2013.10.27 (日)                         K2Couple No.0431

兜岩山
かぶといわやま(長野県)
1,368m

       御岳山 1343m 兜岩山 1368m

期待を超えるオレンジシャワー

コース最大標高差 : 340
コース累積標高差(+) : 800
コース累積標高差(−) : 800
コース沿面距離 : 7.2 km
行動時間 : 5'30"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 御岳山南頂稜の岩壁 (孫ローソク岩から)

  6:50 = 藤岡IC(上信越道)下仁田IC = 内山峠 = 7:50 荒船不動下p

 荒船不動下p 8:10 - 9:05 県境稜線 - 9:30 御岳山分岐 - 9:55 孫ローソク岩 10:00 - 10:15 田口峠分岐 - 10:30 兜岩山 -

 10:35 展望岩(L) 11:10 - 11:15 兜岩山 - 11:30 田口峠分岐 - 12:05 御岳山分岐 - 12:10 御岳山 12:20 -

 12:40 駐車場近道分岐 - 13:00 星尾峠 - 13:40 荒船不動下p

 荒船不動下p 13:50 = 内山峠 = 下仁田IC(上信越道)藤岡IC = 15:00



  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

兜岩山の場所


 大型台風27号は昨日太平洋沖を通過し、きょうは晴れマークです。
 昨夜のやり取りで、紅葉偵察に荒船山域に行くことにしていた。
 紅葉が綺麗らしい兜岩山です。

明日は霧氷が出来るかもと言うおいちゃんの言葉に騙された
早朝に出発すると思って5時半に起きたのに、おいちゃんは起きて来ない。
無理やり起こしたら、「濡れてると滑るから遅い方がいいよ」 だって。

ゆっくり朝食を食べて出発しました。
気持ちよく晴れているのに高速道路から見る山はスッキリせず、北方面の山は厚い雲に隠れています。

 R254 姫街道

下仁田ICを下りて見える山々は、紅葉にはまだちょっと早い感じです。
1週間早かったかと後悔する間もなく、荒船山が見える頃から段々と綺麗になってきま した (^^

内山トンネルを抜けて林道に入ると、霧がかかっていい感じです。
荒船不動下の駐車場に車はない。
きょう一番乗りかと思ったのですが、不動様のトイレを借りに行ったらこちらに2台の車が停まっていましたよ。

 林道から仰ぐ兜岩山
 荒船不動下の駐車場          ▲ 治山工事のお知らせです

星尾峠への道は治山工事中らしいので、近道を行くことにしますね。
こちらの登山道も工事用の広い道に寸断されていますが、要所に「←登山道」の矢印つきで親切です。

すぐに黄葉を見ながら歩けるなんて、気持ちの良い道ですね。
砂防ダムを離れてから、登山道にはトリカブトの花が点々と咲いています。
おいちゃんは紅葉ばっか見ているので、足元の花には気付きません。
「何撮ってんの?」 「小さいトリカブトだよ」 「ホントだ(^^」

 工事用の道から御岳山            ▲ 空は青いし風もない

まだ新しい前爪2本の鹿の足跡が、所々についていました。
熊さんの足跡じゃなくてホッとする。
きょうは人が少なそうなので、二人とも熊鈴ぶら下げて来ました。

たっくんは毎年この辺にアイスクライミングに来てるけど、何処にそんな滝があるのだろうか。(もっともっと奥だよね)

おいちゃんが濡れた丸木橋をツルツル渡ったので、私は下を行く。

 君子はリスク回避        ▲ 尾根に取り付き明るくなってきた

トリカブト マムシグサ スミレさん♪春まで待ちな

沢沿いのなだらかな道から離れて尾根に取り付く。
やや急な登りをひと踏ん張りすれば、稜線上の登山道に出ます。
星尾峠と田口峠を結ぶ県境稜線(荒船自然歩道)です。
タイミング良く朝日がさして、紅葉が盛り上がっている真っ只中です
こんなオレンジ色の世界、期待をはるかに超える紅葉夢舞台でした。
すっげ〜素晴らしい〜。

