2013.12.07 (土)   K2Couple No.0437 

城ヶ崎海岸/あかねの浜
じょうがさきかいがん(静岡県)
0 m
伊豆でクライミング&忘年会

コース最大標高差 : 30
コース累積標高差(+) : 30
コース累積標高差(−) : 30
コース距離 : 3.0 km
行動時間 : 7'55"

* 標高、距離はテキトーです

 広目天(5.8)を登るはらっぱ
  20:00 = 本庄児玉IC/関越道・圏央道/高尾山IC = 一般道 = 相模原愛川IC/圏央道・小田原厚木道路・西湘バイパス/石橋IC =
 23:20 伊東マリンタウン 【車中泊】 6:50 = 7:25 ガスト 【BF】 7:55 = 8:10 イガイガネP
 イガイガネP 8:35 ... 9:00 あかねの浜 【クライミング】 16:00 ... 16:30 イガイガネP
 イガイガネP16:45 = 伊豆高原駅 【買出し】 = 17:10 民宿いさお丸 【忘年会】 【泊】

城ヶ崎あかねの浜の場所

民宿 いさお丸 (¥6,000 +α)


約束していたクライミング&忘年会の日がやってきました。
3年ぶりの伊豆/城ヶ崎ですよん。

おいちゃんの帰宅を待って、車に荷物を積み込みます。
あわただしく夕飯を済ませて出発しました。

3年前は富士山を眺めながら箱根に寄り道したのですが、今回は夜間なので最短と思われる道を走りますね。【REPO】
ナビの地図が古い上に圏央道が途中で切れているので、二人がかりで何とか迷子にならずに到着しました (^^;

 夜間の都市部はややこしい

懐かしい伊東マリンタウン(道の駅)の駐車場で車中泊です。
八王子附近の気温は6℃だったのに、伊東では11℃と暖かでした。

朝目を覚ましてトイレに行ったら、たっくん達とぴったしドッキング。
ちょうど相模湾から昇る美しい日の出の時刻です。
海の彼方から昇る太陽を、みんなで眺めて感動しきりでしたよ。

 相模湾から昇る太陽          ▲ 本間ちゃんと夜明けのデート
 伊東マリンタウンの朝             ▲ ちょっと南国っぽく

コンビニで食料を仕入れてから、ガストで全員合流します。
横須賀、横浜、鎌倉、鈴鹿、甲賀、高崎から全部で8人。
朝食を食べて(支払いは静岡方式)、懐かしいあかねの浜に移動。
駐車場はほぼ満杯で、釣り師が多いのだそうです。

アプローチの道沿いには、3年前より花が元気にいっぱい咲いていました。
波の彼方には伊豆大島が見えています。

週間天気予報では傘マークだったのに、たっくんの執念で晴れ。
風もなくほっこり暖かく、まさにクライミング日和です。

 イガイガネ駐車場
 先発隊            ▲ 城ヶ崎海岸の案内板
 海沿いの散策路(ツワブキ)             ▲ あかねの浜入り口
 トベラ               ▲ イソギク
人面岩
 アゼトウナ(畝唐菜)              ▲ あかねの浜            東北大震災前は目があったよ
 伊豆大島             ▲ 釣り師がいますね
 準備中             ▲ さて始めますか

 本チャンと違ってゲレンデでは同時多発的に登っていますので、時系列で追うには無理があります。
 で〜、ルート毎のスナップ写真を並べることにします。

  キャンドル 5.7 (杉野ガイド5.8) : 日本最強の5.7(?)もムーブ次第

まずはキャンドルに挑戦です。
本間ちゃんが2年越しで先日クリアーできたらしい日本最強の5.7だって。
末次さんがリードして、トップロープを張ってくださいます。

 ビレーヤーは本間ちゃん        ▲ 核心も慎重に抜けて                  頼もしい

さっそくおいちゃんが挑戦しましたが実力不足、途中でギブアップです
無理な体勢で頑張りすぎたため腕がパンプして、このあとのクライミングがぐちゃぐちゃな結果になったのでした。

先週も来たという本間ちゃんは、ホンマスペシャルムーブで難なくクリア。
年季が違うし (^^;

 途中までは良かったが ・・・          ▲ 核心のムーブがつかめない

うさぎさんでも、核心で苦労しているようでした。
たっくんの熱血指導を受けたとっちゃんは、まさに甲賀くノ一の本領発揮。

みんなの様子を見るだけで難しそうなので、私はきっぱりパスですよ (^^

 アクロバチッククライマー           ▲ とっちゃん                     しなやかに

隊長は大きい身体をフルに生かして、ダイナミックなムーブを披露します。
みんなアングリ口をあけて、すっげ〜。
格が違うし (^^;

 ダイナミック隊長         ▲ えっ何処が核心?             アンダーを決めるうさぎさん
  イソギク 5.7 (杉野ガイド5.8) : 後半は指の入るところが限られている

