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2013.09.28〜29 (土日) | K2Couple No.0428 |
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常念岳 じょうねんだけ(長野県) |
2,857m | |||||||||||
秋空にちょこっと紅葉が嬉しい | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です |
▲ 紅葉の乗越直下から常念岳 |
■ 3:55 = 藤岡IC/上信越道・長野道/安曇野豊科IC = 6:15 一ノ沢P |
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一ノ沢P 6:25 ... 6:40 ヒエ平登山口 6:50 ... 7:05 山の神 ... 7:50 大滝 ... 8:15 烏帽子沢 8:25 ... 8:55 笠原沢 9:00 ... |
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9:50 胸突八丁 ... 10:10 最終水場 10:20 ... 11:00 第2ベンチ 11:10 ... 11:30 常念乗越 11:45 常念小屋 12:00 ... |
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12:30 【L】 12:45 ... 13:50 常念岳 14:40 ... 15:40 常念乗越 16:00 常念小屋 【泊】 |
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常念乗越 5:50 ... 6:20 最終水場 ... 6:35 胸突八丁 ... 7:10 笠原沢 7:20 ... 7:45 烏帽子沢 7:55 ... 8:10 大滝 ... 8:50 山の神 ... |
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9:00 ヒエ平登山口 9:05 ... 9:30 一ノ沢P |
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一ノ沢P 9:35 = 9:50 穂高ビューホテル = 10:10 ほりでーゆー四季 11:10 = 松本トンネル・三才山トンネル = |
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東部湯の丸IC/上信越道/藤岡IC = 13:30 ■ |
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この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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常念岳の場所 |
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常念小屋 (¥9,500) ほりでーゆ〜 (¥500) | |||||||||||||
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盆休みから山歩きがままならず、うじうじ過ごした1ヶ月半。 おいちゃんは、前夜からパッキングして子供のように嬉しそう。 私もほとんど眠れず、暗い内の出発です。 |
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▲ FINEPIX900EXR ネイビーブルー |
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更埴経由で長野道に入る頃、東の空が明るくなりました。 下界はどんより曇り空です。(山の上から見ると雲海かな) |
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▲ よっしゃ〜常念坊見参 |
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登山者用駐車場は満車状態なので先に進んで様子をみたら、ラッキーなことに駐車スペースに空きがあります。 ダラダラ歩いて、登山口までは15分の舗装道路でした (^^ |
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▲ おっ 空いてた | |||||||||||||
▲ 横通は見えるけど常念は見えないね | ▲ ヒエ平の登山基地 | ||||||||||||
トイレを済ませます。 登山届けを投函して、いよいよ出発です。 |
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▲ さて出発です |
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ピーカンで陽射しが強いのですが、ずっと樹林帯の登りで爽やかです。 「赤城の詩」真吾さんのまねっこで、私達もここで安全祈願しますね。 |
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▲ 山の神 | |||||||||||||
▲ 一旦沢に下りて大滝に向かう | ▲ 懐かしい昭和44年の一ノ沢 | ||||||||||||
ず〜っと沢沿いの道で、瀬音が近づいたり遠のいたりしますね。 この辺りは笹ばかりで、花は全くありませんでした。 |
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▲ 木々に囲まれて暑くもなく寒くもなく |
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烏帽子沢に着いて道標を見ると小屋まで2.9K、登山口まで2.8Kの表示。 大勢の方が休憩していました。 |
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▲ 烏帽子沢 | ▲ まだまだ先があるんだよね | ||||||||||||
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深く切れ込んだ烏帽子沢でまったり休憩ののち、ゆっくり腰を上げる。 お月さまが青空にポッカリ。 |
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▲ 色彩豊かな山肌 | ▲ 上弦の月だったっけ 久しぶりだね〜 月みるなんて♪ | ||||||||||||
