2014.04.12 (土)   K2Couple No.0449 

景信山
かげのぶやま(東京都・神奈川県)
727m

       景信山 727m 小仏城山 670m

ハナネコノメは一週間遅かったな〜

コース最大標高差 : 490
コース累積標高差(+) : 865
コース累積標高差(−) : 865
コース沿面距離 : 10.7 km
行動時間 : 6'25"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 ザリクボ沢のハナネコノメ

  3:55 = 本庄児玉IC/関越道・圏央道/高尾山IC = 5:20 日陰沢林道p

 日陰沢林道P 5:50 ... 小下沢林道 ... 6:55 景信山登山口 7:05 ... 8:15 小仏バス停分岐 ... 8:30 景信山 8:55 ... 9:20 小仏峠 ...
 9:50 小仏城山 【L】 10:25 ... 12:15 日陰沢林道p
 日陰沢林道p 12:25 = 高尾山IC/圏央道・関越道/本庄児玉IC = 14:15


 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

景信山の場所


高尾山周辺は東京都民の憩いの山なので、いつも賑やかな山というイメージが強い。
裏高尾日影沢周辺の駐車スペースは狭いし、まともに朝日を受ける関越道上り線は眩しいので、日の出前の出発にしました。

家を出ると、久しぶりに降り注ぐ満天の星シャワー ☆☆☆
そして一際大きく輝いているのは、明けの明星ですね。

 関越道、鶴ヶ島JCT

関越道から圏央道に入る頃には、東の空が明るくなってきましたよ。

高尾山ICを出て裏高尾への道に入ります。
道端の桜が綺麗です。

日影沢の駐車場には、余裕で3番目の到着。
10台くらいは停められそうです。

 日影沢林道入り口の駐車場

地元小仏にお住まいの男性がちょうど散歩の途中で、いろいろ様子を教えていただきました。
「城山でまたお会いできるかもしれませんね」
え〜っ、朝の散歩で城山まで登るんですかい

植生保護の為に日影沢の一部にロープを張っているので、そこは入ってはいけません。
北東尾根(日影沢林道に沿った尾根道)は、歩いても良いとのことでした。

 踏まれて消えた花

車の中でコンビニの朝食。
私達は小下沢林道から景信山へ登り、城山を経て日影沢林道を帰ってくる予定です。

その前にウッドデッキの散策路を偵察しますね。
ニリンソウやイチゲの花が咲いていますが、ハナネコノメは確認できず。
まっいっか、出発しよう。

 ウッドデッキの散策路
 ▲ モミジイチゴ       ▲ キクザキイチゲ            ▲ 日影沢林道分岐点

車道を進んで、JR中央線の高架下を潜って小下沢(こげさわ)林道に入る。

中央道も見えますが、下り車線は大渋滞してました。
そして電車も通過。
立派な三脚立てて、その を撮っているカメラマン氏もいる。

すっかり花の終わった木下沢梅林の横を通過。
片っ端から花の写真を撮っているおば様がいました (^^;

 JR中央本線
タカオスミレ セリバヒエンソウ ヒトリシズカ ジロヤブケマン
クサイチゴ カキドオシ ヤマエンゴサク ミミガタテンナンショウ
 ナガバノスミレサイシン              ▲ エイザンスミレ
 タチツボスミレ かな              ▲ マルバスミレ
                              ▲ ニリンソウ咲く小下沢林道

道脇にはスミレばっかり。
たまに椿があったり、ニリンソウ、ヤマルリソウが咲いてたりします。
車止めゲート横を通って、景信山の登山口(広場)に着きました。

 とことこ         ヤマルリソウ

丸太置き場の丸太に腰掛けて、ドリンク休憩。
小下沢に掛けられた小さな橋を渡って、ザリクボ沢沿い山道へ。
入り口に水場あり。

登山道に入ると、早速ニリンソウやハナネコノメが目に入りますね。
ハナネコノメが元気に咲いています。

あれっ 紅くないし。
おいちゃんの顔に落胆の色濃く

 小下沢を渡って景信山へ

が〜ん
一週間遅かったみたいね〜、ははは、笑うっきゃない訳で。
ハナネコノメの赤い葯はなくなっていました  
(想定内ではあったけど ・・・)

先週は、裏高尾と仙人ヶ岳のどっちにしようか迷ったのだった。
仙人ヶ岳はやや早く、今週の景信山はやや遅かったという認識です。
順番を間違ったかも ・・・ おいちゃんごめん。

                           ▲▲▲▲ ニリンソウとハナネコノメ
                          ▲ 紅い葯がなくなっているハナネコノメ
ヨゴレネコノメ ヤマネコノメ ミヤマキケマン エンレイソウ
ミヤマシキミ レンギョウ ミツバツツジ ミツマタ

私は想定内でしたが 期待していたおちゃんはすっかり テンション。
ここから山頂までずっとブツクサブツクサ ・・・
こりゃ面倒くさいことになったぞ〜。

それでも、途切れることなく咲いてるスミレでごまかして山頂へ向います。
東京都の里山なのに、枝沢に残雪があったのにはビックリ。
朝冷えてた筈ですね。
駐車場では3℃だった。

