2004.01.10 (土)   K2Couple No.0097 

相馬山
はるな そうまやま(群馬県)
1,411m
地元の榛名で新年登山

コース最大標高差 : 310
コース累積標高差(+) : 340
コース累積標高差(−) : 340
コース距離 : 4.3 km
行動時間 : 4'05"

* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません

 沼の原から相馬山
  7:45 = 榛名町 = 9:15 沼の原P
 沼の原P 9:30 ... 10:00 スルス岩 10:35 ... 11:00 尾根上 【L1】 11:10 ... 11:20 磨墨峠 ... 11:55 相馬山 【L2】 12:35 ...
 13:15 磨墨峠 ... 13:35 沼の原P
 沼の原P13:40 = 13:50 ゆうすげ元湯 14:50 = 榛名町 = 16:05

相馬山の場所

榛名湖温泉 ゆうすげ元湯 (¥600)


 かつて火山であった榛名山の外輪を構成する山並みの中で、前橋、高崎方面からひときわ目立って見える鋭鋒が相馬山である。
 特に前橋市街あたりから見る姿は印象的で、榛名槍ヶ岳とでも名付けたくなるような印象を与える。
 相馬山へはクサリ、梯子等の急登がある。
 山頂を目指すのでなければ「関東ふれあいの道」を歩くコースはファミリー向け。
                                                  上毛新聞社『群馬の山歩き130選』より


久しぶりに榛名山です。
沼の原辺りで登山口を探してうろうろする。

車道を松之沢峠まで登ってから、尾根に取り付く。
箱庭のように榛名湖や外輪山が広がっていた。

 松之沢峠から榛名湖を望む

スルス岩は北側に回り込み、取り付きのトレースを辿ると梯子を登って岩峰上に立ちます。
360゜の展望が素晴らしい。

間近に榛名の全山が控え、北には谷川岳、白砂山、志賀の山、武尊山が白い稜線を連ね、南には関東平野がボケまくっている。

高所恐怖症のはらっぱは、岩の上をぎこちなく這って移動する。
写真撮影会オープンです。

 磨墨(スルス)岩
 スルス岩のてっぺんでポーズ♂                 ポーズ♀ 
                                      ▲ 榛名山全景(スルス岩から) 

磨墨するす峠は明るく、洒落たあずま屋もあり。

ここから捲き気味の夏道を無視して、残雪の尾根上を行く。
疎林を掻き分けて相馬山にまっしぐら。

途中で腹ごしらえをし、少し下ると夏道に合流です。

 榛名は雪が少ないです 
        相馬山に取り付く             相馬山に至る梯子            山頂には黒髪山神社


 朱い鳥居をくぐる所が登山口。
 相馬山は思ったより尖っていて急な登りだ。
 雪混じりの岩は凍結しているので慎重に足を運ぶ。
 
 信仰の山らしくあちこちに小さな鳥居があり、蜀台まで設えてあった。

 クサリや長い梯子を登って辿りついた山頂には黒髪山神社の奥社が建っている。
 南は何処までも開けていたが、生憎霞んでいて直下の町並みしか見えないのが残念だった。
 石碑や石像が所狭しと建ち並び、何となく生活臭の漂う山頂でうどんタイム。

                                    山頂直下から谷川連峰が見えた

冬枯れの梢の間から白い峰の連なりを眺めているうちに、鳥居に着く。
写真を撮りながら沼の原の雪原を横断し、ゆるゆると車に戻るのであった。

露天風呂から見上げる雲はそのままの形でゆっくりと流れて。
穏やかな一日を象徴しているようだった。

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