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■ 7:10 = 前橋 = 8:30 赤城おのこ駐車場
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おのこ駐車場 9:05 ... 9:35 下の鉄階段 ... 10:00 稜線 10:15 ... 10:55 駒ヶ岳 ... 11:10 下降ポイント 【L】 11:30 ... 12:05 おのこ駐車場
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おのこ駐車場 12:25 = 鳥居峠 = 前橋 = 13:55 ■
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駒ヶ岳の場所
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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▲ 横手大橋から榛名山 (左にポチッと浅間山) 浅間の方がいいかなと言いながら赤城へ |
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今年は上州名物のからっ風が吹き荒れる日が多い。
かかあ天下はどうかな?
昨日から吹きまくっている風ですが、一夜明けても収まらなかった。
それでもおいちゃんは天気図を信じて、青空の下で綺麗な霧氷が楽しめると赤城山に向かいます。
霧氷に包まれた鈴ヶ岳が真っ白く見えたので勢いがつく。
箕輪よりかなり下から道路が凍結していて、姫百合駐車場にはまだ2台しか停まっていなかった。
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▲ 赤城道路の霧氷がキレー |
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新坂平の気温はマイナス12℃。
本日は結構な冷え込みのようです。
ド〜ンと正面に見える黒檜山も霧氷で覆われているものの、山頂はガスに隠れていました。
風強くブリザードの如し。 かなりオーバーですけど
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▲ 天気晴朗ナレド風強シ |
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▲ 登高意欲をそそる黒檜山 |
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おのこ駐車場に着くと、吹きさらしにつき雪煙が舞っています。
はらっぱは下の荒山でいいんだけど、おいちゃんは登る気満々ですよ。
トイレを借りて暫く様子をうかがう。
って言うかグズグズする。
ねえ無理ちゃう?
無理だと思ったら引き返せばいいんだよ。
じゃあここで引き返そうか?
「 ・・・ 」
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▲ おのこ駐車場 |
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何を言っても気が変わりそうにないので、仕方なく付き合うことに。
アイゼンを付けて、身支度をして。
こんな中、登るか
心の支度がなかなかできないはらっぱです。
風に飛ばされそうになりながら、登山口へ向かいますね。
足取りは重い訳で。
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▲ 連れて行かれます |
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登山口にトレースはなかったが、中に入るとあった。
降ったばかりなので、積雪は50cm〜深い所で1mくらいでしょうか。
掘れたトレースにミニ雪庇が出来ていましたよ。
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▲ とぼとぼ |
▲ トレースはしっかり |
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▲ しこしこ |
▲ 綺麗やね |
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樹林帯の中は風が弱いかと思ったけど、期待は見事に裏切られます。
容赦なく吹きつけてくるよ。
やめてよ〜。
しっかり霧氷が出来ているけど、寒くて楽しむ余裕なし。
青空の下、穏やかな日和でこの景色を見たかった。
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▲ 吹きさらされ人生 |
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暫くすると後続の若い男性ばっかの7人partyが追いついてきました。
徐々に間を詰められたので、上の鉄階段で道を譲ります。
彼らはゴーグルまでして、しっかりした冬山装備をしていました。
対照的にK2隊は準冬装備なので無理はできません。
とにかく顔が冷たいし。
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▲ 若者partyは元気 |
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と、稜線に出ました。
お日様の恩恵もあって、気分的にも暖かく天国みたいに感じます。
正面に筑波山が見えて、桐生や足利方面の山々が。
雪壁の陰でちょっと休憩しましょう。
若者たちが集合写真の準備を始めたので、おいちゃんが撮ってあげます。
何かの横断幕を広げて記念撮影でした。
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▲ でた〜 |
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▲ この人も出た |
▲ この風を避けて休憩 |
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▲ 小沼です |
▲ 袈裟丸方面 |
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若者達は楽しそうに登って行きましたよ。
私はここで待ってるから、一人で行っといで
そんなこと言われても、黒檜まで行ったら向こうに下りちゃうよ。
おいちゃんは当然のように黒檜まで行く気なので、リンダ困っちゃう。
で〜仕方なく、取り敢えず駒ヶ岳までということで付き合うリンダ。
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▲ リンダは駒ヶ岳までだぜ |
