2013.11.09 (土)   K2Couple No.0433 

鹿 岳
かなたけ(群馬県)
1,015m

        四ツ又山 900m 鹿岳1015m

みちほ姉御と西上州の岩峰へ

コース最大標高差 : 615
コース累積標高差(+) : 975
コース累積標高差(−) : 975
コース沿面距離 : 6.9 km
行動時間 : 6'20"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 鹿岳二ノ岳に登る

  7:05 = 藤岡IC/上信越道/下仁田IC = 7:30 道の駅「しもにた」 8:20 = 8:40 下高原ハーブ園跡地P

 ハーブ園跡地P 8:50 ... 9:10 四ツ又山登山口 ... 9:25 マメガタ峠分岐 ... 9:55 大天狗のコル 10:05 ... 10:40 四ツ又山 10:45 ...

 11:35 マメガタ峠 11:40 ... 12:00 【L1】 12:15 ... 13:00 コル ... 13:15 鹿岳本峰(二ノ岳)【L2】 13:55 ... 14:10 コル ...

 15:05 鹿岳登山口 ... 15:10 ハーブ園跡地P

 ハーブ園跡地P15:25 = 15:45 道の駅しもにた 15:50 = 16:20


                                                               標高map by CASHMIR3D
     鹿岳の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


ひょんなことからmichihoさんと一緒に山へ行くことになった。
訳あって単独の彼女に付き合い、霧積温泉から西上州に変更する。
紅葉は何処がいいのか読みきれないが、大差ないでしょう (^^

下仁田の道の駅で、michihoさんとドッキングします。
往きの高速から見る東の空はどんより暗いけど、西は明るくいい感じです。

道の駅「しもにた」の駐車場は、登山グループでいっぱいですよ。
36名の大団体さん、訊けば私たちと同じ鹿岳に行くとのこと (^^; よろしく。

michihoさんが到着するのを待って、1台に乗り合わせて登山口へ。

 下仁田IC付近の四ツ又・鹿岳

大久保の四ツ又山登山口Pまで入ってみたけど、案の定満車だった。
分岐までバックで戻って、もうひとつ奥の高原集落まで行く。

鹿岳登山口下の南牧ハーブガーデン跡地(廃業)に停めましょう。
今は鹿岳登山口駐車場として開放されている。
入山口と下山口の中間だから、どこでも停められればOKね。
10台以上停められそうな広い敷地に簡易トイレ付きです。

