2007.11.03 (土)                        K2Couple No.0179

大源太山
だいげんたさん(新潟県)
1,598m
上越のマッターホルン、展望の山頂で

コース最大標高差 : 888
コース累積標高差(+) : 905
コース累積標高差(−) : 905
コース距離 : 7.1 km
行動時間 : 7'15"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 大源太山 (帰途に林道から写す)

  5:50 = 高崎IC(関越道)湯沢IC = 7:10 旭原登山口p

 旭原登山口p 7:25 - 7:40 丸木橋 - 7:55 北沢渡渉点 8:05 - 9:30 弥助尾根取付き(L1) 9:45 - 10:55 大源太山(L2) 11:55 -

 14:00 北沢渡渉点 14:10 - 14:40 旭原登山口p

 旭原登山口p 14:45 = 15:20 宿場の湯 16:05 = 月夜野IC(関越道)高崎IC = 17:50


  大源太山の場所
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

二居温泉 宿場の湯 (¥600)

 大源太山は上越国境稜線の清水峠と蓬峠の中間にある七ツ小屋山から北方に張り出した尾根上に突出する、マッターホルンを連想させる形
 の岩峰である。
 以前は七ツ小屋山から尾根通しに往復するのが唯一の道であったが、旭原から大源太キャニオンと呼ばれる大源太川の砂防湖を経て弥助尾
 根の支稜を登るコースが開かれてから登山者が増えた。
 山頂が国境稜線から離れているため、眺望は舞台役者を花道のそばから見ているような見事さである。
 谷川連峰ばかりでなく、巻機山に続く山並みや遠くの苗場山など、360度の展望を楽しめる。
                                                                                          ヤマケイ 『アルペンガイド』 より


 おいちゃんから明日何処に行くか決めといてと言われ、まだ紅葉が残っているかも知れない皇海山に決まった。
 ネットで情報収集していると、台風9号の被害で来春まで栗原川林道通行止めの記事を見つけアウト、振り出しに戻ります。
 仕方なく、急遽おいちゃんが選んだ山は谷川連峰の北部、上越のマッターホルンと呼ばれる大源太山だった。

 谷川連峰には、大源太山と呼ばれる山が二つあります。
 一つは、3年前に登った三国山と平標山の間にある別名河内沢ノ頭(河内沢の源頭部)。
 そして今日登る山は、丸ノ大源太(丸ノ沢の源頭部の意)とも呼ばれている。
 巻機山に登った時に見えた山で、尖っていて厳しそうだけどいつか登ってみたいと思っていた山。

関越道から谷川岳本峰の双耳峰がくっきりと見え、まずまずの天気です。

湯沢ICから登山口の旭原集落まで走る間は、紅葉が終りかけている。
山の紅葉最盛期は半月程前に終っています。

姿を現した大源太山のシルエットを車窓から撮る。
雲の流れが速い。
ここから見る大源太山はマッターホルンと言うよりも、北ア五龍の趣です。

 月夜野IC付近より谷川岳の双耳峰
 夜明けの大源太山               ▲ 林道の紅葉

林道終点の駐車場は、十数台分しかスペースがない。
私達は、またもやぎりぎりセーフです。

下山してみると、私達の後から来た車は駐車場手前の路上に工夫して置いていましたけどね。

 旭原登山口の駐車場

登山届を出して出発です。
暗い杉林の歩きやすい道を数分で丸木橋に着く。
と言っても今は丸木ではなく、建築用のグレーチング板に代わっている。
親切に手すり付ですので味気ない。

ここからは北沢の左岸を登ります。
落ち葉が濡れていて滑りやすい。

 登山口

再び北沢を渡り返して右岸に出るのだが、今度は橋がありません。
水量が多いのか、大きな音をたてて流れている。
ロープにつかまって思いっきり足を伸ばして、大丈夫かなあ ・・・
でも何とか渡ってホッと一息、休憩です。

相変わらず雲の流れは速いが、気温は思ったよりも高い。
これからの急登に備えて、フリースを1枚脱ぎますね。

 跳ぶか?またぐか?泳ぐか?

