2014.05.04 (日)                        K2Couple No.0454 

滝子山
たきごやま(山梨県)
1,610m
南稜(寂ショウ尾根)経由早朝便

コース最大標高差 : 880
コース累積標高差(+) : 1,130
コース累積標高差(-) : 1,130
コース沿面距離 : 10.4 km
行動時間 : 7'05"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 滝子山頂より三ツ峠の上に秀麗富士

 ローソンp 4:30 = 4:45 寂ショウ尾根取付点 5:00 = 5:10 滝子山登山口PS

 登山口PS 5:20 - 5:30 大鹿林道分岐 - 6:10 寂ショウ尾根取付 - 6:55 (BF) 7:10 - 7:40 岩場始まり 7:50 -
 9:00 浜立山分岐 (岩場終了) 9:05 - 9:25 滝子山(L) 10:10 - 1020 白縫神社 - 10:25 大谷ヶ丸分岐 - 11:05 沢道分岐 -
 11:50 雪崩跡 - 12:25 登山口PS
 登山口PS 12:45 = 雁坂トンネル = 秩父 = 15:50

  滝子山の場所
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


ローソンの駐車場の片隅で、二日目の夜を明かしました。
コンビニで車中泊は初めての経験でしたが、買い物もトイレも不自由なし。
文字通り、コンビニエンスストアですがね (^^

昨晩は暑くて暑くてすぐには寝付けませんでした。(昨日の山梨市は30℃)
肌けて寝たら夜中に寒くて目が覚めた。(AM4:30の気温は8℃)

信号の前なので、車の音 もうるさかったしね。

明るくなるのを待っておいちゃんを起こし、軽く朝食。
4時半に登山口へ移動開始します。

 初狩町ローソンから滝子山

寂ショウ尾根の取付点が不安だったので、昨日明るいうちに下見をしておいたのですが、おそ沢左岸から取り付くのが一番近そうだった。

しかし、いざ着いてみると夜明けとはいえ樹林帯の中はまだ薄暗い。
踏み跡もはっきりしないし、途中に気味の悪い廃屋もあるしね。

思案の末 ・・・
とりあえず車を下山口まで上げて、林道を歩いて戻る頃には明るくなるでしょうってことに決まった。

 この標識から入るのが良いと思いますけど (前日)

すみ沢登山口の駐車スペースまで上がったら、1台停まっていました。
ここから林道を120m下って、訳のわからん尾根を180mも登り返さなくてはならない。
ちょっぴり嫌気がさしてきた二人。

下から登ってもどうせ大鹿林道に出るんだから、林道通しに歩こう。
そうしよ そうしよ(^^
ちょっと遠回りだけど、その方が気楽だよね

 ウワミズザクラ
 市営林道大鹿線(車両通行止め)       ヤマツツジと前方に見える寂ショウ尾根

等高線に沿ってクネクネ、やや登り勾配の単調な林道歩き。
はらっぱは花の写真を撮りながら歩くので、小1時間も掛かった (^^;
柏木沢橋を渡って廻り込んだところに、取り付き点の標識あり。
危ないって書いてあるよ

南稜は岩尾根の破線ルートらしいのであまり気乗りしないのに、無理やり登らされる訳で。
おいちゃんが大丈夫だと言うから、信用しますけどね。

登山口手前にはヤマツツジが咲いていた。

 寂ショウ尾根取り付きポイント

トウゴクミツバツツジの木は沢山あるのに、すでに花が散ってしまって三ツ葉が出ています。
足元にも花は無いし、チョッピリ寂しい登りです。

最初の100mは急登ですが、次第に緩斜面になり登りやすい。
ルートもしっかり出来てるし赤ペンもあり、普通の登山道と変わらない。
楽勝じゃんって急に元気付くはらっぱ。

徐々に高度が増してきて、振り返ると富士山の姿に歓声を上げる。
どしたん?
見つけちゃった 富士山。
(いつも私が先に見つけるので相棒は残念がる)

朝の陽が差し込む急登
 新緑が美しい季節              ▲ アケボノスミレ
 ミツバツツジが残っていました          滝子山の一端が見えてきた
 根っこの多い道でもあった             富士山見っけ (^^

富士山を見つけてからは、振り向く度に背中を押してくれてるようでした。
そして、トウゴクミツバツツジも綺麗になってきましたぜ~。

樹間から富士山を眺めながら、2回目の朝食。
調子よく登っていたら、何気にイワイワちっくになってきました。
急斜面の岩場に備えて、ドリンク休憩しますね。


 ゴツゴツしてきた          ▲ 手がかり足がかりは豊富
 快調そのもの          ▲ ノーヘルなので落石注意
 ほっとする場所           ▲ ルート中唯一のクサリ
 途中から、はらっぱリード               登りやすいよ

手がかり足がかりは豊富にあり、技術的に難しい場所はありません。
どの山でもそうですが、落ちると痛い目にあうのでゆっくり慎重に登ります。
痩せ尾根の岩場もありスリリングですが、立ち木多く高度感はない。

約1時間で岩尾根を抜けると、「滑落多発!危険」の看板があった。
確かに!悪条件でこの尾根を下るのはいやらしいかもね。

登りきったところから、富士山が松の木の間にで~んと見えています。

 岩場を抜けて              ▲ カッコいい~
 まだ続く急登              ▲ ヒメイワカガミ

寂ショウ尾根上部には、ヤマツツジの木が多く蕾をたくさん付けています。
このすぐ上の小ピークは捲き道がありますが、崩落のためピーク越え。

ピーク付近には、イワカガミの葉っぱがビッシリと張り付いていましたよ。
蕾を沢山付けていたので、咲いたら見事でしょう。
ベニバナヒメイワカガミの群落らしい。

そして、またまた岩場を越えて一登りで、浜立山からの稜線に出る。

 浜立山分岐、注意看板の先には富士山

少し下って、いよいよ滝子山に登り上げます。
この登りも結構な急登。
着いた~と思ったら、もうひとつ高いピークがあり一旦下っている
ニセピークに騙されたのよ。

ニセピークと言えども、展望はまあまあ本物だった。

 まだ山頂じゃなかった (^^;

