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2001.10.20 (土) | K2Couple No.0054 |
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上州武尊山 じょうしゅうほたかさん(群馬県) |
2,158m | |||||||||||
ブナの原生林を育む群馬県内の独立峰 | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です * 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません |
▲ 中ノ岳鞍部から沖武尊山へ |
■ 4:40 = 前橋IC/関越道/沼田IC = 6:10 東俣p | |||
東俣p6:25 ... 7:25 田代湿原分岐 ... 7:50 避難小屋 ... 8:35 セビオス岳 ... 8:55 休憩 9:00 ... 9:40 中ノ岳前武尊分岐 9:45 ... | |||
10:15 沖武尊山 10:30 ... 10:40 日本武尊命像 【L】 11:50 ... 12:10 中ノ岳 ... 13:00 セビオス岳 13:10 ... 14:50 東俣p | |||
東俣p15:00 = 15:20 しんめいの湯 16:15 = 沼田IC/関越道/渋川IC = 18:15 ■ | |||
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この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) | |||
上州武尊山の場所 |
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花咲温泉 しんめいの湯 (¥500) | |||
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武尊山への数条の登山道のうち、武尊牧場から中ノ岳の南肩にいたり、主稜線に合して登頂する本コースは昭和6年に地元片品村花咲の 青年団によって開かれた。 花咲では中ノ岳は皮籠(かわご)岳と呼ばれている。 このコースは全体的に緩やかで歩きやすい。 季節によっては湿り気が多く水たまり等もあるが、粘土ではないのであまるぬからない。 牧場にレンゲツツジが盛りの頃、中ノ岳の南肩に出る手前や、頂上に近い三ツ池のあたりは、まだ雪田が残っている。 上毛新聞社『群馬の山歩き130選』より |
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山名は日本武尊命(やまとたけるのみこと)に由来する。 TUWV4年の夏合宿(上信越)では、藤原上の原に現地本部を置いた。 |
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▲ 白樺林を過ぎてブナ林に入る |
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今日は、ブナの原生林や白樺の林に囲まれた武尊牧場キャンプ場から登りましょう。 北岳以来4連荘のピーカンに恵まれ、心は弾むが身体はちょっと重い。 |
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▲ 中ノ岳から前武尊に伸びる尾根 |
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堆積した落ち葉をガサガサと踏みながら。 快適な腐葉土の道も、避難小屋を過ぎる頃には次第にぬかるんでくる。 セビオス岳からは展望も開け前武尊、中ノ岳、沖武尊が目の前に大きく聳えるが、標高差は少なくチョロそうな感じだった。 背後には皇海などの足尾山塊や日光白根が朝日に輝き。 中ノ岳南肩のクサリ場に着く。 前武尊からの道を合わせて中ノ岳を巻き。 |
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▲ 中ノ岳南肩のクサリ場 |
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登山道がいくつもあるせいか。 仕方なく、北の谷川連峰、朝日巻機稜線をしっかり瞼に焼付け、日本武尊命像の安置された岩場に下って、二人分の場所を空けてもらいました。 |
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▲ 上州武尊山頂 | ▲ 日本武尊命像 | ||
富士山や赤城榛名浅間、尾瀬、日光の山を心ゆくまで眺めながら、のんびりと豪華メニューを楽しむ。 パン、うどん、むすび、なすきゅうりの漬物で豪華版? |
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中ノ岳のトラバースは根曲がり竹に乗って転び、ハイ松の中は凍った岩でスリップ、クサリ場の下は泥土で転びそうになった。 群馬県制作の小栗康平監督作品「眠る男」のロケ地から至仏に別れを告げ、ブナとダケカンバの林を気持ち良く下った。 |
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▲ 笹の稜線をトラバース |
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ブナの林で芸術写真に挑戦したり、見渡す限りの白樺林から望む日光白根の写真を撮ったり。 武尊街道しんめいの湯に寄って、家族的な休憩室でリラックスした風呂上り気分を味わう。 必死で通過したクサリ場と360゜の展望。 |
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▲ ブナの原生林でカクレンボ | |||
▲ 三合平の白樺林 | ▲ 日光白根山展望 | ||
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