2003.10.04 (土)   K2Couple No.0092 

白毛門
しらがもん(群馬県)
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谷川岩壁展望の山は秋の気配

コース最大標高差 : 1,035
コース累積標高差(+) : 1,035
コース累積標高差(−) : 1,035
コース距離 : 6.3 km
行動時間 : 7′35"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 白毛門山頂
  5:15 = 高崎IC/関越道/水上IC = 6:40 土合橋登山口P
 土合橋登山口P6:50 ... 9:30 松ノ木沢の頭 【L1】 9:55 ... 11:00 白毛門 【L2】 11:35 ... 12:25 松ノ木沢の頭 12:30 ... 14:25 登山口P
 登山口P14:35 = 14:50 谷川温泉 15:45 = 水上IC/関越道/高崎IC = 17:55

 地図表示 白毛門の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

谷川温泉 湯テルメ谷川 (¥500)

三日月君から八ツ赤岳の誘いがあったけれど、二日間の日程は無理。
またの機会にしてもらう。

西黒尾根のつもりで家を出発したが、上部がガスに覆われていたので土合橋まで戻り、急遽白毛門に変更した。
距離は短いが西黒尾根に勝るとも劣らない馬鹿登りが待っている。

松ノ木沢の頭まではブナのヤセ尾根上を、岩と根っこの急登に次ぐ急登で約2時間半もかかっちゃった。
しっかり汗を絞られます。

 根っこだらけの急登が続く

遂に谷川岳の展望が開ける所まで来たのに、上部はガスに隠れ一ノ倉沢と幽ノ沢の下部だけが急峻な岩場をアピールします。

行く手には紅葉に染まるジジ岩ババ岩そして白毛門が、白い雲と青空の中にくっきりと見えるではありませんか。

雨になったら松ノ木沢の頭で引き返すつもりだったが、この景色を見たらどうして行かずにいられようか。

 ようやく松ノ木沢の頭
 ちょっとした岩場が点在する 変なおじさんと変なおばさん  谷川岳の雲が取れてきた
                                  ▲ 谷川岳 魔の岩壁と異名をもつ 一ノ倉沢
                                ▲ 休憩ばっか

いくつか岩場を越えれば、白毛門がどんどん近付いて来ます。

最後のクサリを乗り越える頃には谷川岳の全貌が望まれ、笠や朝日岳も視界に入ってエンジン全開。
と言っても、もともとの出力が小さいけど・・・。

 山頂直下で更に気合が入る
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白毛門山頂から360゜の展望に加え、朝日方面の紅葉が鮮やかに映えて、嬉しさをこらえきれない二人です。

 朝日に続く稜線

駐車場で居合わせた若者二人が白毛門沢をつめて山頂にひょっこり姿を見せたので、若人好きのはらっぱが色々ちょっかいを出す。

余裕のランチタイムと思っっていたのに、なにやら腹具合がおかしくなってきたので、せっかくの喫茶もみかんもお持ち帰りだ。
この景色を前に、のんびりしたかったけど。

 静かな細長い山頂
 山頂から下るはらっぱ 奥は笠ケ岳と朝日岳 
                 ▲ 谷川岳一ノ倉沢を背にはらっぱ (松ノ木沢の頭で)

朝日岳に未練を残しながら、急峻な登山道を慎重に下り始めます。
山を下るのと腹が下るのと、どちらが早いか競争になった。   

松ノ木沢の頭で、最後の展望を瞼に焼き付け樹林帯に突入。   

途中から雨が降り出したものだから、谷川岳も秋雨に煙って全く見えなくなってしまった。   

 上はジジ岩ババ岩

雨の中、谷川温泉に向かう。
湯テルメの露天風呂で、あまりの気持良さに居眠りをしてしまいます。

はらっぱ運転で家路につくと、大きな副虹が山にかかっていた
虹が二つも架かってるんだよ、ダブルで。

期待以上の紅葉と澄んだ青空と大展望を満喫した一日だった。

 湯檜曽川が見えてきました             ▲ ダブルの虹だ〜