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2009.04.29 (水) | K2Couple No.0226 |
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金北山 さど きんぽくさん(新潟県) |
1,172m | |||||||||||
花の佐渡再訪、金北山頂は未踏 | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です |
▲ 雪割草(オオミスミソウ) |
■ 1:00 = 藤岡IC/上信越道・関越道・北陸道・磐越道/新潟中央IC = |
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4:00 新潟港佐渡汽船万代島 6:00 《カーフェリー》 8:30 佐渡両津港 8:35 《TAXI》 9:15 初盛ダム姫ヶ沢登山口 |
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姫ヶ沢登山口 9:20 ... 9:50 縦池の清水 9:55 ... 10:15 横山分岐 ... 10:55 はらい川 ... 11:25 神子岩 ... 11:50 天狗岩 ... |
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12:15 山頂直下 【L】 12:45 ... 13:25 神子岩分岐 ... 13:55 追分 ... 14:15 岸辺追分 ... 14:40 三段の滝展望台 ... |
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14:55 兵庫 15:05 ... 15:15 梵字の滝 ... 15:40 姫ヶ沢登山口 |
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姫ヶ沢登山口 16:00 《TAXI》 16:25 ホテル東宝 17:20 ... 17:25 居酒屋しらつゆ 【DNR】 18:20 ... 18:30 両津港 |
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両津港 19:30 《カーフェリー》 22:00 新潟港万代島 22:10 = 新潟亀田IC/日本海東北道・北陸道・関越道・上信越道/藤岡IC = 24:40 ■ |
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佐渡金北山の場所 |
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この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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両津温泉 ホテル東宝 (¥500) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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寝つきの悪い私は仮眠が出来ず、早すぎるとは思ったけど夜中の1時前においちゃんを起こして出発します ^^; |
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当然早すぎ。 今回は、ジェットフォイルより到着時刻が30分早いフェリーにした。 5時前になって一人二人 だんだん増え ・・・ 団体さんも賑やかに集合していつの間にか行列になってるやん。 |
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▲ 佐渡汽船ターミナルの早過ぎる朝 |
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おおさど丸の二等雑魚寝席は人気ありますね。 私もチョッと船内偵察して廻ってから、うとうと横になろ。 |
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▲ 小佐渡が見えています |
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フェリーから降りると、予約しておいたタクシーが待っていました。 運転手さんの話によると ・・・ 大佐渡スカイラインから凸凹道に入って初盛ダム着。 |
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▲ 初盛ダム、天気悪そ |
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東北北海道の雪は聞いていたが、まさか佐渡まで雪だったとは ・・・ お目当てのオオミスミソウ、雪に埋もれてないだろな。 |
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▲ 姫ヶ沢登山口 |
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渡渉を繰り返しながら、左岸右岸を沢に沿って登ります。 花が終わって種をつけたカタクリが徐々に出てきた。 ニリンソウの登山道です。 |
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ニリンソウの群生が続く | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ ニリンソウ | ▲ 沢に沿って登る | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ シラネアオイ | ▲ アカバナエンレイソウ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ チゴユリ | ▲ ヒトリシズカ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
縦池の清水に近づくとシラネアオイが咲いてました。 おいちゃんは空になったペットボトル(小)に湧き水を補給。 ここら辺から、カタクリが元気になってきました。 |
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▲ 縦池清水 |
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「巨木3200」と書かれたブナの木が二本あった。 真っ赤なアオキの実が、所々でよいアクセントになっている。 |
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▲ ブナの巨木パワー |
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花弁を綺麗に反り返らせたカタクリが、辺り一面埋め尽くした状態です。 待望のユキワリソウも登場しますが、寒さに震えていじけ気味。 |
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▲ 群生するカタクリ |
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はらい川。 斜面を登ると、倒れて木に寄りかかった鳥居があります。 |
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▲ はらい川 |
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ブナの林が見応えあります。 面白い形のブナの前に座り込んで、ソロの女性がスケッチしていた |
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素晴らしいブナの林 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲▲▲ キクザキイチゲ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ ショウジョウバカマ ▲ カタクリ ▲ 白花 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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突然開けた岩場に出ると、開放された視野に思考回路も単純化します ここは神子岩でしょうか。 |
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神子岩から天狗岩を見上げる |
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天気は急速に回復しており、金北山方面は青空です。 白雲台には何やら立派なビルの様な建物が建っていますが、北朝鮮をにらんだ防衛省の警戒管制レーダーガメラです。 呑気な山登りには、似つかわしくない光景ですね。 |
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▲ 神子岩上部から妙見山 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ 雲立ち込める妙見山 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