次に笠原沢を渡ると、登山道は水が流れてるところが多かった。 そして左岸から丸太組みの橋で対岸に渡り、やがて左岸に戻りますね。 |
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▲ 足元は不安定でも気持ちのいい道です |
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お花畑の道になりました。 花の写真を撮りましょうね (^^ |
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▲ 右岸から左岸に戻って | ▲ 花の多いところ | ||||||||||||
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胸突八丁はいきなりの階段登りでした 前後して歩いてた皆さんもバテバテで、みんなでゆっくり登って行きます。 私たちは最終水場で休むことにしてスルーします。 |
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▲ 胸突八丁の取付き階段 |
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ちょっとだけ頑張れば水平道だよ。 |
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▲ ぽこぽこ |
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道はしっかりしていますが、左下は一ノ沢に切れ落ちています。 おいちゃんは、ひとつ手前の湧水で補充してました。 |
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▲ 間もなく稜線の雰囲気 | ▲ 最終水場の水ゲット | ||||||||||||
▲ 最後の水場なので賑わっていますね | ▲ 小さい秋やね〜 | ||||||||||||
ここから樹林帯の急登を、あと1K標高差200頑張れば小屋に着きます。 |
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▲ いちに〜のよっこらしょ | ▲ これからは梅干持って歩こ | ||||||||||||
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そこからもまだまだ急登が続きましたが、ずっと一緒だった宇都宮ご夫妻とベンチでおしゃべり休憩に突入。 梅干をいただいたり、おしゃべりのお相手をしていただいたりして、皆様のお陰で無事に登ることが出来そうです。 |
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▲ しこしこ | |||||||||||||
▲ 苦行から解放された | ▲ 間近に常念だす | ||||||||||||
ようやく稜線の気配が漂ってきました。 雲がちょっと増えたような ・・・ |
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▲ ラスト20m | |||||||||||||
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▲ ジャ〜ン 槍だ〜 | |||||||||||||
稜線(常念乗越)に出た途端に、眼前に広がるアルペンちっくな別世界。 だっていきなり真正面に、端正な槍が目に飛び込んで来るんですから。 |
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▲ 東鎌尾根の上に槍トライアングル |
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槍も穂高も登ってるし、蝶に登った時にも見たことのある景色。 でも、現実にこの場で対峙する時、新鮮な幸せな気分に包まれますね。 |
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▲ 北穂 |
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私は初めての常念岳ですが、おいちゃんにとっては3回目。 最初は昭和42年、南アの夏合宿を打ち上げたあと常念から雲の平をめざしたが、風雨にたたられて常念乗越に着いたのは安曇野をスタートしてから3日目だった。 2回目は昭和44年大学5年の時だった。 |
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▲ 昭和42年、荒天のため撤退の朝スケッチ | 【 教訓 】 記憶を呼び戻すためにも記録は残すべし | ||||||||||||
▲ 様変わりした常念小屋 | ▲ 昭和44年当時 | ||||||||||||
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小屋の受付を済ませて、階段を上がったすぐの15人部屋へ。 時間はまだ正午、夕食は5時なので充分時間があります。 |
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▲ 山頂へGO |
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登山道は想像以上の石ゴロゴロで、歩き易いような歩きにくいような。 |
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▲ 腹減って登れね | ▲ じゃこの上でランチにするから早くおいで | ||||||||||||
▲ 素晴らしい空間 | |||||||||||||
▲ 鷲羽でしょ水晶でしょ | ▲ 行きたかったね水晶 (それを言うな) | ||||||||||||
▲ ニセピーククリアー | ▲ だいぶヨレてきたし | ||||||||||||
▲ 山頂の人影が見えるようになって | ▲ 私鉄沿線野口五郎方面 | ||||||||||||
▲ 確かに絶景 | ▲ 針ノ木岳&燕岳 | ||||||||||||
▲ ウラシマツツジさんこんにちは | ▲ なかなか着きませんね | ||||||||||||
ニセピークを過ぎて、ヨレながら徐々に高度を稼ぎます 三股に下る分岐。 |
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▲ 三股分岐 (前常念へ) | |||||||||||||
▲ 登りがきついので振り返ってばっかし | |||||||||||||
▲ 安曇野から雲がどんどん押し寄せてきます | |||||||||||||
▲ 八ヶ岳と富士山 | |||||||||||||