初めはみんな揃ってキャンドルの登攀を見学してましたが、その内たっくんが隣のイソギクを登ってトップロープを張ってくれました。
はい、皆さん がんばってよ

 イソギクをリードするたっくん             師匠のムーブを観察しますが、すぐ忘れちゃう訳で
                    ▲ 見上げてばかりで首が痛くなるので、寝転がるのが最高
         ▲ よしっ、任せろっ                 最後の壁は細かい                   ▲ とっちゃん

じゃ〜ん はらっぱの登場ですよん。
で、何処登るかというと前回も登ったイソギク。
グレード高いよ 5.7!はらっぱにとってはね (^^

 はらっぱ劇場の会場静まる           ▲ 簡単だ〜              最後のフェースはギブだけどね
                           それほどの高さではないけど、いい眺めだ
  おいちゃん(イソギク)とたっくん(キャンドル)       とっちゃん(イソギク)とうさぎさん(キャンドル)の競演
  ツワブキ 5.10a : 前半は被りをステミング気味に傾斜を殺し、後半はシンクラックからワイドクラックへ

 ▲ うさぎさん(ツワブキ)ととっちゃん(キャンドル)                   ▲▲ とっちゃん見学会

  広目天 5.8+(杉野ガイド 5.9 ) 鳩と仲良く

お昼を食べてのんびりしてたら、
たっくんが最高に面白いルートを登るよって
何が?って聞くと、鳩の糞があるルートなんだよ。
見上げれば、小さなテラスが鳩の休憩所になっているんです。

 たっくんがリードする                   ▲▲ TRを張ってロワーダウン

おいちゃんは、キャンドルダメージで指の力が入らなくなったとか。
ジャミングも全然決まらないし。
たっくんが一生懸命サポートしてるのに、やる気なし
と言うか、握力が限りなくゼロに近い訳で。

出だしのクラックでいきなりギブ。
長い人生、こういうこともあるってことよね。

 コーチも打つ手なく           ▲ 腕力ゼロ握力ゼロ気力ゼロ

亭主の借りは女房が返す。(芸州生まれの上州かかあ天下気質炸裂)
倍返しだ〜。
なんちゃって

しかし、ここは厳しそうだった。

 離陸出来ないので押してもらう

自信はなかったけど、たっくんのアドバイスと末次さんのエールを背に受けて、クラックを突破し何とか上の核心までは登れたんです。
でも、もっこりフェースの核心は、今の私には厳し過ぎる。

直登したら登れない。
下からの指示で、横にトラバース気味に登るのがルートらしいけど。
トラバースしてみてもどうにもならず。
無理でしょよここは ・・・ 力尽きてフォールしちゃいました

 はらっぱ、がんばれ〜          ▲ そっちは無理だ、右行け右っ

そして、大きく振られて空中ブランコ状態です。
でもそれが、何故か不思議と気持ち良かったよ。
私の頭の中を、サーカスのブランコシーンが一瞬よぎったのでした。
海と壁が交互に見えて不思議な感覚。
(これって廻ってるんじゃん)

最後の核心で「もういいから下りろ」って下から叫んでたらしいのですが、私の耳には全く届かなかったのでした。
パニクってたのかなあ。

 敢え無くフォール、空中ロワーダウン         ▲ 良くがんばったって褒めてもらったよ
                       ▲▲▲ 順調に登っているように見えたうさぎさんも落っこちてきた
          ▲ 本間ちゃん                       隊長               振られるのでランニングを追加するたっくん
                              ▲▲▲ とっちゃんは終了点まで登っちゃったよ
                               ▲▲▲ 井戸端会議やら反省会やらいろいろ
  増長天 5.8 : 出だしのジャミングからフレーク、後半のクラックはフェースのホールドを使いながら

増長天は、みんなの登攀を観察して勉強です。
綺麗に登れる人が羨ましい。

あかねの浜は結局最後まで貸切りで、気兼ねなく思う存分楽しみましたよ。

 増長天を前にして                      ▲ 隊長がトライ
                      とっちゃんも登ります                           ロープを回収して懸垂する隊長

  忘年会 6.00 : 出だしのビールはガバ、ワインで調子が出たら核心の金目を割り箸ステミングで一気に昇天

さてさてもう一つのお楽しみは、民宿での盛大な忘年会ですよ。
先ずはお風呂に入って、食事の主役はでっかい金目鯛の姿煮です。
甘辛くてとっても美味しかったです。

山やクライミングの話で盛り上がるのは当たり前ですが、末次さんの蕎麦談議が面白く皆で大笑い。
そして、明日はクライミングのあと蕎麦を食べに熱海に行くことになった。

 お食事準備完了          ▲ 本日の主役は金目鯛さん

   レポ作成に当たり、たっくんから提供された写真をたくさん使用しています。この場を借りてお礼申し上げます。