2014.07.13 (日)                        K2Couple No.0463 

籠ノ登山
かごのとやま(群馬県・長野県)
2,227m

   水ノ塔山 2202m 東籠 2227m 西籠 2212m

涼を求めて ・・・ 涼し過ぎた

コース最大標高差 : 280
コース累積標高差(+) : 650
コース累積標高差(−) : 650
コース沿面距離 : 8.4 km
行動時間 : 5'40"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  最高の避暑地、東籠ノ登山頂
  3:55 = 藤岡IC(上信越道)佐久IC = 5:20 高峰温泉

 高峰温泉 5:30 - 5:45 うぐいす展望台 - 6:50 水ノ塔山 7:00 - 7:50 東籠ノ登山 - 8:20 西籠ノ登山(L1) 9:05 -

 9:30 東籠ノ登山 - 10:05 兎平 (池ノ平駐車場) 10:10 - 湯の丸高峰林道 - 11:10 高峰温泉

 高峰温泉 12:00 = R18碓氷バイパス = 14:10


    籠ノ登山の場所
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


高峰温泉 (¥500)

大型台風が通過した翌日、金曜日の暑さ(37℃)は半端じゃなかった。
会社からヨレて帰ってきたおいちゃん、「どこか涼しいとこに行きたい〜」

土曜日は絶好の山日和なのに、前日の夏バテ症候群をひきずる相棒は起きてくる気配がありません。
だるそうな顔で、明日のほうが涼しくていんじゃないか?って。

日曜日の天気予報はAM 曇りPM 雨だから、涼しいに決まってる。
普通の人なら、ピーカンの土曜日に行くと思うけどね

 いつも利用するコンビニ店だす

という訳で、土曜はだらけて日曜の早朝に行くことにした。
はらっぱは中々寝付けず、睡眠時間1時間で行く羽目になった
昨夜12時頃はお月様が輝いていたのに、今朝は曇ってどんよりしてます。
浅間はどうだろ?
トンネルを抜けて長野県に入っても、同じくどんよ〜り。

それでも八ヶ岳や浅間連山の全貌を望むことができます。

 佐久IC
 佐久ICから浅間サンラインへ      ▲ 車坂峠から望む、籠ノ登山と水ノ塔山

浅間2000の駐車場には、思いのほか多くの車が停まっていました。
トイレは時間外で閉鎖中。

高峰温泉へ。
湯の丸高峰林道はam7〜pm5が通行可能時間帯なので、まだゲートが締まっていました。

山帰りにお風呂に入ることにして、ご挨拶だけして登山口へ。
早朝5時半の清々しい気分ですが、空は決して清々しくはない。

 高峰温泉

さっそく、初心なハクサンシャクナゲが迎えてくれました (^^
大昔歩いた記憶は完全に飛んでいるので新鮮です。
5年前にスノーシューで登った時は、もっと楽だったような気もしますけど。

この頃は八ヶ岳のスカイラインがはっきり見えていました。
晴れていれば展望が良く、気持ちの良い登山道なのですが ・・・

 水ノ塔山登山口                ▲ 八ヶ岳
 花に元気を貰いながら登ります         ▲ 開放的な登山道なので大好き

 ハクサンシャクナゲ  蕾  ネバリノギラン  コメツツジ
 チダケサシ  テガタチドリ  シロバナテガタチドリ  コキンレイカ
 ツマトリソウ  コケモモ  ゴゼンタチバナ  ミヤマヤナギ