まだ楽しめるムラキ沢の黄葉。

さていよいよムラキ尾根の馬鹿登りが始まります。
まだ残った黄葉紅葉(枯れてるし)を眺めながらゆっくり登る。

弥助尾根に登り上げるまで直登では、トラロープが断続的に張られている。

 晩秋のムラキ沢

北沢の渡渉点から山頂まで、女性親子とリーダー的男性の三人連れが前後しながらずっと一緒に登る。
彼等はキノコに関心を持っているようだった。

 先行するキノコハンター三人様
 めざすは大源太山              ▲ 七ツ小屋山
 アカミノイヌツゲ          厳しい冬を迎えるダケカンバ
 土樽方面             ▲ あれは山頂かな
 ちょっとイワイワで             ▲ ちょっと汗ばんで
 そのあとの涼しい風が気持ちいい               ▲ まだまだだし

弥助尾根に出て振り返ると、苗場山や仙ノ倉、平標山が望める。
ここからは若干傾斜が緩くなる。
そして湯沢の町が下方の山間にこじんまりと見えた。

ここからは山頂を見ながら登る。

 展望も開け突撃モードのおいちゃん

おいちゃんはヤセ尾根の下を覗いては「凄い崖だ」と言って騒ぐが、私はなるべく崖下は見ないようにして通り過ぎます。
遠く万太郎や仙ノ倉の谷川岳主稜線が望まれる。

やっと山頂と思ったら偽ピークだった。
もう一登り頑張らなくっちゃ。

大源太と並んだ七ツ小屋山の大きさが印象的だ。

 万太郎山
                                ▲ 大源太と七ツ小屋山

 天気もいいし山もいいし・・・             山頂直下の岩場で

山頂直下の岩場で、デカザックの男性が下山してきた。
「縦走ですか」と訊ねると「カメラ機材ですよ」
「先日唐松岳でも会いましたよね」 と返されてビックリしました。
どこかでお会いしたような気がしていたが、そこまでは ・・・。
五龍から唐松へ同じコースを歩いたんだって。

男性は、私達の隣の市に住む「山の写真館」さんでした。
声を掛けて頂いて嬉しかったですよ。

 山頂直下の岩場でポーズ

          ▲ 山の写真館さんと遭遇


まずは360゜の眺めを楽しむ山頂です。
巻機朝日の稜線、笠ヶ岳。
その後ろに平ヶ岳、至仏山がちょこっと頭を見せている。
谷川連峰万太郎や仙ノ倉山から苗場山まで。
遥かに米山、弥彦?

七ツ小屋山への縦走路をクサリ場まで行ってみる。
両側が鋭く切れたヤセ尾根の下りは、なかなか急峻です。
最初の一歩が恐ろしいような。

 大源太山頂のはらっぱ

    ▲ 七ツ小屋山側から見た大源太(Kashmir3D画像)

                      ▲ 大源太より七ツ小屋山(岩場先端においちゃん)

                                    谷川連峰

 朝日岳・巻機山の稜線

細長い山頂で本格的な食事です。
カップラーメン、おむすび、我が家で採れたプチトマト、コーヒー、せんべい、ウインナ、そしてミカンも美味しい。

天気が良いはずなのに、谷川岳上空の厚い雲に陰っていた。
予定では山頂で日向ぼっこのはずだったのに ・・・

 山頂でツーショットです

正午になったので、重い腰をよっこらしょ。
久しぶりにのんびりした山頂をあとにします。

まだ登って来る人と数組すれ違いながら、山頂を振り返る。

 所々に岩場あり

登る時に心配したほどでもなく、順調に岩場を通過。

岩や根っこの弥助尾根からの展望はよい。
紅葉の時期に登れば最高でしょう。

高度を下げるにつれて気温も上がり、山頂で味わった気持ちよい風が恋しくなります。
ムラキ尾根の急斜面は、ロープを使ったり木の枝につかまったりして下る。
おいちゃんも奇跡的に転びません。

 楽しい山だったじゃん

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                            下山風景

北沢渡渉点で、ザックを放り出して休憩です。
吹きぬける涼しい風と絶え間なく聞こえる沢音が、最高の気持ち良さ。
沢で締めくくる山行っていいね。
下山しましたって感じがします。

はらっぱは朝はビビってたけど、帰りは余裕の渡渉です。

 明るい黄葉に癒されました (^^            ▲ 渡る要領心得たり

朝濡れていた落ち葉は乾いていた。
枝沢を渡る足元が不安定な高捲き道が続く。

橋を渡って飛ばして帰ります。

 新しく架けられた橋 (丸木橋)

17号沿いの街道の湯へ立寄ってみたら、改装中で休業。
苗場まで走り、宿場の湯で汗と疲れを落として帰った。

平標山の登山口には、まだ20台以上の車が停まっていました。
三国峠を越える。
三国山の登山口には全く車はなかった。

月夜野ICから関越道に入り、行楽渋滞の中を予定より遅れて帰着でした。

 帰りの林道を飾るススキ