2014.05.10 (土)   K2Couple No.0455 

荒山
赤城 あらやま(群馬県)
1,572m
何となく風に吹かれてアカヤシオ

コース最大標高差 : 555
コース累積標高差(+) : 625
コース累積標高差(−) : 625
コース沿面距離 : 6.6 km
行動時間 : 4'40"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  昨日の春の嵐で痛々しいけど

  8:30 = 前橋 = 9:35 姫百合P(芝の駐車場)

 姫百合P 9:40 ... 10:00 ふれあいの十字路 【荒山高原分岐】 ... 10:40 展望の広場 ... 11:00 休憩 11:10 ... 11:35 荒山 11:40 ...
 11:50 ひさし岩 ... 12:00 避難小屋 【L】 12:25 ... 12:50 棚上十字路 ... 13:00 荒山高原 13:20 ... 13:40 ふれあいの十字路 ...
 14:00 木の家分岐 ... 14:20 姫百合P
 姫百合P(芝)14:25 = 14:30 第二駐車場 14:35 あかぎ木の家 【見学/散策】 15:35 = 16:45

   荒山の場所

 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)



何気に連休疲れで今週は遠征する気力がないので、赤城山でのんびりするつもりで家を出たんです。
ところが昨日からの強風が残ってる上、赤城山の姿がありません

どうする?たって、出ちゃったものは止まらない。
姫百合の駐車場に着くと満車ですよ。
奥に進み、姫百合pと第二駐車場の間の芝生ちっくな駐車スペースへ。
ここは、はらっぱが初めてのおつかいの時に停めた場所です。【REPO】

 気持ちの良い駐車スペース

例の場所にクリンソウが ・・・ まだ咲いてないだろうな。
やっぱり。
でも可愛い蕾が、ちょこんと付いていました

 おいちゃんにとって初めての場所      ▲ 蕾だけどクリンソウ
 標識が親切にいっぱいあります            ▲ ふれあいの十字路
タチツボスミレ エイザンスミレ ミツバツツジ ヒゲネワチガイソウ

行けども行けども花はなく、風の音が唸っているだけ。
電車が走ってるみたいな
走りっぱなしの新幹線みたい ・・・ 東京駅の雑踏ホームみたい ・・・

ふれあいの十字路から展望広場へ。
展望広場から上は、ゴーゴーと台風のように木々の梢を渡る音。
その割りに登山道は風が当たらない

 展望広場

姫百合pの車の人達は、みんな鍋割山へ行かれたのだろうか?
荒山への道は閑散としています。

昔ピンクに染まっていたひさし岩の尾根には、チラホラと咲いてはいますが少ないみたい。
昨日の春の嵐で散ってしまったのかしら。

 荒山へ

斜面のアカヤシオは、笹の上にずいぶんと花が落ちています。
アカヤシオ受難。

山頂直下に雪の塊が残っていましたよ。
稀にみる豪雪の名残りですね。

 もう少しすれば花盛りの道だよね           ▲ 健気に咲くアカヤシオさん
 アカヤシオを求めて               ▲ 雪だ〜
ニオイタチツボスミレ コブシ アカヤシオ フモトスミレ
ミツバツチグリ ミヤマスミレ サクラスミレ

山頂では、老年カップルさんが侘しく食事をしていました。
アカヤシオはまだ蕾です。
やっぱりちょっと早かったようです

私たちはこの風の中ではランチする気にもなれず。
ご挨拶だけしてスルー。

 荒山
 三角点          ▲ 荒山から地蔵岳と長七郎山

ひさし岩までの尾根には、咲き始めのアカヤシオがありました。
と思いきや、散っている個体もあって訳わからん。

展望のひさし岩も風が吹き抜けるので、下の分岐までダッシュ
途中にあるアヅマシャクナゲは、今にも咲きそうな蕾を付けていました。

 散っていたり蕾だったり
 吹かれてひさし岩             ▲ アヅマシャクナゲ

避難小屋まで下りると風は穏やかになり、男性二人がラーメン中でした。

私たちもまねっこカップラーメン。
涼しい陽気でしたので、暖かいランチが美味しかった。

ここから荒山高原まではヤマツツジ通りなのですが、まだ硬い蕾です。
やっぱりちょっと早かったようですね

 避難小屋に下りて
 軽井沢峠分岐            ▲ 今のところ静かな山道

アカヤシオを見つけると、速攻写真を撮るおいちゃん。

棚上十字路まで帰って来たら、埼玉から来た中学生の団体が鍋割山からぞろぞろ下山中で音量MAX賑やかでしたよ。
こんちは〜こんちわ〜。
山の挨拶を何回したことか

 アカヤシオ             棚上十字路の小屋

やっと静かに歩いて荒山高原に着いてみれば、ここにも中学生の遅組がランチをしたり寝そべったりして大賑わいです。

まだ山の色彩が乏しい時季ですから、中学生の歓声がせめてもの救い。
若い子はいいですね。

 カラーレスの荒山高原
 年寄りはこっちで               若い子はあっち

少し荒山方面に入った場所にアカヤシオが群生しているはずと、おいちゃんは偵察に行きました。
なかなか帰ってこないので迎えに行くと、まだ綺麗なアカヤシオが沢山残っているじゃありませんか。

