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2009.05.23 (土) | K2Couple No.0230 |
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尾瀬縦断 おぜ(群馬県・新潟県・福島県) |
1,677m | |||||||||||
遥かなる尾瀬の幻想、水芭蕉と共に | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です |
▲ 夢見て咲いている可憐な水芭蕉(沼尻平で) |
■ 2:15 = 高崎IC/関越道/沼田IC = 3:55 尾瀬戸倉P 4:10 《乗合TAXI》 5:15 鳩待峠 | |||||||||||||
鳩待峠 5:20 ... 6:00 山ノ鼻 6:05 ... 6:45 三又 ... 7:00 下ノ大堀川 7:20 ... 7:30 竜宮散策 8:00 ... | |||||||||||||
8:25 下田代十字路 【L1】 8:45 ... 8:55 見晴新道分岐 ... 10:05 白砂乗越 【L2】 10:15 ... 10:35 沼尻 ... 11:25 浅湖湿原 ... | |||||||||||||
11:30 長英新道分岐 ... 11:45 沼山峠分岐(大江湿原)... 11:55 尾瀬沼ヒュッテ 【L3】 12:15 ... 12:35 三平下 ... | |||||||||||||
12:55 三平峠 13:00 ... 13:40 岩清水 ... 14:10 一ノ瀬 ... 15:20 大清水 | |||||||||||||
大清水 15:50 《路線バス》 16:05 戸倉P 尾瀬戸倉温泉 17:00 = 沼田IC/関越道/高崎IC = 18:35 ■ | |||||||||||||
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▲ 三平峠の標識画像に今回のコースを朱記 | |||||||||||||
尾瀬の場所 |
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尾瀬戸倉温泉 ふきあげ旅館 展望の湯 (¥500) | |||||||||||||
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尾瀬は昨日からマイカー規制に入った。 今日のコースを考慮して、朝一番の乗合バス4:40に乗るつもりで家を出る。 空が白み始める頃、戸倉第一駐車場に着きます。 まだ車の数は少ない。 |
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乗合タクシーは人数が集まり次第出発します。 後続車が続々と集合して、きちっと二列に並んでいます。 |
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▲ 津奈木橋ゲートで開門を待つ |
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几帳面にも5時の時報を待ってゲートが開けられ、鳩待峠に向かいます。 早朝のせいか辺りは霧に包まれ遠望は利かず、至仏山は見えません。 木道が整備され、4箇所の真新しい休憩ベンチも出来ていました。 |
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▲ 新しくなった階段や木道 |
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テンマ沢を渡って暫く下ると、平坦な場所に出る。 |
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▲ 尾瀬で最初に出会う水芭蕉 | |||||||||||||
▲ 可憐で♪ | ▲ 愛らしい♪ | ||||||||||||
更に進めば川上川の流れに近づき、山ノ鼻が近いことを知らせてくれる。 |
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▲ 川上川の清流に近づく |
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トップグループが競争のようにして山ノ鼻に到着です。 山ノ鼻でトイレを済ませて、いよいよ尾瀬ヶ原に入ります。 |
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▲ 山ノ鼻に到着です |
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尾瀬ヶ原はやっと雪が解けたばかりで、湿原植物はまだ眠ったままです。 牛首を過ぎ、三又に到着。 |
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▲ 水芭蕉さん♪おはよっ | |||||||||||||
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▲ 蛇行する下ノ大堀と至仏山 | |||||||||||||
残念なことに、水芭蕉の絶景ポイント下ノ大堀からの至仏山がダメです。 眼を閉じれば、ここからの素晴らしい景色は瞼に浮かぶし ・・・ 【REPO】 |
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▲ 静かやね〜 |
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天候には恵まれない日です。 燧ヶ岳はもっと悲惨。 |
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▲ 湿原に点在する白樺と至仏山 |
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水芭蕉の群落は気品があって、まさに霧の中で夢見るよう。 惜しむらくは、一つ一つの固体は白い苞が茶色に痛んでいました。 |
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▲ 遥かな尾瀬 |
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まっとにかく全体で絵になる尾瀬ということですよね。 |
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▲ 白樺拠水林 | |||||||||||||
▲ 冬の名残り ・・・ | |||||||||||||
▲ うっとり | |||||||||||||
竜宮現象が見られる辺りから、木道沿いにリュウキンカの群生が始まる。 竜宮十字路の辺りも水芭蕉の見事な場所です。 |
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▲ リュウキンカ | |||||||||||||
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▲ 竜宮十字路付近の水芭蕉群生地 | |||||||||||||
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竜宮十字路から富士見峠に登る長沢道に寄り道します。 ザックを置いて水芭蕉のある限り、奥まで散策しました。 |
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▲ あっち向いてパチリ、こっち向いてパチリ | |||||||||||||
▲ 竜宮十字路から至仏山裾野 | ▲ 仲間はずれ?の水芭蕉さん | ||||||||||||
拠水林からカッコウの鳴き声が聞こえてきました。 鳩待峠から下るときは、鶯の声が賑やかだった。 |
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▲ 中田代の池塘群と拠水林 |
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竜宮小屋から沼尻川に行く途中には、ヤマエンゴサクやニリンソウが少しだけ咲いています。 そして、沼尻川を渡ると福島県に入りますよ。 |
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▲ ここが群馬・福島県境だって |
