2001.09.01 (土)                          K2Couple No.0049

浅草岳
あさくさだけ(新潟県・福島県)
1,586m
越後の山は、静けさばかりが印象的

コース最大標高差 : 530
コース累積標高差(+) : 550
コース累積標高差(−) : 550
コース距離 : 5.4 km
行動時間 : 5'30"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 浅草岳山頂から前岳に続く道
 ■ 23:40 = 0:10高崎IC(関越道)1:15小出IC = 2:10 大自然館p(仮眠) 5:15 = 5:40 ネズモチ平 5:50 = 6:05 桜ソネ登山口p
 桜ソネ登山口p 6:20 - 7:40 カヘヨノボッチ(BF) 7:55 - 8:25 前岳の肩 - 8:40 浅草岳(L) 10:20 -
 10:35 前岳の肩 - 11:50 桜ソネ登山口p
 桜ソネ登山口p 12:15 = 12:40 浅草岳温泉 14:10 = 14:50小出IC(関越道)15:50高崎IC = 16:15

 浅草岳の場所

浅草岳温泉 大自然館 展望洞窟風呂 (¥600)

 7月のうだる様な暑さの反動なのか、盆休みが始まる頃からはっきりしない梅雨まがいの天候が続いている。
 越後の名峰浅草岳をめざして、前夜発で真夜中に登山口まで入り、車中泊するつもりでいた。

 が・・・。
 不案内な土地の険しい夜道が怖くなり、入広瀬村最奥の浅草岳温泉の駐車場まで戻って。
 満天の星を仰ぎながら仮眠することになる。

朝5時に目を覚ますと、完全に期待を裏切る厚い雲が広がり、ガスがたちこめていた。
昨夜のあの星空は何だったんだ。

未舗装の狭い林道を辿り、目的地のネズモチ平登山口に着く。
我が隊の他には全く車はなく、霧雨状態だった。

気を取り直して、桜ソネ登山口に車を転進することにした。
こちらは尾根上の駐車場なので、ちょっと明るい感じだがやっぱり山は見えなかった。

 桜ソネ登山口

ガスが濃くなったり薄くなったりする中を、噴き出す汗を拭いながらブナの樹林帯を抜けると、越後特有の柔らかい山上草原が広がる。

緑の草原には、イワショウブとエゾリンドウが群生していた。
イワショウブは紅く色付き始め、秋の気配が漂っています。

 ついてないなぁ       ▲ イワショウブ           ▲ エゾリンドウ

前岳から浅草岳に伸びる草原稜線は、時間に追われる日常の窮屈な生活から離れた安堵感を象徴するようなのんびりムードだ。

おっとっと。
朽ちかけた木道はガスで濡れており、おまけに傾斜しているのでよく滑る。

山頂付近には。
ウメバチソウの白とウツボグサの紫の花が入り乱れて咲き競っていた。
ザックを思いっきり広げて美味しい食事をしながら、日光浴の蛇と一緒に待つこと1時間半。

 前岳の肩から浅草岳
                  ▲▲ 蝶が舞う浅草岳山頂で
 ゴゼンタチバナ ▲ アキノキリンソウ  ウメバチソウ  ウメバチソウ

越後側のガスが、徐々に切れ始めた。
今まで確認できなかった前岳や北西の山々が、その姿を少しずつ見せる。
山頂の人たち(3party)は歓喜して、写真を撮り始めたのであった。

6月のヒメサユリの時期に、また来たいね。

 ガスが晴れ始めた前岳方面

ガスにまぎれて田子倉湖が見える。
会津側の鬼ケ面岸壁も、完全にベールを脱ぐことはなかった。

 ガスに煙る鬼ケ面岩壁

下りは特急。

皇太子御成婚記念の安全祈念の鐘をカンカン叩いてから、二十台程に増えて満車になった駐車場に戻った。

林道の両側に勢揃いしたススキの穂が。
雲間から漏れる陽光をランダムに屈折させ。
キラキラと秋の山に輝いています。

 前岳の肩、肩を落として下山しませう
          山、見えてるよ                 安全祈念の鐘 

昨年の春、遭難者救出中の4人(小出警察署警察官2名、消防署員、音松荘主人)が雪崩の犠牲になった二重遭難の碑が下山途中にあり、花がたくさん手向けられていた。
二人で合掌。

浅草岳温泉洞窟風呂は土曜だというのに客がない。
気持ちのいい温泉を独り占めにして、最高の気分を味わったのだった。

 浅草岳遭難救助活動殉職者慰霊碑