                          ▲ 心も身体も飛んでけ〜的ポーズ

うぐいす展望台を過ぎ一旦下って登り返せば、超開放的な岩ゴロの登りが続く素晴らしいコースです。
浅間連山広しと言えども、これだけ大岩の続くルートは他にありません。

振り返れば八ヶ岳。
浅間近隣の山々も手に取るように見える眺望ルートです。

 サイコロ岩がゴロゴロ      ▲ 浅間の中でも超開放的なイワイワルート

 ハナニガナ  ベニバナイチヤクソウ  クロマメノキ  テガタチドリ  ウスユキソウ
 オンタデ  ツガザクラ  ハイマツ  オトギリソウ  ニガイチゴ

                             ▲ こんな感じで山頂に至る

水ノ塔山頂からは、遠く北アルプスも薄っすらと見えていましたよ。
西上州の御荷鉾山も、ちっちゃいながらちゃんとあります。

山頂から西に少し行ってみると、籠ノ登山まですっきり連なっています。
まだ7時前なので、人の姿はないようです。
天気はもって正午までと思い、早い出発になったのでした。

ゆっくりドリンク休憩をして、東籠ノ登山に向いますね。

 水ノ塔山頂
                          ▲ 水ノ塔山頂から東西籠ノ登山

登山道は稜線の北側を捲いて、少しばかり樹林に潜ります。
そこから見えるのは、雲海に浮かぶ根子と四阿山。
そして、嬬恋村の高原野菜畑が端正に広がっています。

その道は、ゴゼンタチバナ、イワカガミ、マイヅルソウの道です。
この時期の定番ですけどね (^^;

▲ ピーク北側もイワイワちっく               ▲ 四阿山
 ゴゼンタチバナ

      ▲ コイワカガミ           マイヅルソウ


                             ▲ 水ノ塔山を下って ・・・ 右には高峯山と登ってきた尾根
 岩のアップダウンは楽しい           ▲ 薄くなってきた八ヶ岳
 赤ゾレ経由東西の籠ノ登山        ▲ 水ノ塔山の後ろに浅間黒斑山

 赤ゾレからの東籠ノ登山と高峰林道             ▲ あんた誰だっけ

期待していたカモシカ君は姿を見せてくれませんね。
赤ゾレ上部の稜線に差し掛かると、鳥が木にとまっていました。
名前を訊いても答えてくれっこないし。
ちょっと歩くと、今度はホシガラスの鳴き声がするので野鳥観察会です。

そして、きょうの目的の花にはバッチリ会えましたよ
君の名は ・・・ イチヨウラン。

 イチヨウラン (一葉蘭)

        ガーガーと啼いてたホシガラス

 熊笹の花           東籠ノ登山頂から八ヶ岳

AM7:50。
きょう二つ目のピーク、東籠ノ登山にも人はいなかった。
高峰温泉からここまで、誰にも会いませんでしたね。
池ノ平の駐車場にも、車は確認できません。

せっかくですから、西籠ノ登のピストンしましょう。
ランチをするには、東より西のほうが落ち着く気がするものですから。

 東籠ノ登山頂        ▲ 山頂に咲くハクサンシャクナゲ
 東籠ノ登山を下って         ▲ 西籠ノ登山に向かいます

前方に烏帽子、湯の丸山を望みながら西籠に向けて一旦下る。
ここにも花はいっぱいです。

ここで、きょう初めて若いカップルさんとすれ違いました。
お互いに元気いっぱい 『おはようございます』
コマクサを見てきましたか?
はい〜

 リンネソウ          ▲ リンネソウおしとやか
 アカミノイヌツゲ  コケモモ  ハナニガナ  ミヤマハンショウズル  ウラジロヨウラク

西籠ノ登山頂では、またまた私たちだけでした。
どくせ〜ん

この頃には風も強くなってきたので、広い山頂独占のわりには西側の風下に回って、小さくなってランチタイムopen。
烏帽子/湯の丸を見ながらお湯を沸かしましょう。
きょうは、 と久し振りに暖かいカレーラーメンですよ。
寒いくらいだったので、熱い が美味しかったし。

 誰もいないな

実は、食事の前にコマクサを鑑賞しておりました

まだ咲き始めのような、紅色濃く白い縁取りも彩やかなコマクサたちに会えました。
稜線上で囲われたザレ地の岩陰にもひっそり咲いていましたが、ここも自然のものではなく人為的に大事に育てている株のようです。
特に囲いはありません。