前回来たときには女主人がいて、駐車料金を払ったけど。【REPO】

 ハーブ園跡地に駐車

michihoさんと一緒に登るのはオフ会以来です。

四ツ又山登山口まで舗装道路。
狭岩と言われる清流沿いの緩やかな下りは、おしゃべりの道です。

気持ちの良い朝で、比較的暖かいように感じた。
明日は荒れ模様の天気予報です。

 狭岩を抜けて

登山口の木のマスコットが、前と変わっているように見えました。
台風の影響を受ける山奥なので、壊れちゃったのかな ・・・

このマスコットに会えるのも、この山の楽しみの一つですね。
このあとも、アルミのしっかりした登山標識が整備されていました。

 可愛いかもしれないマスコット          ▲ 小さな滝がサラサラと流れて

小さな滝が気持ちのよい道です。
花の季節でもないのに、無理やり花を探す二人の元お嬢。

どうでもいいから早く来いよ!
花好きの人は、ゴミのような花でも目ざとく見つけるから凄いし。

 最初からこの調子だもんね

肝心の紅葉はピークとは言えないが、時々綺麗な木も出てきます。
マメガタ峠の分岐を左に分けて、畑の横から左奥に鹿岳が見えました。
一ノ岳(南峰)です。

最初に見たときは、どうやって登るのか不思議でしたよ。
鹿岳のコルから急斜面を登るんですよね (^^

沢から少し離れて、杉の植林地を登って行きます。

 鹿岳一ノ岳

尾根に着くと何とか黄葉が見れましたが、赤い木は少なかった。
大天狗と彫られた石碑のあるコルです。

朝お握りをいっこ食べて来たのに、お腹がすいちゃった。
お願いして、簡単なパン休憩にします。

ここで栃木県の単独男性とご対面。
初めての山ですと言うことで、何気に一緒に登ることになります。

 稜線上の大天狗のコルで

今までも急登だったけど、コルからはもっと急ですよ。
ぽつぽつ現れる紅い葉っぱを励みに標高差200m。
頑張ります

四ツ又山には石像が多い。
ピークやコルにもあるし、登山道の途中にもあるよ。

 きれいじゃん             ▲ 気難しい人っぽい

紅葉はちょっと少な目かも。
樹間から鹿岳を眺めて、落ち葉の写真を撮りながらシコシコ登ります。
きょうは落ち葉にも関心がある訳で。

分岐から四ツ又山ピストンです。
北側が開けています。
山頂からの展望は、鹿岳と妙義山や榛名山、薄っすら浅間山。
鼻曲山や浅間隠山も見えています。

 四ツ又山頂
 これから行く鹿岳               ▲ 妙義山塊
 鼻曲山と浅間隠山            ▲ 鹿岳をbackに姉御と
                                           ▲ 北方面全体

分岐まで下り、鹿岳への縦走路に入ります。

短い区間ですが、四ツ又4峰のアップダウンが険しいぞ〜。
ロープの斜面を登ったり下ったり忙しい。

michihoさんが騒いでいますが、何を言ってるのか聞き取れません。
どうもP2を踏まずに来ちゃったらしい。
えっ、まっいっか (^^;

 四ツ又P1分岐からマメガタ峠へ
 
            ▲ 紅葉                       紅葉を撮る人、実を撮る人                   またムラサキシキブかい
 P3へ              ▲ P3の石像
 元気印 ワイルドとも言う         ▲ P4でコースは直角に曲がる

黄葉はそこそこで、嫌になるほどの急下りです。
前方の鹿岳がどんどん高くなってしまうよ (^^;

ロープを握ったり木に掴まったりして、気の抜けない道が続きます。
登山道は急な上に、落ち葉や粘土質でズルッとなる。

 バンバン下ります
 思いっきり紅いし           鹿岳がどんどん高くなっちゃう
 やんなってきた                ▲ まだかよ〜

長い下りののち、マメガタ峠が見えてきました。

周辺のモミジは何気に緑色で、春の新緑みたいに爽やかな感じですよ。
赤黄の中の緑は気持ちいいものでした。
信号は緑だ、急げ〜 って峠はすぐ下ですけど (^^;

 秋の新緑

広場のようなマメガタ峠着。
栃木の男性から、大きな柿を差し入れしていただきましたよ。
「私も柿持って来たんです」 って言えなかったし

私が持ってきたのと同じ次郎柿で、とっても美味しかった。
ここでランチにしたかったのですが、でっかい柿を食べたら変に満腹感。
で、ランチ延期。

 マメガタ峠        ▲ 私も柿持ってきたんですけど

けっこう足が疲れて、ここからの登りはカメ足が更に遅くなっちゃいます。
これからもう一山登る訳で。
足上がんねっ。

この急登には参りますが、鹿岳の上には立ちたいしね。
二本足じゃなく四ツ又五本足なら、足の負担が軽かろうに

 へこへこ

うちね、四ツ又も鹿岳も登ってるけど、それぞれ登っていて通して歩いたことないんよ。
マメガタ峠まで来ると、何故か怠け心に誘われて下りちゃうのよね (^^

え〜っマジで
みちほ真っ青。

 カッコいいよ、綺麗だよ             ▲ モミジも全開だしさ

紅葉の綺麗な場所を見つけて、速攻ランチにしました
腹が減っては戦はできぬ。

食べてる横を、道の駅で出会った団体さんが鹿岳からゾロゾロ下りて来られました。
いつも富岡アルプスを歩いている神成山の会の方々で、年に2回違う山へ行くのだそうです。
私たちより歳が多そうな方も見受けましたが、みなさん元気いっぱいです。