やっとこさ山頂に着いたら、まだ誰も居なくて一番乗りだったのかな。
360゜とは言えませんが、素晴らしい眺めです。
南アルプスも丹沢方面も、そして三ツ峠などの山々を前衛に富士山です。
道志、大菩薩嶺、遠くに八ヶ岳も。

富士山を正面に見る特等席に座って、超贅沢なコンビニランチ (^^;
まったりだらだら過ごしてしまいました。
真下には笹子の集落と、登ってきた南稜が峰の山に伸びています。

その内一人増え二人増え ・・・ 口数の少ない単独の男性ばっか。

 富士山に雲が少し
 わりと狭い山頂              南アは梢に遮られて
 秀麗富嶽十二景登頂記念なんちゃって             ▲ 金峰山と遠く八ヶ岳

大月市秀麗富嶽十二景四番山頂をあとにします。
番号付きって、なんか札所巡りの気分やね。
それでもって、初めての札所だけどいきなり四番だったね。

山頂から5分で初狩駅との分岐を左に曲がって、ほどなく白縫神社でした。
あとで気がついたんですけど、分岐を直進すれば三角点峰?

私達が下り始めると、どんどんひっきりなしに登って来られましたよ。
さすが人気の山ということの証明ですね。

 白縫神社
 紅葉の綺麗なところかしら       ▲ はらっぱが撮っているのは鳳凰三山

ハシリドコロの花がわんさか咲き始める頃に、大谷ヶ丸山との分岐あり。
笹子駅方面に曲がってすぐに、明るくて気持ちの良い防火帯の道です。
紅葉が素晴らしいところだと聞いてますけど、今は春。

少しづつ、小さな花が見られるようになりました。
アブラチャンがずっと続く道もあり。

 ハシリドコロの咲く澄んだ沢
 アブラチャン街道                キブシ
 すみ沢上流部      ミツバコンロンソウ       マルバコンロンソウ

道が、沢ルートと迂回ルートに分かれる。
何気に沢ルートへ。

ほとんどの人がこちらを歩かれるようで、大勢の人とすれ違いますね。
こんなに登ったら、山頂から人がこぼれるし。

 迂回ルート分岐
 ミツバツチグリ      ▲ ヤマエンゴサク           キケマン
 紅葉が綺麗らしいけど、今は春               ▲ 滝も多いし

沢沿いのトラバース道が続くので、ぼんやり周りを見てもいられない。
砂地のズルズル斜面は若干歩きにくいね。

滝まで下りると、いきなりニリンソウの群生が広がっていました。
今年初めて見るまともなニリンソウさんが可愛かった。

何人か見かけましたが、沢登りのpartyも入る沢なんですね。

 ここにもニリンソウ                ニリンソウ
 満開ですよ        ▲ こんな滝がいくつかあったような
 ミツバも咲いてるし           ▲ 雪で倒れた木が目立つ

相変わらず、一人がやっと通れる気の抜けない道が続きます。
沢に残雪が見られましたが、間もなく登山道も雪で塞がれちゃってます。
驚きです。
この時期この山で、雪の上を歩くとは思いもしませんでしたから。

地元の方から、雪崩の跡は注意してくださいとの助言をいただきます。
沢を渡る橋も雪の下に隠れて、何気にスノーブリッジ状態。

 ここで雪かい              しばらく続く雪道

これも2月の大雪の被害でしょう。
山梨県はひどかったそうですから、想像に難くない。

雪は消えても倒木が多くあり、道をふさいでいるので跨いだり潜ったり。
これが案外疲れたりして (^^;

 どうに通るかパズル状態
 ユリワサビ              ▲ エイザンスミレ

後はだらだらと下りますが、切り立った沢のトラバースも多く気が抜けない。
紅葉に浮かれて余所見して歩いたら危ない道ですが、今は春だってば。

橋が見えれば、大鹿林道にある道証地蔵の登山口はすぐです。

駐車スペースは満車でしたが、特に溢れた車はありません。
あの大勢の登山者は、ほとんど駅から歩いて来られたのでしょうか?
車頼りの群馬県人としては、理解しにくいです。

 沢を高捲いて
 最後の橋を渡れば終わりなのだ           ヒトリシズカ                ▲ コスミレ
 ほらねっ登山口            ▲ 車はこれしかない ?

これにて、今年の五月連休の山旅3日間は終了しました。
一般道を走って、車中泊でコンビニ弁当
史上稀にみる、絵に描いたような超廉価版でしたね。

これから二家族孫達全員が来ると連絡があったので、温泉はカットして家路を急ぎます。
たいして汗かかなかったしね(♂) 大汗かいたよ(♀)

雁坂トンネル経由一般道で3時間、全く渋滞も無く裏道スイスイ帰りました。

 雁坂みち

荷物を片付け終わると同時に孫達が到着し、賑やかになりました。
夕食の買出しをして、てんやわんやの大騒動。

食後は、歌う子踊る子順番にお笑い大会突入です。
夜が更けるに任せる。
ちょっとでいいから、子供のパワーを分けて貰いたい今日この頃です

 芸能大会始まる