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2007.09.29〜30 (土日) | K2Couple No.0175 |
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五龍岳 ごりゅうだけ(長野県・富山県) |
2,814m | |||||||||||
遠見尾根から雲海に浮かぶ五龍岳 | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です * 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません |
▲ 小遠見山から堂々たる五龍岳 |
■ 5:00 = 藤岡IC/上信越道/更埴IC = 7:35 白馬五竜テレキャビンとおみ駅P | |||||||||||||||
とおみ駅 8:15 《五龍テレキャビン》 8:25 アルプス平 8:35 ... 8:45 地蔵ノ頭 ... 9:00 見返坂 9:10 ... 10:00 小遠見山 【L1】 10:15 ... | |||||||||||||||
10:30 中遠見山 ... 11:15 大遠見山 【L2】 11:45 ... 12:15 西遠見山 ... 14:15 五竜山荘 【泊】 | |||||||||||||||
五竜山荘 5:25 ... 6:35 五龍岳 6:40 ... 7:20 五竜山荘 7:35 ... 10:10 唐松岳頂上山荘 ... 10:30 唐松岳 10:35 ... |
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10:50 頂上山荘 【L】 11:15 ... 11:50 丸山 ... 12:10 扇雪渓 ... 13:00 八方池 ... 13:50 八方池山荘 | |||||||||||||||
八方池山荘 14:00 《八方アルペンライン》 14:45 八方駅 《TAXI》 14:55 テレキャビンとおみ駅P15:05 = 15:15 十郎の湯 15:55 = | |||||||||||||||
更埴IC/上信越道/藤岡IC = 13:00 ■ | |||||||||||||||
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この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) | |||||||||||||||
五龍岳の場所 |
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五竜山荘(¥9,000) 白馬 かたくり温泉 十郎の湯 (¥500) | |||||||||||||||
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八方尾根を登った方が楽そうですが、悪天のためピストンになった場合を想定して遠見尾根を登ることにします。 テレキャビンとおみ駅駐車場で、隣の車の人から声をかけられます。 さて、テレキャビンに一番乗りしてアルプス平へ。 |
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▲ 白馬五竜テレキャビンとおみ駅 |
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いよいよ長い登りの始まりだ。 「上は晴れてますよ」 と、下山者に励まされる。 |
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▲ 紅葉の始まった尾根をひたすら登る |
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二ノ背髪を通過する頃、ナナカマド越しに山がくっきりと姿を見せる。 後から来た人も歓喜の声を上げ、感動を共有する嬉しさ。 |
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いきなり白馬三山です | |||||||||||||||
▲ 遠見尾根の先は五龍岳そして唐松岳、白馬三山 | |||||||||||||||
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二ノ背髪から小遠見山に至る快適な道からは、ガスの悪戯の間に緩やかな起伏を見せる長大な遠見尾根が見渡せる。 先は長いぞ、ゆっくり行こう。 |
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▲ 二ノ背髪から小遠見山に向かう |
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今年の西暦年と同じ標高(2007m)の小遠見山に着く。 おいちゃんがここで爺ヶ岳の左に槍ヶ岳を発見。 休んでいる間に後から来た人がどんどん先に行く。 |
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五龍岳を背に小遠見山で | |||||||||||||||
▲ はるかに槍ヶ岳 | ▲ 小遠見山から下リながら五龍岳を見る | ||||||||||||||
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中遠見山は小さなケルンがあったが狭いので通過する。 大遠見山では数人が休んでいるし、鹿島槍の眺めも良い。 そしてここでも数人に追い越された。 |
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▲ 中遠見山付近から五龍岳 |
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シラビソやダケカンバの登りを頑張ると池が現れた。 更に頑張って登ると、二つ目の池に出て西遠見山の標柱が。 池に逆さ五龍が映っています。 |
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▲ 西遠見ノ池に映る逆さ五龍 |
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どんどん五龍が近づいて、デジカメに収まらないくらい大きくなってきましたが、まだ先は長いですよ。 ずっと鹿島槍の北峰しか見えなくて、らしくなかったがやっと南峰も見えてきて鹿島槍らしくなる。 |
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双耳峰になってやっと鹿島槍らしく |
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西遠見山から崩壊した尾根を行き、ダケカンバが開けるとカールと五竜山荘が視界に入ります。 いったん下って白岳の登りにかかる。 白岳を越える最後の急登は、ヘロヘロ隊に引導を渡すには充分すぎです。 |
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▲ 何でこんなに下っちゃうのよ |
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ナナカマドやムシカリの実が、真っ赤に色付いてきれいですね。 |