 ランチの準備
 ズミ             ▲ 近づいた鹿岳一ノ岳
 前回はここまで来たんだ            ▲ そうだ!京都、行こう

軽く腹ごしらえが済んで、よし行くぞ〜

しばらく登ったら見覚えのある場所に出た。
アカヤシオの時に、四ツ又山越えて花に釣られてここまで来たのだ。
でも、鹿岳には登らずマメガタ峠に引き返しちゃったよ。

アカヤシオの綺麗だった場所が、そのまま紅葉ゾーンだ。

 紅葉のたんびに写真撮影           ▲ この辺が最高に綺麗だった

一ノ岳捲き道の登りは、ず〜っとロープのある急な細い道でした。
右の谷はけっこう切れてる。

ここで団体さんと会わなくて良かったです。

             ▲ 婦唱夫随
 一ノ岳基部を捲く            ▲ 岩の次は落ち葉の道

鹿岳のコルに着き、とりあえず二ノ岳に登りましょうね。
一ノ岳は帰りに登ればいいし、登んなくてもいいし。


 コルから一ノ岳を見る               ▲ コルの標識
               ▲ リンドウ
 二ノ岳に向かって               ▲ 二ノ岳基部

最初に木の梯子を登ります。
この梯子は自然を生かした芸術的なもので、見る者に大いなる感動と一抹の不安感を与えますね。

右は切れ落ちているので、壊れたらどうしよとか思っちゃう。
谷側に傾いているのも素晴らしいしね (^^;

 トップはおいちゃん              ▲ ワイルドだろっ

梯子の次は鎖のある岩棚の登りです。

どうってことない岩場なのですが、左の下を覗き込んじゃうと、どうってことある岩場に変貌しますよ。
コース中で一番いやらしい場所かもしれません。
ステップ状になってますが、何気に外傾してるもんね。

 鎖は絶対離せないし               ▲ 最後の登り

痩せ尾根を辿って山頂に着きました。

少し先の岩の上に陣取って、ミニランチおやつ休憩です。
荒船山がでっかく見えています。
残念ながら霞んできたので、浅間山は見えなくなっていました。


 山頂直下           ▲ 鹿岳一ノ岳と四ツ又山
 一ノ岳を下る人たち            ▲ 二ノ岳先端の岩峰
 ちょっと霞んじゃったね            ▲ 二ノ岳で撮ってもらった

ゆっくり休憩したので帰りましょう。

あとは下るだけなのですが、下りは切れ落ちた谷が見えて怖いのよ。
高所恐怖症のはらっぱは、一歩一歩慎重に下ります。

はらっぱのへっぴり腰を、みちほさんに笑われてしまいました (^^
ははは、そんな怖がりなのによく岩登りとかできるね。

 おいちゃんは下で待機              ▲ やばっ ズリズリ
 クサリ弛み過ぎだよね         ▲ 芸術的な梯子を芸術的に下って

鹿岳のコルから下高原に下ります。
ん?一ノ岳は?パスしようパスパス。

峠からの下りは、紅葉もなく花もないので足元に集中ですよ。
以前に歩いた時より道が悪くなったような気がしますけど。

こんなに長かったっけと思いながら、ずるずる下って鹿岳登山口に出た。

 鹿岳のコルには一ノ岳に登る梯子              ▲ 激下りの始まり
 自然林から              ▲ 杉の植林帯へ

 道の駅に帰り、みちほさんとお別れします。

 思いがけず実現したコラボでしたが、元気印の
 みちほさんのお陰で楽しい山登りになりました。

 ありがとうございました。
 ダーリン によろしくね (^^

 廃民家に下山             ▲ 美しい田舎風景
シロヨメナ ハキダメギク ゲンノショウコ ヤクシソウ リュウノウギク
ヒオウギ 赤い実 コアジサイ アブラツツジ ナツハゼ
ガマズミ ホコリタケ テツカエデ ウリハダカエデ ウリカエデ
ミツバツツジ ダンコウバイ フイリフモトスミレ メグスリノキ コハウチワカエデ

  ☆ レポ作成に当たり、michihoさんから提供された写真をたくさん使用しています。 この場を借りてお礼申し上げます。