2009.08.15 (土)                        K2Couple No.0242

温泉ヶ岳 五色山
ゆせんがたけ ごしきさん(群馬県・栃木県)
2,379m
  温泉ヶ岳 2333m 金精山 2244m 五色山 2379m
久しぶりに訪れる奥日光の山

コース最大標高差 : 525
コース累積標高差(+) : 1,025
コース累積標高差(-) : 1,025
コース距離 : 7.8 km
行動時間 : 7'25"

* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません

 温泉ヶ岳側から見た金精山と五色山、奥白根山

  3:40 = 藤岡IC(上信越道・関越道)沼田IC = 5:15 金精トンネルp

 金精トンネル 5:35 - 6:05 金精峠 6:10 - 7:00 温泉ヶ岳分岐 - 7:10 温泉ヶ岳 7:30 - 8:05 金精峠(L1) 8:30 -

 9:10 金精山 9:20 - 9:40 国境平 - 10:20 五色山(L2) 10:45 - 11:05 国境平 - 11:25 金精山 11:30 -

 12:10 金精峠 12:20 - 12:50 金精トンネルp

 金精トンネル 13:00 = 沼田IC(関越道高崎IC =15:10


    五色山の場所 
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

 お盆に入ってやっと夏らしい天気が続くようになった。
 長男家が泊まりに来た。
 こんないい日に山に行かない手はない ・・・ という訳で衝動的に行ってしまいました。

長男家族に留守番を頼んで(と言うか放っといて^^)、早朝の出発です。

前夜なかなか寝付けないので、夜中にお婆ちゃん用の睡眠薬を飲んだ。
効き過ぎました
おいちゃんに起こされて、夢の中をさまよいながら運ばれて ・・・
金精トンネルを抜けた頃、私も眠りのトンネルから脱出。

私達が準備をしている間に、後続車が二台到着します。
気温は7℃、チョッと肌寒いので長袖にする。

 朝日に輝く金精山

金精峠への道は急登の上、階段の丸太が崩れて四散している。
なるほど、みんなの言ってるのはこういうことね。
木の梯子は傾き、土は掘れまくっている。
ロープの助けも借りて頑張る。

朝一からこんな大股の登りでは疲れがどっと出ますよ。

 噂どおりの道やね
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屋根が朱色の金精神社が見通せるところで、根名草山に向かうショートカットがあったのでそっちへ。
間もなく峠からの道に合流します。
日が昇るにつれて気温も上がり暑くなる。

ここで少し休憩して、まずは温泉ヶ岳のピストンです。
歩き易いシラビソの林を登ると、ときどき東が開け日光連山を眺めます。
朝靄の漂う戦場ヶ原や湯ノ湖、中禅寺湖。
空は真っ青。

 男体山と湯ノ湖中禅寺湖に挟まれる戦場ヶ原
 上州武尊山と菅沼             歩き易い道です

うしろを振り返りつつ高度を上げていくと、金精山の上に五色山や奥白根山がせり上がってきました。
久しぶりに望む奥白根山の雄姿です。

五色山まで行けば五色沼も見えるし、奥白根ド~ンだよね。
行く?
うん、行こう行こう。
じゃ急がなくっちゃ。

 振り返れば金精山
                           ▲ 温泉ヶ岳登りから奥白根方面

根名草山への道を進んで、なだらかになったところに温泉ヶ岳の分岐。
左に入ります。

ここからは朝露で濡れた笹の葉が細い道を覆い被している。
前を行く私は露払いです。
という事はうしろを歩くおいちゃんは ・・・ ジャ~ン横綱かい。
でも弱そっ。

 笹がビショビショ
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ストックで笹を払いながらゆるゆる歩き、山頂(2333)に飛び出します。
多分、きょうの一番乗りです。

