2003.09.27〜28 (土日)                         K2Couple No.0091

蝶ヶ岳
ちょうがたけ(長野県)
2,677m
槍、穂高の大展望台で酔いまくり大会

コース最大標高差 : 1335
コース累積標高差(+) : 1,585
コース累積標高差(−) : 1,585
コース距離 : 15.3 km
行動時間 : 13'45"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 稜線漫歩   なだらかで平べったい蝶ヶ岳
  19:30 = 藤岡IC(上信越道)更埴JCT(長野道)豊科IC = 22:00 ビレッジ安曇野 22:25 = 22:50 三股登山口p(車中泊)
 三股登山口p 6:25 - 7:10 力水 - 8:45 まめうち平 - 9:00 (L) 9:20 - 9:50 蝶沢出合 9:55 - 11:55 大滝山分岐 12:15 -
 12:30 蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)

 蝶ヶ岳ヒュッテ 6:05 - 6:50 (旧)蝶ヶ岳 - 7:20 蝶槍 7:45 - 8:30 蝶ヶ岳ヒュッテ 8:40 - 9:05 妖精ノ池 9:15 -

 9:30 蝶ヶ岳(L1) 9:45 - 10:45 蝶沢 11:00 - 11:35 まめうち平(L2) 12:15 - 13:45 三股登山口p
 三股登山口p 14:00 = 14:15 蝶ヶ岳温泉 15:20 = 15:40 ビレッジ安曇野 15:50 = 豊科IC(長野道・上信越道)藤岡IC = 17:50


  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

蝶ヶ岳の場所

蝶ヶ岳ヒュッテ(9,000) 蝶ヶ岳温泉ほりで〜ゆ〜(¥400)

 今年度のTUWV.OB山行が流会になったので、ケンチヨを誘って常念山脈蝶ヶ岳リハビリ山行ということにする。
 豊科のビレッジ安曇野で仮眠していたケンチヨを起し、一年ぶりの再会です。
 