 アカフタチツボスミレ
 小仏バス停分岐              ▲ 景信山頂へ
 まだ静かな山頂だった             ▲ 桜とトイレ

景信山頂で最初に迎えてくれるのは、綺麗なトイレだった。
次のお迎えは、満開の桜とミツマタです。

そして、ここ山頂かいと目を疑うのは、ずら〜っと並んだベンチの数。
いったい何人のお客さんが座れるのでしょうかね ?
店が二つあったから200人位かなあ。

そして、きょうは春霞で駄目だと思ってた富士山が見えたんですよん。
ほらほら見てごらん、綺麗な富士山だね〜。
おいちゃんのご機嫌伺いも忘れないはらっぱ

 あっと驚く山頂のお店
 桜の下に丹沢            ▲ ほらっ富士山だよ
                            ▲ もっと大きくしてあげるからね

富士山が見れたのが嬉しくて。
昨夜情報をいただいた山友に しちゃいました。

少しお腹が空いたけど、まだ早いので城山で食べることにしましょうね。
まずは小仏峠へ下りまして。

 城山へ

途中の道は樹林で何も見えず 花も時々スミレが咲いてるだけ。
またまたおいちゃんがグレ始める。
道は広くて固いし、登山道と言うより裏高尾ハイウェイじゃんかよ〜。

小仏登山口にバスが着いたのかな。
次々と登ってくる人とすれ違うようになりました。
若い人たちの挨拶が気持ち良く響く。

 ハイウェイ並みの裏高尾稜線
 山の斜面は桜色        ▲ こんな感じの道がどこまでも続くよ
 エイザンスミレ              倒木から新芽

開けた場所から中央道が見えます。
相変わらず大渋滞している様子。
いつも混むところだよね。

そしてパトカーのサイレンが鳴り響き、拡声器の声も聞こえる。
事故でもあったのかしらね。
も飛んでるし。

 中央道

小仏峠のタヌキに会って、もう少しだからと励まして城山に向かいますよ。

何で信楽焼きのタヌキなんだよ
ブツブツ言ってる割には楽しそうだけどね (^^

いつの間にか城山に到着。

 小仏峠
 マメザクラ               ▲ マメザクラ
 小仏城山                ▲ 桜と富士

ここに来たのは2回目、前回は高尾山からでした。【REPO】

富士山が見える芝生の上で、絶景ランチを楽しもう。
30分もゴロゴロ寝転がって過ごしました。

さてと、下山しようと立ち上がって振り返ったら、疎らだった人影がいつの間にか大勢の登山者の雑踏になってましたよ。
恐るべし高尾山。

 富士山を見ながらランチする人たち
 
                                    ▲▲▲▲▲ 城山を飾る木々

綺麗なトイレを借りて、最初は日影沢林道を下ります。
スミレなどの花を見るなら林道が良いと聞いていましたが、気がつけば何気に北東尾根の山道に足が向いています。
OKの確認がとれたので、短いコースのほうが良くなっちゃって (^^

まだ午前中ですから、山道を登ってこられる人に次々と出会います。
結構急な場所もあったので、登るにしろ下るにしろ林道の方が歩きやすいのかも知れませんね。

 城山の木彫りの天狗様

山道の途中から見える一丁平の桜が見事です。
今頃あの桜の下で、盛り上がっている人たちが大勢いるでしょう。
高尾山ってそういう場所です。

下に見えた林道ともいつしか離れて、杉の植林地を下ることになります。
ヘックション。
先週の仙人ヶ岳から、おいちゃんの花粉症発症

 北東尾根から桜の一丁平を望む          ▲ 一丁平の写真を撮っている人

満開の山桜やアオキを眺めながら、ポコポコ下ります。
そういえば登り始めから下山まで、この山一帯がアオキの山でしたね。

頭上の山桜や道草の花を撮りながら、のんきな山ですよ。
特に目的の花を探すでもなく、目に付く花々をカメラに収めてね。

こんな乾いた道の中に、ニリンソウっぽいの見っけ。
あんた踏まれちゃうぞ。

 こんな感じの尾根を下る
 シュンラン              ▲ 満開の山桜

スミレの名前は難しいです
一生懸命調べたりしてるんですけど、ようわからん。

間違ってるものがあると思うので、誰か教えてくださいな。
お願いします。

 スミレですけど
 ヒナスミレ                ▲ アカネスミレ
 ニオイタチツボスミレ               ▲ オトメスミレ
 アオイスミレ               ▲ オカスミレ
踏まれそうなニリンソウ キジムシロ カンアオイ キブシ
クロモジ ヤマブキ アオキ ウグイスカグラ

杉林だったり自然林だったりしますが、道ははっきりしていて歩き易い。
ややアップダウンがあって、やがて渋滞中の中央道が見えてくると終点に近づいた雰囲気です。

尾根を右にはずれトラバースしていると、再び林道が下に確認できます。
路駐の車が連なっている。

 杉の樹林帯

日影沢に下りる手前で、登山道の両脇にロープが張ってありました。
改めて看板を見ますと、このロープの中には入らないようにとの注意書きでした。
かつてはニリンソウの大群落で、沢沿いが白く埋まるほどだったそうです。

丁度お昼を廻った時間の下山です。
山から下りると暑い、17℃。
これから登って行かれる人たちも多いようでした。

 アオキ
 ユリワサビ  タチツボスミレ  沢のニリンソウ  ニリンソウさん

帰りも高尾山ICからと思い、R20に入るとICまでは大渋滞でノロノロ。
渋滞してる高速から下の国道へ流れてきたのだ。

圏央道に乗ってからは、スイスイ順調に走ることが出来ました。
車内でも暑いなあと思いながら、高崎に帰ったら20℃。
過ごしやすい季節(春)は短いよね。

 小仏の春