2003.06.07 (土)                          K2Couple No.0082

金峰山
きんぷさん(長野県・山梨県)
2,599m
        朝日岳 2579m 金峰山 2599m
キバナシャクナゲの大群落に遭遇

コース最大標高差 : 240
コース累積標高差(+) : 540
コース累積標高差(−) : 540
コース距離 : 8.1 km
行動時間 : 6'00"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 五丈岩に攀じ登る人が小さく見える
  1:40 = 3:30 雁坂トンネル = 4:45 大弛峠p
 大弛峠p 5:10 - 5:40 朝日峠 - 6:30 朝日岳 6:40 - 7:35 賽の河原 7:50 - 8:05 金峰山 8:20 - 8:50 (L) 9:15 -
 9:45 朝日岳 9:50 - 11:10 大弛峠p
 大弛峠p 11:30 = 12:40 川浦温泉 13:40 = 13:50 道の駅みとみ(L2) 14:20 = 雁坂トンネル = 秩父市 = 16:30

 金峰山の場所

川浦温泉 山県館 信玄公隠し湯 (¥1,500)

 秩父の最高点はこれより僅か数米高い奥千丈岳に譲るにしても、その山容の秀麗高雅な点では、やはり秩父山群の王者である。
 一般に奥秩父の山々はこれという特徴がなく、しかも複雑に重なり合っているので、遠くから眺めて、一々の山を指摘するのがむずかしい。
 そんな時私はまず第一に金峰山に眼をつける。
 この山も漠然と見ただけでは、特に他と区別するような山相は持っていないけれど、ただその頂上の五丈岩が目じるしになる。
 五丈岩は高さ十五米もあろうか。
 近寄れば突兀とした大岩だが、遠望では眇たる一突起で、左右にゆったりと稜線を引いた美しい山容の均衡を破るほどのものではない。


                                                                                     深田久弥 『日本百名山』 より抜粋


牧丘町から大弛峠に延びる林道は、土砂崩落のため工事中だった。
神に祈りながら、狭くて暗い崩壊地点を通過します。
無事に通れますように。
大弛峠に着いた時には、未だ駐車スペースがあった。

寝不足と風邪気味でかなり体調が悪い。
天気予報はハズレ、残念ながら富士山は望めない。

日陰の登山道には、雪が随所に残っていた。

 朝日岳から見た金峰山

朝日岳までワンピッチで登った。

稜線歩きはアップダウンが結構身体にこたえるが、金峰山の全貌が見渡せるようになるとカラ元気が出ます。

瑞牆山はガスに煙ってカッコよかった。

 ガスる瑞牆山

再び樹林帯に突入し、鉄山トラバース後にひと登りかければ賽の河原で、本日のお目当てキバナシャクナゲが満開だ。

稜線に密生するハクサンシャクナゲの蕾は小さいけれど、ピンクのアヅマシャクナゲは可憐に花を咲かせている。

 賽の河原

やったね、とばかりにシャクナゲの写真を撮りまくる二人です。

ミネズオウ、コメバツガザクラ、バイカオウレンは全開。
ウラシマツツジ、イワナシの蕾も見つける。

みずみずしい樹々の新緑。
高山の小さな花が春の訪れを感じさせます。

 キバナシャクナゲの群落に遭遇

お花見はこれくらいにしよう。
賽の河原にザックをデポして、金峰山とそのシンボルの五丈岩をピストン。

山頂は、なかなかの展望のようですが天気が悪い。
まあこんなもんかね。

バイカオウレン
 
         ▲ アズマシャクナゲ                ▲ キバナシャクナゲ                  ▲ コメバツガザクラ

 
        山頂の岩のトンネル              ▲ 山頂で記念撮影                  ▲ 五丈岩撤退

五丈岩にも取り付いてみますが、登ったら下りられそうもないので ・・・
下一段くらいで撤退。

わが隊の後からどんどん登山者が押し寄せて来るので、さすが百名山と感心する。

瑞牆山の急峻な山容が、ガスの切れ間に時々その姿を現しています。

 金峰山頂で
 ガスの瑞牆山            ▲ 瑞牆山に至る稜線

帰路につく頃には二人とも体調悪く、朝日岳の登り返しでヨレヨレになる。
普段は必ずどちらかが元気なのだが、今日は全滅。
殆んど寝ていないからです。

ガスが巻き始める中、朝日岳の山頂をめざして歩き始めると、ヘリがバタバタと急接近して来た。

何だ、何があったんだと、訳が分からず大騒ぎする。
まるで墜落でもするかのような勢いだった。

朝日岳の東斜面の岩場で転落事故があり、救助に飛来したらしい。
ツアー登山のガイドが転落したそうだ。
マジかよ〜。

目の前でホバーリングしながら隊員二名が降下し、負傷者を担架に乗せてヘリに収容していた。
一部始終を目撃することになり、山岳事故の重大さを改めて思い知らされる出来事だった。

ヘリが去ってから、岩場の下りは渋滞になってしまった。

                            ▲ 救助活動中の山梨県ヘリ

思わぬ時間のロスがあったので国師ガ岳、北奥千丈岳は諦めた。
そのうち又来ることもあるだろう。
         

川浦の武田信玄ゆかりの温泉でのんびりする。
フロントの人は威張っている感じで、対応は最低だった。

格式のある造り、凝った調度品、金には替えられない歴史的な価値があるのかも知れない。
悲しいかな、凡人には分からなかったが ・・・

 ミネズオウの大群落