|
|
|
■ 6:30 = 7:20 中山道坂本宿 = 7:40 きりづみ館 |
|
きりづみ館 7:55 ... 8:15 登山口 ... 8:50 角落山分岐 8:55 ... 9:50 休憩 9:55 ... 10:20 鼻曲峠 ... 10:40 鼻曲山大天狗 10:50 ... |
10:55 小天狗 【L】 11:50 ... 12:10 鼻曲峠 ... 13:15 十六曲峠 ... 13:50 登山口 ... 14:00 きりづみ館 |
|
きりづみ館 15:05 = 磯部煎餅 = 16:50 ■ |
|
|
鼻曲山の場所
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
|
霧積温泉 きりづみ館 入之湯 (¥600) |
|
霧積温泉は観光地化されていない秘湯のたたずまいを色濃く残している。
泉質は無色透明の重炭酸土類泉で泉温は39度。
犬の湯、入の湯とも言われる。
明治21年の開発以来、明治の政界人、文人、外国人などの来遊が後をたたなかったが、その後の大水害もあり、現在に至っている。
鼻曲山は金湯館手前より右の登山道に入り、十六曲峠より左に(右に行くと剣の峰、角落山)緩い傾斜の気持ち良い登山道をたどる。
やがて急坂となり、わずかで稜線に出る。
この間の展望はないが、新緑、紅葉が素晴らしい。
最後の小ピークを越え、急坂を登れば山頂の大天狗。
西の三角点のあるピークは小天狗と呼ばれる。
また、大天狗の東側直下が烏川の源流になっていることは、意外と知られていない。
上毛新聞社『群馬の山歩き130選』より
|
|
|
二度上峠を挟んで浅間隠山と対峙する県境の山鼻曲山へ春を探しに行く。
碓氷峠の旧道に入り坂本宿を抜けて、十数年ぶりに霧積温泉を訪れた。
文化のかおる秘湯、明治時代から続く格調高い一軒宿だ。
秘湯のたたずまいを色濃く残している。
玄関前の桜と桃の花が満開だった。
|
▲ 桜のきりづみ館 |
|
|
きりづみ館から一登りで、金湯館専用道路を横切り登山道に入る。
この辺りまで春が訪れ、木々の新緑が彩やかだったが、その先はまだ春の息吹を感じ取るにはちょこっと早すぎるようだった。
登山道の両側は紫のスミレと黄色いヘビイチゴの花が咲き競っていた。
角落山への分岐で一息入れる。
|
▲ 角落山分岐 |
|
|
稜線に出ればブナとミズナラの気持ちよい平坦道で、浅間隠山が柔らかい朝日を浴びて枝越しに見えている。
|
▲ 緩い傾斜の柔らかい道が続く |
|
|
火山性の土のためかトラバース道が大きく崩壊している場所があった。
鼻曲峠につめる天狗坂は思わぬ急登で、休憩をはさんで登って行くが血糖値が少しずつではあるが確実に下って行くのが分かった。
しかしここまで来たら休まず峠を越え鼻曲山頂までがんばろう。
|
▲ 徐々に急になって行く |
|
|
本峰は大天狗と言い、展望はあまり望めない。
記念撮影だけして浅間の展望台、小天狗に足を伸ばす。
三角点があるのは小天狗。
浅間連山が真正面に鎮座し、四阿山も心なしか残雪が少ないみたい。
|
▲ 小天狗でポーズ |
|
|
登山者が多く、賑やかな山頂。
ここで一時間ほど弁当を広げて、心はもう温泉に飛んで行く。
|
▲ 人気の山 |
|
|
途中の天狗のノゾキから、金湯館の屋根が見える。
高崎から来たという若いメッチェン三人組が登ってきたので、ガイドのおじさんになる。
男風呂は総檜の六角風呂。
女風呂も以前よりきれいになっていたらしい。
独り囲炉裏端に座って、缶ビールをいただきます。
可哀想に思ったのか、先客が野沢菜漬を分けてくれた。
嬉しいような悲しいような。
|
▲ 浅間山 |
|
|
|
|
帰りの林道で、猿軍団が偉そうに我がもの顔で闊歩していた。
人間と野生の猿の住み分けが難しくなっている。
世間では今日は大型連休の二日目にあたり、早い帰宅にもかかわらずR18は混み始めていた。
来週5日はSHION君のお宮参りをすることになっているので、重田の親父に磯部煎餅を買って帰った。
平凡な山行だったが、ちょこっと春を見つけた。
これから山は雪解けと共に、色とりどりの花を咲かせる。
百花繚乱も間近い。 |
▲ 心は風呂風呂 |
|
|
|