登山道にも光の妖精が踊っているような、優しい落ち葉のプロムナード。
自然林の素晴らしさに酔いまくり大会。

 凄いよ!早く来てみ
 稜線上の標識          ▲ モミジの紅もあったりして
                     ▲ 紅葉を透過して届く、やわらかい朝の光が眩しい
 立岩               ▲ 両神山

ここから御岳山への分岐まで、急な坂道を登ります。
落ち葉の下は見えないし、昨日の雨でツルツルよく滑りますよ。
落ち葉の表面は今朝の霜でキラキラ光っていました。

急斜面にはトラロープが垂れていますが、登りでは不要です。
しかし滑らないように踏ん張るので、フクラハギが引き攣れちゃいますよ。

可愛いドングリがいっぱい落ちています。
持って帰りたい分だけ写真に収めましょうね。

 トラロープの斜面を登るはらっぱ
 何をしてるのかと思ったら →             ▲ こんなん撮ってた

落ち葉の路を遊び歩きしているうちに、御岳山分岐に出る。
御岳山はすぐそこです。

帰りに寄ることにして、とりあえず目的地の兜岩山をめざしましょう。

 御岳山分岐

ここからコルめざして一気に下る。
下には先行のカップルさんが見えました。

ストックを使わないおいちゃんは、2回も滑って転んでた
だって濡れた落ち葉の下に根っこが隠れてんだよ〜。
転んでも尻餅はつかないもんね (^^

 御岳山を下る

コルはず〜っと綺麗な黄葉のトンネル道なので、気持ちいいですよね。
でも、風の通り道なので、葉っぱがザワザワするし寒いです。
ウィンドブレーカーを羽織りましょう。
朝の駐車場では5℃だった。

小さなアップダウンを織り交ぜて紅葉の道は続きます。

 コルもまた素敵なプロムナード            ▲ オチャラケしながら
 風が少し気になるけど           ▲ 樹間に兜岩山が見える
 少しイワイワな道を登る            ▲ 振り返って御岳山

ちょっと岩々の道になったら、孫ローソクの基部にぶつかりました。

右に捲いて進み少し登ると孫ローソクと子ローソクの間に出て、南北の展望も開けました。
ここから孫ローソク岩の上に簡単に登れるようになっています。
「危ないから登るな」 のプレート

 手前から孫、子、親(?)ローソク岩           ▲ 孫ローソク岩の北を捲く

登っちゃいました

眼下にR254の内山大橋。
北は浅間連山、南は立岩の上に両神山。
手の届きそうなところに親子ローソク岩のシルエットと兜岩山。

素晴らしい眺めですが、写真を撮ってすぐに下りちゃいました。
落ち着かないしね。

 孫ローソク岩                ▲ 孫岩で
 御岳山と荒船経塚山                ▲ 立岩
                            ▲ 内山大橋と雲のかかった浅間連山
                                   ▲ 兜岩山(右)
                          親子ローソク岩と兜岩山 (孫から展望)

激痩せ尾根を少し進んで、子ローソクの捲き道に入る。
北側の捲き道なので陰湿な感じ。
いくつも入り込んだ急なルンゼの上部をトラバースする感じです。
湿っているので慎重に歩を進める。

自動的に親ローソクも捲いて、板の階段状の道になります。
これがまたスケートリンクみたいによく滑るし。
捲き道を抜けて紅葉を登ったところが田口峠の分岐でした。

 優しい落ち葉がクセモノ        ▲ ルンゼ上部のトラバースが続く
 こんな道がいいよね              ▲ 田口峠分岐

分岐から笹の茂る道を分けるように登山道が伸びている。
紅葉もますます絶好調です。

直下は地形図より急みたいな。
それでも、シコシコ登れば山頂に着きますね。
先行のカップルさんがランチを広げていましたが、私たちは記録写真だけ撮って西の展望台へ。
だって、山頂は展望皆無だもん。

