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■ 8:15 = 9:50 大洞p |
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大洞p 10:00 - 11:35 駒ヶ岳 - 11:50 大ダルミ(L1) 12:05 - 御黒檜大神 - 12:50 黒檜山(L2) 14:05 - |
14:55 黒檜山登山口 15:00 - 15:20 大洞p |
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大洞p 赤城緑風荘 16:00 = 17:30 ■ |
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黒檜山の場所
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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国民宿舎 赤城緑風荘 (¥800) |
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移動性高気圧に誘われて、雪の華を見に赤城山に出掛けます。
先々週、義基爺の一周忌のため四人で広島に行き、そのままはらっぱを残して来たので単独行となる。
前回登った時の逆コースをとり、駒ヶ岳経由で黒檜に登ることにした。
いきなり雪の登りで早くも汗をかきながら。
単独行特有の他愛のない思考をグルグルとめぐらす。
鉄製階段もすっかり雪に埋もれて、手すりが膝あたりにあり登りやすい。
雪と格闘して稜線に出ると、透きとおった本当の青空が果てしなく広がり、開放感にどっぷり浸って、いつの間にか何も考えなくなる。
宇宙の彼方に吸い込まれそうな錯覚というか。
自分が透明になってゆくというか。
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▲ 青空に太陽 |
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時折吹く風に、霧氷の粒がシャワーのように降りかかり。
ふと振返れば真白き富士の秀嶺がきれいに浮かんでいる。
駒ヶ岳に続く稜線は。
東村側に発達した雪庇が風に煽られるたびに雪煙をあげて。
キラキラ輝いていた。
澄みきったこの碧さは、決して人工的には創り出せない色だと思った。
はらっぱは今頃こたつかなと思いながら、休みやすみ高度を稼いで行く。
ザックがいつもより重いのは、缶ビールのせいだな。
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▲ 駒ヶ岳稜線の雪庇 |
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まだかいなと思う頃、黒檜山頂に登りついた。
十人位の人が山を眺めたり、弁当を広げたりしていた。
積雪量は1mくらいだとか言ったりして、盛り上っているみたいだった。
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▲ 黒檜山頂でくつろぐ |
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日光から尾瀬、武尊、巻機、朝日、谷川の稜線。
苗場、志賀そして八ヶ岳が所狭しと並んでいる。
午後の紅茶を沸かして、ささやかなランチを済ませる。
はらっぱに、山頂からのメッセージを送る 
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▲ 黒檜山頂から地蔵岳 |
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記念写真を撮ってもらったあと。
横になって冬の太陽を全身に浴び。
ウトウトと山上の贅沢な時間を、優雅に淋しく過ごしたのであった。
気温が上がったせいか黒檜の急な下りでは、アイゼンに雪団子が付いて歩きにくく、ストックで叩き落としながら転がり下りる。
登山口に着いてアイゼンをはずそうとしたら腿がつりかけた ・・・ やば。
右腿は自分の弱点。
湖畔道路をテクって大洞に戻り、懐かしの緑風荘に寄る。
風呂は独り占め。
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▲ 見合い写真を撮ってもらいます |
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