2013.06.02 (日)   K2Couple No.0414 

榛名 黒岩
はるな くろいわ(群馬県)
1,030m
棚からぼた餅、予期せぬお誘い

コース最大標高差 : 120
コース累積標高差(+) : 130
コース累積標高差(−) : 130
コース距離 : 0.5 km
行動時間 : 5’20”
* 距離と最大標高差・累積標高差は KASHIMIR 3Dによる概算値です  おいちゃんプチレイバック

  8:00 = 箕郷町 = 8:45 黒岩PS(路肩)

 黒岩PS 8:55 ... 9:05 黒岩ゲレンデ 14:10 ... 14:15 黒岩PS

 黒岩PS 14:20 = 15:10 前橋ベイシアホール 15:15 = 15:30 前橋市民文化会館 【きり絵展】 16:25 = 17:00


黒岩の場所


最初から余談ですが ・・・
昨年秋の叙勲で、おいちゃんの従兄弟が瑞宝章を受賞した。
その祝賀会が開かれ、おいちゃんが飲んだくれている時にたっくんから

谷川岳のクライミングで疲れちゃったので、明日は黒岩にするけど ・・・
行く行く!
酔っぱらいは二つ返事です。
黒岩は近いから見学に行こう!と言って、私をごまかす

 瑞宝章

一夜明けて、おいちゃんが寝ぼけ眼で起きてきた。
たっくんからの連絡が、目覚ましチャイムになったらしい。

道具をザックに詰め込んで、頃合を見計らって出発しますね。
そんな訳で、先週に続いてまた黒岩へ行くことになっちゃいました (^^;

黒岩の駐車スペースに着くと、ちょうどたっくんたちが出発するところです。
時間もぴったし。
私達も、ちょっと遅れて黒岩に向います。

 黒岩の駐車スペース

メンバーは、たっくんとコバちゃんとオリジナルCVの末次さんの三人
昨日は、一ノ倉沢衝立岩正面壁のダイレクトカンテ登攀のビデオ撮影してきたと満足そうです。
【REPO】
正面壁と言えば、宙吊り事故があって自衛隊が狙撃して遺体を収容したという衝撃的な難ルートですね。

ベテラン揃いの三人は、難しそうなスラブの下に陣取っていました。
あそこは私には無理 ・・・ といつも思ってたとこ。
「今日は楽なとこで遊んでこうぜ」 だって。

 この壁にしよう

まずは末次さんが登ってみます。
ホールドが細かく、しかも外傾しているので見た目以上に緊張したらしい。

クラック周辺がルートの核心のようで、ハンドジャム、フィンガージャムがどうのこうのと言ってます。
足は ・・・ ヒールトュージャムだとか言って、みんなで笑ってるし。

TRを張って下りてきました。

 私が行ってみましょう (末次)            ▲ 新緑の中の登攀
 案外難しいよ            ▲ 末次さんカッコいい

おいちゃんもやってみる? ・・・ って振られて即答 「やるっ」。
え〜、きょうは懐かしい友達に会いに来ただけじゃないんかい。
あとで腰が痛いって泣いても知らないからね。

私の心配をよそに、勝手に登って行っちゃった

 好きなようにさせてやろう                ▲ 支点

おいちゃんのあと、ルートを変えたりして代わる代わる登る。
上手な人のムーブは、とっても参考になります。
って、同じようにできる訳ではないけどね (^^;

確かにホールドが細かいらしく、ほんの指先の先っぽがかかるだけ。
よくこんなとこ登れるもんだと感心しまくりです。

 コバちゃん             ▲ 頑張ってるし

そろそろ行けって言われるだろうなと思っていたら、やっぱり来た〜。
そりゃぁやるよね、見学に来た筈なのにちゃんとギヤー持ってるし。

やっぱし、はらっぱには厳しかったです
手がかりが乏しく、途中のクラック横が抜けられません。
みんなからアドバイス(野次)が飛んできますが、その通りにできないのだ。
悪戦苦闘の末、みんなの何倍も時間をかけて何とかクリアできた