このまま素敵なコマクサ園になって、訪れる人に大きな感動をもたらす日が来ることを願わずにはいられません。

 群落をなすコマクサとの出会い
                     ▲ 色彩やかな西籠ノ登のコマクサたち

ガスガスの山頂に一瞬陽が射して、これまでず〜っと蕾だったハナニガナが一斉に開いたのも素晴らしかった。

しかしそれも束の間のこと、再びガスがどんどん押し寄せてきて辺りが薄暗くなってきました。
今にも降りそうな雰囲気になったので、早々に切り上げて帰ります。
って、ポツポツ降ってきたし。

 ガスに包まれた西籠ノ登山をあとに
 降ってきちゃった           ▲ 東籠ノ登山頂に戻って

私たちが山頂から下りる頃になって、次々と登山者が登ってこられました。
団体さんも多いね。

ガイドさんが大きい声を張り上げて ・・・
『 これからガレ場と言って岩の道になりますので、注意してくださ〜い 』
参加者はワイワイしているばかりで、イワイワの話を聞いているのかどうか。

 下山にかかる            ▲ ツアー登山かな

下りきって平らになった頃、雨が本気を出してきたので合羽を出しますね。
おいちゃんは長年使い古したお気に入りのボロ傘

ミヤマカラマツの群生で白一色。
霧に霞んでボヤ〜と奇麗だった。

 予定より早く雨が
 林床でまた見つけたイチヨウラン  シロバナヘビイチゴ  オオヤマフスマ  ミヤマカラマツ

兎平に下りると、池ノ平駐車場は満車状態でした。
こんな雨降りなのによく来るよね〜。
殆どのお客さんは、池ノ平湿原がお目当てのようです。

私たちも池ノ平の遊歩道から外輪の山を周回してお花見のつもりでしたが、この雨だ。
どうする?止める?

 兎平に到着

相談しながら、無意識に林道を戻っているK2隊でした (^^;

カッパでは蒸れてきたので、はらっぱも傘に切り替える。
傘をさしての山歩き林道歩きも、それなりの風情があって嫌いではない。

 傘にするわ

林道沿いにも花が咲いているので、けっこう楽しめますね。
思いっきりのトロトロ歩きなので、昔歩いた時より大幅に時間超過だし。

ひょっとして誰か車を停めてさ 『乗ってきませんか』 ってなったらどうする?
そりゃ丁重に断るでしょよ、乗せてもらう縁もないしさ。
何台も通り過ぎましたが、そんな心配は必要なかったのでした

 雨の湯の丸高峰林道は楽しい

        ▲ お嬢さん♪乗っていきませんか

 アヤメ  グンバイズル  ヤマオダマキ  シャジクソウ  ハクサンフウロ
 グンナイフウロ  ニシキウツギ  ヨツバヒヨドリ  シロバナニガナ  オトギリソウ
 ヤマブキショウマ  ノコギリソウ  ノアザミ  ハルジオン  アカツメクサ

林道に咲く花をしっかり楽しみ、高峰温泉に到着。

雨で早く帰ってこられた方が多いのか、お昼前だというのに温泉は混雑しておりました。
温いお湯でじっくり硫黄臭を浸み込ませて、満足満足。

そして外に出ると、ザ〜ザ〜降りの雨。
時間が早いので、軽井沢経由碓井バイパスを走って帰りますね。
高速道路休日割引率DOWNに対する抗議の意味も込めて ・・・

 高峰温泉に帰還

 ありっ ♂お気に入りの黄色いタオル、脱衣所に忘れてきちゃったらしい
 タオルごときに未練たらたら ・・・
 一方はらっぱは寝不足がたたって睡魔に襲われ、助手席で気持ちよくずっと船を漕いでおりましたような。
 山上では涼しさ満点14℃、高崎まで帰ってきたら28℃。