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どんどん天気が悪くなり、気がつけば霧雨が降っていました。 再び拠水林に入り、六兵衛堀辺りは眼を皿のようにして歩きます。 おいちゃんは気付かず素通りしましたが、発見情報に引き返してきます。 |
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▲ 6年前に見たザゼンソウの子孫 |
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時間の経過は計画通り順調です。 下田代十字路(見晴)の建物群が見えてきました。 |
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▲ 見晴の山小屋(旅館?)が見えてきた |
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尾瀬小屋の前のベンチを借りて、休憩します。 ここで至仏山とはお別れですが、きょうはとうとう全容を現しませんでした。 食事してる間に霧雨も上がりました。 |
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▲ 尾瀬小屋のベンチを借りてミニランチ | |||||||||||||
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尾瀬沼に向けて出発します。 ブナ林帯に突入すれば風がなく暖かいです。 |
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▲ ブナ林と笹の道 |
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その昔、燧ヶ岳から下った見晴新道の分岐に差し掛かりました。 木道をダラダラ坂で登って行くと、深い谷からの滝音が心地よい。 徐々に残雪が多くなり、完全に雪に覆われてきました。 |
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▲ 燧ヶ岳見晴新道分岐 | |||||||||||||
▲ 残雪が出てきます | ▲ おっと危ねっ | ||||||||||||
▲ 硬くもないし柔らかくもない | ▲ 根明けに白砂峠 | ||||||||||||
▲ おっとっと又危ねっ | ▲ 雪解け | ||||||||||||
峠に近くなると、逆コースの人とすれ違うようになります。 登りきったとこから緩斜面を下ると、何か気持ちの良さそうな湿原に出る。 |
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▲ 雪を下ると白砂湿原です |
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ふと見上げれば青空が少し覗き、陽が射してきました。 若いカップルさんに頼まれて、シャッターを押してあげる。 |
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▲ 白砂湿原 |
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再び雪上歩きがあり、暫くすると今度は大きく開ける。 沼尻は観光客もなく閑散としていた。 |
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▲ 沼尻の十字路で |
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ワタスゲは花より綿のような穂が馴染み深いです。 ワタスゲは尾瀬のあちこちで見かける湿原の花ですね。 |
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▲ 沼尻平のワタスゲの花 |
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燧ヶ岳のてっぺんはまだ隠れています。 尾瀬沼の北岸を歩きます。 |
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▲ 燧ヶ岳 |
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尾瀬沼の北岸には、小さな湿原がいくつもあります。 乾燥したところに咲く水芭蕉は、尾瀬ヶ原より小さく形がいい。 |
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▲ 初々しい水芭蕉 | |||||||||||||
▲ 浅湖湿原から見た尾瀬沼 | |||||||||||||
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順調に浅湖湿原まで来て時間の余裕ができたので、おいちゃんは木道に寝っころがって休憩です。 橋にかかる木道の下、川の深さは人の丈より深そうだった。 |
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▲ ようやくユッタリ気分で休憩です |
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燧ヶ岳長英新道の分岐を確認。 大江湿原の分岐まで来ると、沼山峠からの人が沢山歩いていて少し賑やかになります。 |
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▲ 燧ヶ岳長英新道分岐 | |||||||||||||
▲ 大江湿原 | ▲ 水芭蕉 | ||||||||||||
▲ 大江湿原から燧ヶ岳 | ▲ 尾瀬沼ヒュッテから燧ヶ岳 | ||||||||||||
▲ 東岸から見た燧ヶ岳 | |||||||||||||
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尾瀬沼ヒュッテのベンチをお借りして、本格お昼休憩。 長蔵小屋無料休憩所の前を通って、最後の水芭蕉やリュウキンカを眺めて帰ります。 |
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▲ 尾瀬沼ヒュッテ |
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三平下まで雪混じりの道です。 尾瀬の山そして尾瀬沼を見納めして、三平峠に登り返します。 |
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▲ 三平峠に登り返す |
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三平峠の標高1762m、きょうの最高点でした。 先日遭難事故が起きたのは何処だろう?と話しながら歩きます。 |
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▲ 三平峠 | |||||||||||||
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峠を越えると雪は少なくなり、石畳の道になります。 左に鬼怒沼方面の山、正面には日光白根山がチョコッと見えました。 |
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▲ 日光白根山 |
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一ノ瀬から大清水までの林道は、足の裏が痛くてトロトロ歩きです。 |
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▲ 最後の林道歩きです |
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予定より早く着いたので、靴を思いっきり脱いでバスを待ちます。 戸倉第一駐車場のすぐ近くの「ふきあげ旅館」で山帰り温泉。 |
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▲ 大清水 | |||||||||||||
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