山頂手前からは富士山まで見えましたよ 病み上がりのおいちゃんも何とかここまできました。 |
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▲ 山頂直下 | |||||||||||||
▲ 王手だ〜 | ▲ 山頂の岩間に咲いていたイワギキョウ | ||||||||||||
▲ 孤高のナナカマド | ▲ 山頂です | ||||||||||||
ぐるり360°のパノラマです。 富士山と北岳でしょ。 山頂には祠と方位盤があった。 |
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▲ 同じ景色を何度も撮って | ▲ 山名方位盤 | ||||||||||||
狭い山頂は先客の団体さんが占領されてたので、すぐ下を横切り南側の落ち着ける場所に座りました。 山頂は、登山道のような風もなく暖かい。 昔泊まったことのある涸沢小屋を見て、当時の思い出話に花が咲きます。 |
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▲ アルペンポーズ | |||||||||||||
▲ 蝶ヶ岳方面 | ▲ 穂高岳ビッグ4 | ||||||||||||
▲ 頚城三山 | ▲ 御嶽山&乗鞍岳 | ||||||||||||
▲ 山頂で小1時間のんびりしちゃった | |||||||||||||
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梓川の深い谷を挟んで対面のヒュッテ西岳を撮ってみました。 F900EXRの×20光学ズーム、×40デジタルズームを楽しみます。 高価な一眼と比べたら全然あまいし。 |
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▲ ヒュッテ西岳 |
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お客さんが途切れたスキを見計らって山頂参りをしたのち下山。 下りは嫌な道でした。 |
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▲ 下山開始 |
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いつの間にか槍ヶ岳にガスが掛かって、日没ショーは期待できない 私たちの夕食は1巡目の5時からです。 槍ヶ岳山荘や北穂小屋に火が点って、でっかい星みたいに見えます。 |
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▲ ぎゃ〜トンカツかい |
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食事のあとはすることもなく、私達の部屋はみんな寝ちゃいました 寝袋に入っていたら眠りに落ちて、10時に目が覚めて眠剤を飲む。 おいちゃんは、夜中にコソコソ起き出して行ってたりして (^^; |
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▲ 寝静まった二階通路 | |||||||||||||
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一夜明けて |
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朝は4時頃から、人が部屋を出たり入ったりして寝てられません。 部屋に戻って間もなく明るくなり始めたので、荷物を持って小屋を出ます。 |
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▲ ご来光スタンバイ | |||||||||||||
▲ 思わず息を飲むほど美麗な浅間シルエット | |||||||||||||
▲ 八ヶ岳クッキリ | |||||||||||||
▲ 浅間山の右からご来光 おはようさん♪ | |||||||||||||
▲ 影常念を写す槍ヶ岳モルゲンロート | |||||||||||||
太陽が完全に丸くなったら、みんな一斉に反転。 印象深いサンライズショーを見た後は下山のみですね。 |
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▲ ご来光を楽しむ人たち | |||||||||||||
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登りでは休んだベンチも嘘のようにスルー、石ゴロゴロで歩き難い道ではありますが下りは楽チン快調です(^^ 展望ピカイチ、登りごたえもあっていい山だったな。 |
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▲ 下山は快調な予感 | |||||||||||||
▲ 紅葉路を下る | ▲ きょうも良い天気に恵まれそうです | ||||||||||||
お花畑では再び咲き残りの花を楽しみ、笠原沢手前の渡渉ポイントで甘いものとお茶休憩。 烏帽子沢でまたまただらける。 |
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▲ 胸突八丁へ | ▲ ドボドボ | ||||||||||||
▲ おいちゃんが渡れば | ▲ 私も渡ってお茶休憩 | ||||||||||||
無事にヒエ平の登山基地に戻り、あとは舗装道路ポコポコ。 路上に野生のニホンザル軍団が闊歩してました。 人間を恐れもせず路上占拠、人は怖々と道の端っこを歩くのであります。 |
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▲ おサル様スミマセン通りますけど |
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温泉はみ〜さんお奨めの穂高ビューホテルに寄ってみたんですけど、受付は11時からでした。 ちゃちゃって温泉に入るつもりが、おいちゃんのせいで長引いた。 |
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▲ 改めて常念坊さま |
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帰りは時間的にそう変わらない三才山トンネル経由一般道にします。 松本の有料道路からも常念坊様を眺めました。 |
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▲ またまた常念坊さま | |||||||||||||
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