昨日の雹と強風で痛んだ花も多く、ちょっと可哀想なアカヤシオです。

 群生地             ▲ ほっとする色調
                               ▲ これは豪勢でしょよ

鍋割山も風が強そうなので潔くチョンボカット。

帰り道には、まだカタクリが咲いていますね。
赤城はやっぱり寒いのです。

風穴からは、夏感じるような涼しい風が吹き出していません。

 カタクリ
 荒山風穴          ▲ 最初のうちは岩ゴロゴロ道
カタクリさん コウグイスカグラ ムシカリ

周回してふれあいの十字路まで戻ってきました。

標識にある木の家ってのが気になりますね〜。
何なんかね〜木の家って。
木でできた家なんじゃないの

はっはっはっ 。。。
赤城山麓のレジャー知識に全く疎いK2隊であります

 ふれあい十字路の標識

どうしても気になる木の家。
時間もあるし、ちょっと様子を見に行ってみましょう。

道沿いのヤマザクラがまだ綺麗でしたね。
木の家への道は、尾根を辿って行きます。
未だ踏み込んだことのない未知の領域が、新鮮ではあります。

 風もおさまりチンタラ歩く            ▲ 山を彩る桜花かな
 標識だらけで変に難しい          ▲ 未知との遭遇的な訳でして
 シロバナエンレイソウ  ウグイスカグラ  センボンヤリ  アケボノスミレ
 ヤマツツジはまだ蕾  ニョイスミレ  ヒトリシズカ

だんだんと駐車場が遠くなっていきそうで、途中から四季の道に変更。

駐車スペースに帰ってくると、すぐそばのローラー滑り台をキャ〜キャ〜楽しそうに親子さんが滑っていきました。
その楽しさ味わった頃が懐かしいです。

 四季の道
 おっ、滑ってる            ▲ きゃ〜ギャ〜きゃ〜

やっぱり木の家が頭から離れないので、車で行ってみよう。
鍋割相吉林道も走ったことがないので、向学のためにもね。

第二駐車場は、ローラー滑り台の終点にありました。
広い駐車場でトイレも完備です。

 花が盛りの第二駐車場             ▲ トイレもあります
                          ▲ あちこちにあった、赤城森林公園ふれあいの森マップ
                     上記は木の家にあった看板の実写版ですが、下記サイトに詳しく載っています
               ふれあいの森 (県立赤城森林公園)
  https://www.maebashi-cvb.com/spot/8517

さらに進んで林道の支線に入ると、ついに木の家発見。
木造という意味ではなく、森林公園だから木の家なんですね。
ここが第一駐車場だったのだ。
目からウロコが落ちた

木の家は森林公園の一部で県の施設なのです。
内部を見学して森の勉強してきました。

 木の家

木工教室で、一組の親子さんが工作に取り組んでいました。
楽しそうな親子のふれあいを感じますね。
うちの孫も連れてきたら喜ぶだろうな

外にいた職員さん♂が懇切丁寧に説明してくださいました。
バーベキュー施設(食材と炭以外は全部無料)やキャンプ場も併設されていて、バンガローや貸しテントもあるそうな。

吊橋を渡った300m先にウコンザクラが咲いてるから行ってみなっ。
満開だよ。

 木工教室の作品
 地蔵岳も見えるし              ▲ 吊橋を渡って
 車道に出たら、そこは箕輪林道だった               ▲ ウコンザクラ

言われるままに吊橋を渡ったら、車道(箕輪林道)に出た。
近くにあった案内地図(ふれあいの森マップ)を見て大ビックリです。
県道前橋赤城線から、いつもチョンボして走る林道じゃん。

こうなってるのか〜 (今更ですが)
またまた、目からウロコが落ちましたよ

 いつも通る林道脇だった     ▲ 桜がいっぱい咲いてると思ったら「さくらの広場」
 キャンプ場に戻って             ▲ ヤマツツジが咲いてた
 リョウブの実             ▲ ニホンサクラソウ
ズミの蕾 カスミザクラ ニガイチゴ マルバスミレ

いつか孫達を連れてきたい場所ですよ。
その時のために、ミニローラー滑り台で練習するはらっぱ (^^;
思いっきり童心に還ります。

よその人に見られたら恥ずかしいやん
年寄り二人して何やってんだか〜。

 想定を超える無邪気さ
 榛名山の上に浅間山が見える        ▲ 森のかけはし(公園から登山道へ)