 出だしは快調           ▲ よしよし、その調子だ
 クライミング談義で盛り上がってるし         ▲ アルパインクライマー、コバちゃん

師匠からムーブのアドバイスを授かったおいちゃんが2本目に挑戦。

1本目で手古摺った場所を、スンナリ抜けていきました。
クライミングはムーブに尽きるよね。
腰が痛いくらいの方が、力が入らなくていいんじゃないかい。
って、みんなに笑われてた訳で。

 おいちゃんの2本目

映画「クライマーズハイ」 にスタント出演したコバちゃん。
一ノ倉の壁から転落するシーンの回想談が、手に汗握る面白さ。
OKシーンが撮れるまで何度も落ちたと言うから、怖さも半端じゃないよね。

コバちゃんと末次さんは、隣の難ルートに挑戦していました。
そして、大変大変と言いながらも登っちゃいましたよ。
凄すぎます。
それもそのはず、昨日は衝立岩のダイレクトカンテだもんね (^^

 難ルートに取り付くコバちゃん             ▲ クライマーズハイ

はらっぱの2本目は、上手くいかなかった しくしく。
手も足も踏ん張る力が残ってなかったみたい。

下から檄を飛ばしていたたっくんが居ても立ってもいられず。
ついに傍まで登ってきて熱血指導をしてくれた。
ふ〜ありがとう

 はらっぱ行き詰まる           ▲ その左足に立ち込め〜
                   ▲ マッシャーでセルフを取りながら、ムーブを指導してくれるたっくん

末次さんって、とっても話題豊富で面白いの。
世界中歩いているので、珍しい話も多いし。

高所での撮影を主な生業にしているので、どんな豪傑かと想像しちゃいますけど、実はスマートなジェントルマンなのですよ。
クライマーって寡黙なイメージですが、会話が乱れ飛ぶ黒岩です。

 いつの間にかずいぶんロープを伸ばしてた          ▲ 高所大好きなジェントルマン
 おいちゃんとコバちゃん/プカプカ隊            ▲ 饒舌クライマー集団

たっくんも難しいルートに取り付いて、うんこら言いながらも楽しそう。
皆さん凄い人ばかりだ。
衝立岩のダイレクトカンテparty だもんね〜 v(^^;

永久初心者のはらっぱは仲間というにはおこがましく、マスコットと言うには歳くってるし ・・・ 何だろ?

お昼を挟んで、何度も何度も挑戦するクライマー魂。
おいちゃんは2本だけで自重してましたけど。

 たっくん             ▲ ドクター理論家
 ここはむずいぞ      ▲ 登攀者そっちのけで会話盛り上がってるし
 たっくん           ▲ ホールド無いに等しい
 
                                      たっくん師匠

そんなこんなでPM2。
タイムアップです。

私たちの事情に合わせて、みんなも撤収することになりました。
横須賀まで帰るんだから、たまには早く切り上げるのもいいよね (^^
たっくんのカエルコールで、おいちゃんもオギャ〜さんと話してた。
今度またみんなで山歩きしようね。

 コバちゃん♪ 帰るよ〜          ▲ 黒岩をあとにするのでした
コゴメウツギ コアジサイ ウツギ ハナニガナ

駐車場でみんなと別れて、「赤城の詩」真吾さんのきり絵展へ。
前橋のベイシアホールに行ってみたら、会場を間違えてた

前橋市民文化会館に着いた時は、約束の3時をとっくに過ぎていて。
ごめんなさい、でも何とか滑り込んで見られたので良かったです。
何度か拝見しているので、真吾さんの作品は判るようになったような。
今年も大作だったので、ご苦労が伺えますね。

真吾さんは後片付けの仕事があるので、リイさんと暫くお話をして。
幸運にも、菊地さんともお会いできましたし。
ありがとうございました。

 きり絵展ご案内状              ▲ きり絵展会場

  ☆ レポ作成にあたり、たっくんから提供された画像をたくさん使用しています。 この場を借りて御礼申し上げます


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