コンビニで買出しして三股の広い駐車場に入る。
夜空を埋め尽くす星を見上げて白鳥座やスバルを教えてもらう。

それぞれの車で車中泊となったが、さすがにシュラフだけでは底冷えが厳しかった。
しっかり者のケンチヨは、布団持込で快適だったようだ。

 三股にて

潰れて食べ易くなったサンドイッチと寝起きの紅茶をすすって、登山開始。
緩急交互の標高差1,300bの登りだ。

前常念岳が青空にくっきりと浮かぶ姿を目の当たりにして、密かにファイトが燃えあがります。
坐骨神経痛を患っているチヨも順調に歩いているので安心する。

 チヨちゃんと

今年は冷夏のためか紅葉がいまいちだ。
ダケカンバの黄葉はまあまあだが、ナナカマドがさっぱりである。

蝶沢沿いの尾根を登る頃になると下からガスが追いかけてきて、やがてガスに飲み込まれ、かいた汗がひんやりしてくる。

 蝶沢出合で休憩

蝶沢出合で休み、大滝山の分岐で休む。
ボチボチですな。

チングルマの穂が辺り一面に広がり、夏にはお花畑になるのだろう。

 大滝山
チングルマの穂 ウラシマツツジ コケモモジュースの素

稜線に登り着くと穂高や槍が大画面大迫力で迫ってきた。
ぎゃあ、すげえ。
この景色、初めてではないのに自然と声が出ます。

展望に恵まれた幸運をかみしめる四人だった。

 まさに気分爽快

眼下に流れる梓川を挟んでせり上がる槍、穂高の大きさは、今ここに立つ者にしか実感できないスケールなのだ。

小屋の上のハイマツの陰で、大展望に酔いながら昼食を広げる。
ありゃりゃ、たちまちガスに包まれて、白い世界が広がるのであった。

 槍ヶ岳            ▲ 奥穂、涸沢、北穂
 蝶ヶ岳ヒュッテ             ▲ ランチにしましょう

宿泊の申し込み。
ほりで〜ゆ〜の割引券と蝶ヶ岳特製卓上カレンダーをゲット。

今日はこのまま状況が好転することはなく、個室を確保してふて寝する。
その前にビール。

夕食後ささやかな宴会をして、快い眠りに就いたのであった。
山に酔い、ビールに酔い、ウィスキーとワインに酔って ・・・。
トイレの匂いには酔えなかったよ。

 個室でミニ宴会


夜半にふと目を覚ますと、結露した窓から星が見えたような気がした。
安心して再び眠りに落ちる。

山の朝は忙しい。

外の様子を気にしながら、忙しなく朝食を済ませる。
先を争うように外に飛び出します。
雲海から昇る日の出を拝めば、次は反転して槍穂のモルゲンロートだ。

ぼけっと感動している場合ではない。
写真、写真。

 ご来光
 待つ二人             ▲ 待つ人たち大勢

山頂に纏わり付く雲が、徐々にピンク色に染まっていく様子に心を奪われる。
大勢の人達が穂高と対峙して立ち尽くしていた。

皆それぞれに何を思っているのだろう。
長い人生の懺悔?
それとも、静かな眠りから醒めた精霊に対する畏敬の念?

せっかくだからと言うことで、ケンちゃんのセットで記念撮影です。

 平地と違って目覚めも完璧

常念経由は断念。
ザックを小屋に残し、空身で蝶槍までピストンする。

槍、穂高連峰の移ろいを見ながら、蝶ヶ岳の旧山頂(三角点)を踏み大展望に酔いまくります。
いくら見ていても飽きると言うことはなかった。

         ▲ 蝶ヶ岳から見た朝の槍、穂高連峰 左から前穂、奥穂、涸沢、北穂のbig4 大キレットを挟んで南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳

蝶槍は名前の通り尖っていて、常念、大天井方面の見通しも素晴らしい。
大天井から槍に延びる東鎌尾根の喜作新道も、手に取るように見える。

常念山脈の長野側には、早くもガスが湧き上がって来ていた。

蝶槍で写真を撮ったり、景色にうっとりしているうちに時間がゆったりと流れて行きました。
はい、そろそろ帰りますよっ。

 蝶槍の向こうにどっしりした常念岳
 嬉しさをダイレクトに表現するKCカップル        じっと喜びをかみしめるK2カップル 

ヒュッテに戻ってザックを回収する。
チヨ足はちょっと不調のようなので、テーピングをする。

 蝶ヶ岳ヒュッテに戻って

蝶ヶ岳の最高点にザックをデポして、妖精の池まで足を伸ばした。

長塀尾根はダケカンバの黄葉が多く、秋らしい雰囲気が漂っています。

 長塀尾根より蝶ケ岳

妖精の池の静かな水面には、対岸の色がそのまま映し出されていた。
名前に誘われた妖精の池だったが、半周してすぐ帰ります。

名残惜しい槍、穂高と蝶ヶ岳に別れを告げて下りにかかる。

 静かな妖精の池でしんみり

昨晩はケンちゃんの韋駄天ぶりが話題にのぼったのを意識してか、トップのはらっぱが快調に飛ばして下りて行く。
飛ばし過ぎて、蝶沢出合で休んだ頃には足が壊れ始めたのであった。
ここでSSCの服部氏に声をかけられ、あまりの奇遇にびっくり。
写真に嵌っているのは知っていたが、こんな所で会うか?

まめうち平で大休憩ということにして、残りの食料を片付けます。
小屋弁当、ラーメン、コーヒー、オレンジ等でくつろぎの満腹。

 まめうち平で大休憩

無事に駐車場まで戻り、車の前に座り込んだまま、お疲れ記念撮影。

ほりで〜ゆ〜の露天風呂で汗を流したあと、ビレッジ安曇野に寄り名水百選をペットボトルにゲットします。

広島からお客に来ていたおばあちゃんを子供に頼んでいたので、お別れ反省会を省略、握手で締め括ってそのまま別れたのであった。

大分痛そうだったけど、チヨ足が悪くなりませんように、なむ〜。
次の山行は、花の尾瀬くらいでのんびり歩こ。

 三股登山口に無事下山です