいにくの春霞なのか遠望はなく、薩摩半島の海岸線や錦江湾を見下ろして山頂をあとにした。
  池田湖のお花畑から開聞岳を望み、鹿児島に戻ってフェリーで桜島に渡り運悪く(運良く?)噴火を目撃、噴石が雨のようにパラパラ降ってきた。
  

                  ▲ 開聞岳山頂                                      ▲ 開聞岳ルート図
              ▲ かいもん山麓ふれあい公園で                             池田湖のお花畑から開聞岳
                ▲ フェリーで桜島に渡る                           ▲ 活火山の証明 (噴石がぱらぱら降ってきたよ)

  5日目  5/2(木) 霧島山/韓国岳  3’55”

  南九州最後の山は、再び霧島に舞い戻って韓国岳。(太田市のpartyと遭遇)
  開聞岳や高千穂峰とは雰囲気が異なり、溶岩の山で山頂は大きな噴火口の淵にあった。
  えびの高原の池めぐりも考えたがフェリーの時間があるので途中で断念し、何度も行き来した道を走って志布志港に急いだ。
早く着きすぎたけど

            ▲ 韓国岳山頂より新燃岳と高千穂峰                               韓国岳ルート図
                  ▲ 荒ぶる火口壁                                  ▲ 大浪池を横目に下りましょう
             ▲ 硫黄山に咲き初めしミヤマキリシマ                            ▲ えびの高原から見る韓国岳

  6日目  5/3(金) 群馬へ( 鹿児島 → 大阪 → 高崎))

  フェリーは九州に渡る時よりも空いていたが、高速道路は断続的な大渋滞に巻き込まれ、時間を惜しんで休憩なしで帰ってきた。
  と言うか、渋滞中はずっと休憩みたいなもんだし
  余談ですが、阪神高速の入り組んだ分岐でナビさんも訳わからなくなり、大阪環状を一回りしてしまったみたい
  小牧JCTで名神高速を離れて、中央道・長野道は渋滞気味とは言え、残雪の御岳、南ア、中央ア、北アの展望が眩しく楽しい。
  全走行距離 1,894キロ、燃費 13.4キロ/L。半世紀ぶりの楽しい南九州の旅だった。

               ▲ GW大渋滞(名神高速)                           ▲ 北ア(鹿島槍・五龍)の展望が慰め