 下笹に紅葉
 紅葉                ▲ 紅葉
 木に打ち付けた兜岩山頂標識で              ▲ 三角点基石

展望台には誰もいません。
座り易そうな場所に、特設ランチ会場をセットしますね。

正面に北八ツと蓼科山。
赤岳が雲の上に顔を出していたのに、気がついたら隠れちゃってた。
茂来山とその左には御座山、更に奥秩父の山々が見えています。
残念ながら北アルプスは、厚い雲で影もなく。

 八ヶ岳
 R254を下って佐久市         ▲ ランチ会場を囲む金屏風だよ

準備万端心ウキウキ。
お湯でも沸かそうかね(るんるん)。
ん?ガスボンベ軽いし振っても音しないけど ガス欠でした (^^;
カップラーメンを食べるつもりだったのに、ヤメテヨ〜。
仕方なくパンとテルモスの紅茶だけ。
昨日お婆ちゃん家でもいできた柿もあるよ (^^;

思い起こせば、3年前も腹ペコでこの山域を歩いたっけ。
そういう運命の山な訳で。
帰るじょ〜。

 ひもじいランチ

 浅間連山             ▲ トンネルみたい
 山頂でピース               ▲ 山頂標識

                   ▲ 兜岩山の下山途中で、ローソク岩(左から孫、子、親)を撮った

同じような紅葉写真を何枚も撮りつつ、滑らないように慎重に帰ります。
朝より道が乾いていて、歩き易くなっていたのが救い。

噂には聞いていたけど、この山域は紅葉が素晴らしい。
また来たくなるね。
今度は田口峠からピストンかな。

 ローソク岩         ▲ 目がオレンジ、飽きてきたし

往きにスルーした御岳山へ寄り道します。
ここの紅葉も彩やかすぎて、充分目の保養になりました。

山頂のベンチは朽ちて崩れています。
まっいいか、食べるものもないから休憩もしないしね。
この山は木曾御嶽山の支所みたいなとこで、神様は御嶽山の方向に向かって建てられています。

 御岳山直下も素晴らしい紅葉               ▲ 神様です
 ウキッ              ▲ ちょっと崩壊地

トラロープのある急な下りは、しっかり利用させていただきましたよ。
おかげで手が泥んこ (^^;

駐車場近道の分岐に着きましたが、時間もあるし星尾峠方面の様子も見たいので回って帰ることにしました。

 イロハモミジ

忘れてましたけど、結構アップダウンのある道だったのですね。
それでも紅葉の美しさに甘えて、ルンルン気分で歩けました。

荒船不動様から星尾峠に向かう人の殆んどが人気の荒船山(経塚山)に向かうそうですが、兜岩山の紅葉は一見の価値あり穴場ルートだね。

 キレ〜             ▲ 日当たり良好
                               ▲ 癒しの自然歩道
 艫岩らしくないけど          ▲ 充実した一日をありがとう

 星尾峠         ▲ こちらは植林地につき紅葉なく

星尾峠から荒船不動に下る道は、よく整備された歩き易い道という記憶。
しかし、きょうの登山道は沢のようになっていて水浸しです。
そして治山工事の迂回路があり、そこでやられた (^^;

川のように水が流れ水溜りも出来ているのです。
落ちたら膝上まで濡れそうなので岩の斜面をへつっていたら、ツルツル滑る濡れた岩だったので、期待にこたえて見事に滑って尻餅ですよ。
水溜りに落ちる手前で止まって良かったけど。

おいちゃんが斜面を駆け上がる2頭の鹿を発見。
私が見た時は、お尻を向けて林に隠れるところでした。


この後も同じようなところが続いていたので、工事用の道に下りましたよ。
嘘みたいな歩き易さ。
間もなくクロスしていた登山道に復帰し、見覚えのある道を辿って荒船不動の横に出ます。

きょう出会ったのは登りで2カップル、下りで単独さんと鹿のカップル。
計5人と2頭だけの静かな山でした。

 迂回路を行く
 工事道路を歩きますね

 最高の紅葉に癒された心の余韻を確かめるように、林道から兜岩山を、R254から艫岩を展望して帰途につきました。

 帰りの林道から御岳山と兜岩山           ▲ R254から荒船山艫岩