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▲ ウラジロナナカマドの赤い実と白岳 | |||||||||||||||
▲ 西遠見山を下る途中から五龍と白岳のカール | |||||||||||||||
▲ 双耳峰の鹿島槍を後方に控えて、でっかく聳える五龍岳と五竜山荘 | |||||||||||||||
白岳山頂からは大展望です。 山頂をめざして登っている人が見える。 |
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▲ 明日縦走予定の唐松岳 | |||||||||||||||
縦走路と遠見尾根の分岐(白岳) | 登ってきた遠見尾根を見下ろして | ||||||||||||||
天気予報のせいか、小屋は空いていた。 同室の女性が高山病みたいで、気の毒です。 天気は下り坂で、夕日も星も便りなし。 |
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▲ やっと着きました五竜山荘 | |||||||||||||||
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外は雨です。 ヘッデンを点けて、いざ山頂をめざして出発しますが、雨のせいか寒さのせいか腰痛と足の痺れでリタイアです 気を付けて行っておいでとサポート隊に見送られる。 |
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雨をついて五龍ピストンに出発 |
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一人じゃ心細いけど、アタック隊に指名された以上山頂まで行かなきゃね。 サポート隊は暖かいお茶を持っていたのに気付いて、後を追います。 |
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小屋からピストンの人が多く賑やかです |
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キレットとの分岐に着くと、団体さんはここで終わりにすると言う。 分岐から5分で着いた。 |
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▲ 念願の五龍岳ピークです |
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天気は回復の兆しもないし、おいちゃんが心配して待ってると思うので下ることにします。 唐松方面が綺麗に見えたので写真を撮ると、下の岩の上においちゃんが立っているのが見えた。 |
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G2ノ頭下に立っているおいちゃん |
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小屋に戻りザックを回収して唐松岳へ向かう。 気温はそれほど冷え込んではいないようだったが、黒部の谷から吹き上げる風が寒いですう。 |
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▲ 五龍を後にします | |||||||||||||||
▲ チングルマの穂 | ▲ ウラシマツツジ | ||||||||||||||
▲ イワツメクサ | ▲ シラタマノキ | ||||||||||||||
ハイマツ帯の広々とした斜面を最低コルまでどんどん下ります。 立山・剱岳が見えた。 |
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▲ 最低コルを過ぎた広い砂礫帯から五龍 |
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岩の上には、ライチョウが淋しそうに1羽。 大黒岳を越え牛首に続く岩稜帯に取り付く頃は、ガスは巻いていなかった。 |
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▲ 雷鳥さん♪一人ぽっちかい | |||||||||||||||
▲ 6人partyが先行する | |||||||||||||||
岩稜帯の通過 | |||||||||||||||
中間地点で一息入れます(backは五竜) 核心部を登るはらっぱ | |||||||||||||||
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唐松岳頂上山荘に着き、ザックを置いてまずは空身で唐松岳を往復する。 8年前の宿題をようやく片付けます。【REPO】 |
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▲ 唐松岳と不帰ノ嶮 そして天狗ノ頭、白馬鑓へと続く | |||||||||||||||
ハイマツの斜面を20分程で山頂に立つ。 雨が降っているにもかかわらず、五龍がド〜ンと控えています。 下っている途中で振り返ると、間一髪 唐松岳の姿はガスに消えていた。 |
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▲ 唐松岳山頂 |
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小屋に戻り、一人300円の休憩料を払って食堂に入れてもらう。 五竜小屋の弁当を少し食べて、壁の写真を見る。 本降りの雨の中、下山開始です。 |
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唐松岳頂上山荘 |
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▲ 八方尾根のライチョウ |
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扇雪渓は小さいながら残っていた。 こんな雨降りの日でも登って来る人がいて数人とすれ違った。 |
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▲ 山懐に抱かれた静かな散歩道 | |||||||||||||||
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八方池が見えるとホッとします。 湿原コースを下る。 |
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▲ 八方池の草紅葉 | |||||||||||||||
八方池山荘が見えてきたけど、命の綱のリフトが動いていません ようやくリフトに辿りつくと、動かしてくれた。 山麓駅で濡れたカッパを脱ぎ、少しばかり身奇麗にしてタクシーに乗り。 |
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▲ 丸山に見守られて今回の山旅も終わり | |||||||||||||||
一日目は素晴らしい天気に恵まれ、二日目も雨に降られはしたが近くの山は見えたので、まずまずの山行だった。 途中のSAで暖かいラーメンを食べて、高速道路もずっと雨だった。 |
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