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天国だったのはさっきの所だけで、すぐに強風に翻弄されます。
空は真っ青で気持ちいいのに、ゴーゴーという風のうなり声。
霧氷がガバ〜っと飛ばされていました。
おいちゃんが富士山発見 えっマサカ
振り返ると、富士山や八ヶ岳そして南アルプスも見えていましたよ。
写真には写らなかったけど、これくらいのご褒美はないとね♪
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▲ 低木の霧氷 |
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途中からトレースが樹林に入り、左にずれてきました(^^;
一歩一歩膝まで踏み抜き、やってられません。
ここでワカンを付けることにします。
久しぶりのワカン装着、アイゼンの上なので手間取ってしまいました。
ちゃんと練習しとかないとね。
ワカンを付けても潜るところは潜りますが、まあまあ快適。
調子出てきました。
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▲ 父ちゃんのためならエンヤコーラ |
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▲ ワッパはらっぱ快調 |
▲ 夏道の標識
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トレースを捨てて軌道修正。
夏道に近い雪庇側を歩きます。
誰も歩いていない雪の上を気持ちよく歩きますね。
駒ヶ岳と黒檜が見えるようになってきました。
しかし寒い。
黒檜遠いし。
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▲ 黒檜へ駒ヶ岳へ |
▲ 風止まれっ |
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▲ 振り返ってみる |
▲ 風紋 |
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はらっぱの手は凍りつきそうで、痛くなってきました。
しっかり手袋をしていても、血行が悪い人なので致命的です。
ホカロンを手袋の中に入れてみても指先まで届かないし。
『凍傷になりそう 』
この一言が効いて、駒ヶ岳までで撤退することになりました。
ホッ良かった。
そうと決まれば、けっこう楽しい。
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▲ 楽しいね〜 |
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▲ 山頂は近い |
▲ よく見えないけど大沼 |
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何とか頑張って駒ヶ岳の山頂に着いた。
まじ頬っぺまで凍るかと思ったわ。
遠くは霞んでしまって、筑波山も富士山も見えません。
せっかく持ってきたランチ食料もお持ち帰りにします。
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▲ 駒ヶ岳で |
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山頂を踏んだら速攻Uターンです。
帰りは順調よ。
来た道をズンズン下りますね。
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▲ 逃げ足の速いはらっぱ |
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▲ ズンズン |
▲ 遠くに街が見えて来た |
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下降ポイントの近くまで下りて、風の当たらない場所を確保。
パンと紅茶でまったり休憩します。
これくらいの山登りがちょうどいいよね (^^
無理して黒檜まで廻っても、雪中行軍じゃないんだからさ。
「 ・・・ 」
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▲ 下りますよ〜 |
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こっからの下りも適当にショートカットして遊びながら帰ってきました。
霧氷をちょっぴり鑑賞したり、雪遊びしたり。
こんな天気でも、単独の男性3人とすれ違いましたよ。
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▲ 霧氷の下を潜って |
▲ イマイチか |
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▲ 雪に映る枝模様 |
▲ ショートカット その1
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▲ ショートカットその2 |
▲ 新雪を歩く |
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▲ トレースの雪庇 |
▲ 着いたぜ〜 |
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車に乗り込んで首に巻いたマフラーを取ったら、凍り付いていました。
駐車場には観光バス4台と沢山の車が停まっていました。
きょうは赤城山雪まつりの日ですが、大沼はこんな天気ですから閑散としています。
雪まつりのイベント
○ 赤城マイスタースノーシュー体験ツアー
○ ワカサギゲームフィッシング体験
○ 雪上富士見かるた大会
○ 雪上宝探しゲーム
○ あかぎ汁(カカアの天下汁)の無料配布
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▲ バスもいるじゃん |
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▲ おのこ駐車場から黒檜山 |
▲ 第24回赤城山雪まつり |
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前橋まで帰ってくるとポカポカで、とっても暖かく感じました。
おいちゃんがペットボトルのお茶を飲もうとしたら、凍っていましたよ。
ペットボトルのお茶が凍ったのは北横岳以来かも。
あの時はマイナス19℃だったけど、同じ位寒かったワケ?
早く家に帰って、お風呂で温ったまろ。
明日はアイスだ。
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▲ 工事中の関越道 高崎玉村SICから赤城山
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