オオシラビソが沢山実をつけていますねえ。

 朝靄に沈む日光の山々
 朝の温泉ヶ岳山頂              ▲ 標識と燧ヶ岳

三角点の標石が二つありました。

素晴らしい眺めです。
苗場山、谷川連峰、先日登った笠ヶ岳、至仏山、燧ヶ岳。
そして会津駒や日光の山々 ・・・
近くには根名草山と念仏平の避難小屋が見える。

 根名草山方面を見る
                                       ▲ 尾瀬と上越の山並み

展望を満喫したら峠に戻ります。
登ってくる人たちとの出会いが始まる。

金精神社のコンクリに腰掛けて、おむすびとパンをかじる。
ご一緒した方に話しかけると、温泉ヶ岳の二つの三角点の謎が解けました。
一つは明治政府宮内省が設置した御料局三角點だそうです。
優しい印象のその方は山部藪人さんでした。
栃木の山に疎い私達は知りませんでしたが、有名な方なんですね。

 金精山と金精峠

きょうは夕方4時から用事があるので、早く帰らなければなりません。
まずは金精山に向けて気合を入れ直します。

 何気に賑わってきました

金精山は主稜線から西にトラバースして北西斜面を急登します。

主稜線は笹が生えていますが、両脇はかなり切れ落ちている。
そして西に回り込む道は崩壊が進んでいました。
斜面にはカニコウモリが群生して咲いていますよ。

最後の急登は、梯子やロープを使って登る訳でして。

 金精山の急登

金精山は東に開けた狭い山頂で、男体山を正面に湯ノ湖を見下ろす。
戦場ヶ原は壮大な広さです。

喉を潤したら先を急ぎましょう。

 金精山頂

100m弱の下りがあって、なだらかに登ると湯元温泉からの道が合流する国境平に出ました。
笹とシラビソの気持ちの良い場所です。

ハンゴンソウの群生地でアサギマダラが二匹飛びまわっています。

 国境平分岐 樹間に見える温泉ヶ岳
 P2303周辺      ▲ 北八ツっぽい苔むした林床もあった
                       ▲ 五色山頂までもう少し 左は前白根山

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いきなり前が開け、奥白根がド~ンと現れます。
下の五色沼のほとりを歩いている二人が見えました。

五色山頂(2379)は7年前の五月連休以来二度目です。
まだ雪のある時期でした。

ここでも国土地理院三角点と御料局三角點を確認します(^^
日差しが強いので日陰に潜って、奥白根を見ながらランチ休憩です。

 感動の奥白根
 前白根山方面               ▲ 青い五色沼に影を落とす白根山
                                ▲ 日光の山並みもはっきり望めます

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ゆっくりだらけたい衝動に駆られますが、そうもしていられません。
下りましょう。
正面に温泉ヶ岳、右に日光連山を眺めながらの下りです。

国境平の上で、再び山部藪人さんに会いました。
掘れた登山道に転がって埋もれていた標石の説明をいただきました。

 五色山直下の明るい笹原

温泉ヶ岳への道にも五色山への道にも、シャクナゲの木がいっぱいあったので花の咲く時期に来るといいかもしれません。

歩き易い五色山ですが、金精山周辺は割と険しい道でした。
細心の注意を払って下るよ~。

 シャクナゲの木がいっぱい

結局1時間ほど予定タイムオーバー。
帰りの高速で渋滞が予測されるので、温泉は時間的に無理みたい。
温泉はナシに決定。
またまた金精神社のコンクリに寝っころがって、ゆっくり休憩します。

峠から例の障害物レースっぽい道を楽しんで下る。
戻ってみれば道路の反対側にある駐車場まで車でいっぱい。
そんなに人に出会ってないけど ・・・
駐車場に比べて山は広いもんね。

 崩壊が進む金精山トラバース道

ノコギリソウ ミソガワソウ シロヨメナ ヒメシャジン トリカブト
ホタルブクロ ミヤマダイモンジソウ コキンレイカ ハクサンフウロ イワオトギリ
ハンゴンソウ ゴマナ アキノキリンソウ カニコウモリの群生

 この他オヤマノリンドウ、トモエシオガマ、ヤマハハコ、ニガナ等の花も咲いていましたよ。

 帰り道、秋の七草のススキ、フジバカマを見ました。
 先週はハギ、クズ、オミナエシを見た。
 ナデシコは仙丈ヶ岳で見たので、残すはキキョウだけになりました(^^

 奥白根山の菅沼登山口には、車が溢れるほど停まっていました。
 帰りの高速は帰省ラッシュ、駒寄PA付近で9k渋滞して少し時間が掛かりましたが、お婆ちゃん何とかセーフ。