2014.07.27 (日)   K2Couple No.0465 

角間山 途中まで
かくまやま(群馬県)
1,981m
浅間の花巡りは、結果大荒れ

コース最大標高差 : 450
コース累積標高差(+) : 480
コース累積標高差(−) : 480
コース沿面距離 : 5.1 km
行動時間 : 4'40"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 雨上がりの角間山麓
  6:30 = 藤岡IC/上信越道/小諸東御IC = 地蔵峠 = 8:00 旧鹿沢登山口P

 登山口P 8:10 ... 8:30(牧柵に沿って)8:50 ... 9:00 東屋@ 9:15 ... 10:05 東屋A 10:15 ... 10:25 角間登山道合流 ...

 10:40 角間峠 10:45 ... 11:00 折返し点 ... 11:10 角間峠 ... 11:20 分岐 ... 11:50 沢渡る ... 12:05 登山口P

 登山口12:25 = 12:40 地蔵峠湯の丸高原ホテル 13:55 = 14:20 野菜直売店 14:35 = 14:50 TAIGA 16:25 =

 佐久平SIC/上信越道/藤岡IC = 17:35


   角間山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) ( 青線 = 今年春の積雪期ルート )

湯の丸高原ホテル (¥650)


 昨夜は今年一番の寝苦しい熱帯夜になり、熟睡できずグズグズしてた。
 朝5時過ぎに起きて準備に取り掛かるも、ご飯が炊けるのを待って を作るのに時間が掛かってしまいます。
 昨日から夏休みに入った孫達を迎えに行くついでの山なので、お決まりの浅間界隈ですよ。
 それも、最近マイブームの超楽チンなプランです (^^

昨夜の雨雲レーダーによると
今のところは晴れていますが、寒冷前線の通過に伴う雨は覚悟しなくてはなりません。

レンゲツツジの季節は過ぎても、地蔵峠はそれなりの賑やかさですね。
私たちはスルーして、群馬県側鹿沢の登山口まで下りました。

ありっ、登山口前の駐車場はスカスカに空いていて拍子抜けです。
気温は20℃、下界とは比べものにならない清々しさです。

 上信越道から浅間連山
 地蔵峠を越えると角間山が見える       ▲ 第九十八番 十一面観音前の駐車場

今年の春に歩いたコースで、湯の丸山の裏庭を時計回りします。【REPO】
出だしから花がボチボチ咲いています

積雪期のイメージとは違って、斜めに傾いた初めて歩く道です。
雪の下はこうなってたのか ・・・ と思いながら暑くもなく寒くもなく気分爽快。

牧柵が出てきて、ゲートを通過する。

 牧柵の通路

ゲートを抜けたところで、左←湯の丸山の表示。
そこはイチヤクソウの群生地。

柵に沿った道もありましたので、どこに行くのかと思って進んでみる。
次第に荒れてきたし下り気味なので、適当なところで湯の丸北峰を目安に進路変更します。

 イチヤクソウ

緩やかな斜面なのでワラビを採りながら行ったら、踏み跡らしきものをロストしてヤブっぽくなっちゃった。
ルーハンするも道はなく、ヤブを漕ぐ気持ちもさらさらない訳で。

さっきのゲートまで引き返して、素直に湯の丸山方面の表示に従いますね。
ちゃんとした道を登って、東屋のある鹿沢スキー場跡地に出ましたの。

積雪期は直登できるからいいですけど、夏道はややこしいという認識です。

 ワラビ袋をぶら下げて
イチヤクソウ チダケサシ トリアシショウマ ウツボグサ カラマツソウ
ウド クサフジ ノアザミ ヤマハハコ ヨツバヒヨドリ
 コンコン平のお花畑で待ってた人              ▲ 東屋その1
                      ▲ 東屋周辺はフランスギクで埋め尽くされていた

着いた東屋の周辺は、ちょっとしたお花畑でした。
この時はとっても良いお天気で、気持ちよかったんです

寝転んだり案内図を見たりして、360°の開放感。
ここは殆ど人が来ないマイナールートなので、大好きなエリアです。
角間山と湯の丸山の麓に広がる自然溢れる奥座敷ってとこかな (^^

 お花畑の向こうに先週登った籠ノ登山           ▲ 湯の丸山と角間山の分岐

 この辺り一帯をコンコン平と呼ぶのかと思っていましたが、標識を見ると湯の丸方面に向かってコンコン平1.1Kとある
 直線的に1.1Kならば湯の丸登山道のツツジ平(遭難防止の鐘のあるところ)辺りだし、登山道に沿った1.1Kならば湯の丸牧場
 内のP1855周辺のことをコンコン平と呼ぶのかもしれない。
 ま〜何となくそういうことでキリを付けて、コンコン平をあとにするのでした。

 ホタルブクロと湯の丸山              ▲ ヤマオダマキ

道端の花の写真をせっせと撮って、たまに角間山の山頂を眺めながらのチンタラ歩きだす

 群生するウツボグサ

      オトギリソウ           ▲ シラタマノキ          ▲ ゲンノショウコ

ノリウツギ ブタナ イブキジャコウソウ オオバギボウシ タカネスギカズラ
ショウジョウバカマ シロバナニガナ シシウド シモツケ ウスユキソウ
シュロソウ イタドリ イボタノキ ニガナ オダマキ