神子岩から上の裸岩帯は風当たりがきつい。 再び雑木林に入った辺りはオオミスミソウの群生地。 |
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▲ 寒そ、かわいそ |
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下を見るとダム湖の向こうに田園風景、遠くには小佐渡が見えていました。 |
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▲ 島の形が地図のままに | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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・ アラゲヒョウタンボク ・ アオキ(花と実)・ アオマムシグサ ・ ウスバサイシン ・ エンレイソウ ・ エゾエンゴサク ・ オオヤマザクラ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ オオミスミソウ(ピンク・白・青)・ オオイワカガミ ・ オオカメノキ ・ オドリコソウ ・ カタクリ ・ キクザキイチゲ(青・白)・ クロモジ ・ クルマムグラ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ サワハコベ ・ シラネアオイ ・ ショウジョウバカマ ・ ズダヤクシュ ・ タチツボスミレ ・ タネツケバナ ・ タムシバ ・ チゴユリ ・ ツルシキミ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ トウダイグサ ・ ツクシ ・ ツルリンドウの実 ・ ナガハシスミレ ・ ネコヤナギ ・ ニリンソウ ・ ニシキゴロモ ・ ニョイスミレ ・ ネコノメソウ ・ ハマハタザオ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ ヒトリシズカ ・ フキ ・ フッキソウ ・ ホウチャクソウ ・ ミズバショウ ・ ミツバアケビ ・ ミヤマカタバミ ・ モミジイチゴ
・ ユキザサ |
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天狗岩と書かれた板が無残に転がっています。 |
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▲ ありゃまっ |
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ここから上は完全に雪の道となります。 私より背の高い笹藪をかき分けながら、かすかな踏み跡を探す。 |
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▲ 笹原の上に山頂ドームが見える |
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笹が途切れ夏道通しに登っていきます。 途中ドンデン高原への道が綺麗に見える場所がありました。 |
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▲ せっせ せっせ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ 木の間に青いドームが覗く | ▲ ドンデン山からの縦走路です | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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笹原と雪道で結構時間をくい、タイムリミットが迫ってきました。 時間ギリギリで行って来れそうですが、今回は無理をするケースでもないので、ここでタイムアップにするか。 |
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もうすぐ山頂なのに残念(また来るよ〜) |
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平坦な広い雪上で、ランチタイムにします。 帰りは神子岩まで来た道を下ります。 |
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▲ 雪上ランチの準備をするはらっぱ |
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P678を北に捲く平坦地に出るまで、急降下です。 ぎゃ〜。 |
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▲ 下り急斜面もお花畑 |
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道沿いだけでなく、見える範囲全てをカタクリが埋め尽くしています。 今回は、白いカタクリも見ることができたし。 |
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▲ カタクリさん | ▲ お花畑に迷い込んじゃったみたい | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブナの平坦地をのんびり進むと、湿地に出て水芭蕉があります。 全く人の気配もなく、手付かずの自然の中にいる幸せ。 |
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▲ ミズバショウ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ お花ロード |
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追分周辺はとくにオオミスミソウが群生しています。 足の踏み場もないほどのカタクリです。 |
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▲ いろいろごちゃまぜ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ 雪割草(オオミスミソウ) on parade | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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更に下ると三段の滝があります。 入山したときに鶯が歓迎してくれましたが、ここでも盛んに谷間から聞こえてきます。 |
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▲ 三段滝展望台 |
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急に暗い杉林に入って暫く下ると兵庫に着きます。 ここからはオドリコソウ、ヒトリシズカやスミレなどを愛でながらの林道歩き。 オオヤマザクラが綺麗に咲いていました。 |
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▲ ヤマザクラの上に金北山山頂 |
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ダム湖畔には散策路があるのでしょうか、誰かが歩いています。 朝の登山口に帰ってきましたが まだ約束の時間より30分前なのでタクシーは来ていません。(が、タクシーも早目に来てくれて間もなく到着しました) 予約したタクシーを迎えにダム湖畔を歩いていると、男性が追いついてきて訊ねるんです。 私達は予約したタクシーで両津へ帰ると話したら、安心したのでしょう勝手に乗る気になってます。 |
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▲ ツクシの背くらべ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ 初盛ダムの貯水池が見えてきました |
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私達と同年代に見える男の悲しい行動に憤激しながらも、その情けなさに落ち込んだ後味の悪い幕切れ。 7階の展望風呂からは日本海、金剛山、ドンデン高原、金北山、妙見山、白雲台、その下には加茂湖が見えます。 |
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▲ 両津大橋を飾るモニュメントと佐渡汽船ターミナル |
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時間があるので、街中を散歩しながらターミナルに帰ります。 帰りのフェリーは「おけさ丸」 |
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▲ おけさ踊りの三人衆 |
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帰りの高速はガラガラです。 夜中1時に家を出て、夜中1時に帰ってきた。 |
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▲ 楽しい思い出を胸に新潟入港 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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