登り始めからポツンポツンとワラビがあったので、こまめに採っては袋に入れてたのですが、ついにワラビ群生地状態になってきました。

花撮りおばさんは、ワラビ狩りはらっぱに豹変。
もう時期も遅いし先行者のおこぼれですが、広範囲なので結構な量です。

またまた東屋があったので、パン休憩にしましょう。
来年は、孫たちを遊ばせに連れて来たいな (^^

 ワラビ狩りはらっぱ       ▲ 太古の世界、白亜紀みたいな雰囲気
 何処までもついてくるコンコン平ってか              ▲ 東屋その2

3月に来た時はもっと右側を歩いたとか歩かないとか、あの白樺の様子は見覚えがあるとかないとか、無駄口を叩きながら森を行く。

そして再び牧柵のゲートをすり抜けて、牧場エリアから脱出。

 通り抜ける幅ギリギリ

笹の刈り払いが行き届いた登山道は、緩やかに登っていますね。
いつの間にか青空が白くなっているのに気付きました
周りは緑一色の世界でもあります。

鹿沢温泉から直接登ってくる道に合流。
緑濃く葉っぱが茂っているので、積雪期のイメージと全然一致しません。
確かこの上をトラバース気味に登ったと思うのですが 。。。

雪の時期には下草は埋もれ、白樺の幹だけが目立って今より全然疎らに見えますもん。

 熊鈴鳴らして
 角間登山道に合流              ▲ 分岐標識
                          ▲ ミヤコグサが歓迎してくれる道です
ウマノアシガタ グンバイズル ミヤコグサ ワレモコウ コナスビ


 この時は天気が良かったから、雨予報のことはすっかり忘れてました (^^;

 角間峠に向う途中で、下山してこられる単独さん♂や3人partyとすれ違いましたが、それが本日唯一の遭遇者だった。
 稜線には高山植物が咲き乱れてたって ・・・
 何が咲いていたのか訊ねたら、花の名前は知らないとのこと


角間峠ちゃく。
いよいよ角間山へアタックですよん
(相当大げさですけど)

南面のトラバース道からは何とか浅間方面が見えていたのですが、だんだんとガスっぽくなってきた。

 角間峠から湯の丸北峰             ▲ 角間峠の東屋
 角間山へアタック開始             ▲ シコシコおいちゃん
カワラナデシコ コキンレイカ ホソバノキリンソウ クガイソウ ヤマニガナ
 ヨツバヒヨドリと湯の丸山          ▲ 浅間方面は見えていました

と思ったのも束の間、黒雲が急襲して雨がポツポツ落ちてきた。
何とか稜線まで行きたいと思ったのですが、冷気とともに雨風が本気を出しちゃいました

短時間に通り過ぎる雨とは思いましたが、いきなりバケツをひっくり返されて登頂意欲完全喪失。
カッパにザックカバーや傘を出すも既に遅く、しょぼくれて撤退します。

峠の東屋まで特急で下って、体勢を立て直しますね。
私も傘を出して下ります。

 速攻下山
 屋根の下で体勢を整えて               ▲ しょぼっ
 雨が好きな人もいるし            ▲ 明るくなってきたような
 雨に打たれてヤマホタルブクロ             ▲ ん? 雨止んだし
 

登山口が近くなったら、何と雨が止んで陽が射してきた。
やめてyo さっきの雨は何だったのよ。

もう少し雨が降るのが遅かったら良かったのにね ・・・
またしても、蝶よ花よと戯れて下る二人でした。

     ▲ ヒョウモンチョウ          アサギマダラ
ダイコンソウ ホツツジ イケマ ヤブジラミ ノコギリソウ
ニッコウキスゲ ノハナショウブ コオニユリ ヤナギラン ハクサンフウロ

登り始めてすぐに余分なことをして道を見失なわなかったら ・・・
ワラビ採りに夢中になって、ちゃんと歩かなかったからなあ ・・・
ご飯炊きを昨夜の内にセットしとけば、もっと早く出発できてたのに ・・・

いろいろ重なって、角間山登頂ポーズが果たせなかった。
反省することしきりでした

車に戻ってさっぱり総着替え。

 第九十九番 千手観音

いつもの湯の丸高原ホテルで温泉に入ろう。
地蔵峠に戻ったら、二つの学校の生徒が集まっていました。
小学生の林間教室でしょうかね。

貸しきり状態の温泉でゆっくりして、息子の家に行く道すがら浅間山が顔を出していました。
でも角間山方面は、相変わらず白い雲がかかっていました。

 小学生の団体さま
 浅間高原ホテルで汗を流して           ▲ 佐久地方のの田園風景
野菜と果物を仕入れて            お迎えにあがりましたよ
カブトムシに夢中な小1♂          ▲ 留守番の末娘が履物語り

息子宅では28℃。
やっぱし長野県は涼しくて天国だわ。
山上と同じように、お昼前にゲリラ豪雨が通り過ぎたとか。

夏休みに入った♂孫3人を預かって、暑い群馬に帰りますね。
高速料金が高くなったにも拘わらず、帰りはしっかり渋滞していました。

きょうは群馬も夕立があったのか?涼しく寝られそうです(^^)

富岡IC付近は何故か渋滞しやすい

きのう連れて帰るときはお客さん待遇でしたが、一夜明ければ必殺仕置人にしごかれる境遇。

朝から晩まで目が離せません。
可愛いのですが、特に下の二人は想像を超えた悪ガキ仕様です。

私の言うことは完全無視
おじいちゃんが会社から帰ってきて、毎晩のように爆弾投下です
元気なだけがトリエ (^^; とほほ。

 寝相悪すぎ (翌朝)