2012.11.03 (土)   K2Couple No.0386

掃部ヶ岳
はるな かもんがたけ(群馬県)
1,449m
Happy Birthday to You

コース最大標高差 : 335
コース累積標高差(+) : 535
コース累積標高差(−) : 535
コース沿面距離 : 6.2 km
行動時間 : 5'20"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 掃部ヶ岳直下の笹原を下る

  7:30 = 松之沢峠 = 8:30 榛名湖 = 8:50 市営駐車場

 市営駐車場 9:05 ... 9:25 分岐 ... 9:30 硯岩 9:35 ... 9:40 分岐 ... 10:20 掃部ヶ岳 10:25 ... 10:50 西峰 【誕生会】 12:25 ...

 13:05 杖ノ神峠 13:15 ... 14:15 湖畔の宿公園 ... 14:25 市営駐車場

 駐車場 14:35 = 14:55 上ノ山公園 16:00 = 松之沢峠 = 17:15


    榛名掃部ヶ岳の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


                                    ▲ 高崎市内、君が代橋付近から榛名山

MICHIHO隊と約束していた誕生祝いを決行する運びになった。
会場は、お膝元榛名山。

お祝いされるのは、MICHIHOカップル とおいちゃんの三人です。
5日前にお誕生日を迎えたMICHIHOダーリン。 
これから迎えるMICHIHOちゃんとおいちゃんは前祝ですよ。
奇しくも三人は、うん十年前の今頃おぎゃ〜って生まれた訳で。

高崎市箕郷経由で、松之沢峠を越えて榛名入りします。
途中の黒岩には、車が数台停まっていますがまだ登っていないようです。

 黒岩の写真を撮って
                                      ▲ 榛名湖畔からのパノラマ
                              ▲ 対岸から見る榛名富士


 落ち合う場所は市営駐車場ですが、チョッと早く着いちゃったので榛名湖畔の紅葉見物をする余裕ができた。

 湖畔道路はちょうど紅葉の見頃を迎えており、沢山の車とカメラマンが右往左往しております。
 路肩に停めて水辺に下り、秀麗榛名富士をモミジを織り込んで切り取る。
 腕はいいんだけどカメラがね(^^;


駐車場に戻って、いつもの笑顔で再会ですよ
首を長くして待たせちゃいましたね。
北海道でお会いして以来、3ヶ月ちょっとぶりのお二人です。

駐車場は舗装されて仕切り線もあり、そこそこ車が停まっていました。
しばらく交歓して出発準備。

 見上げれば硯岩

登山口で集合写真を撮ってもらいますが、本当は誕生祝の三人を撮ってあげればよかったけど気が利かない私 (^^;
登山道は、霜柱が土を持ち上げて元気いっぱい
低山と言えども、山の中は相当冷えてるんですね。

登り始めると、どんどん下山者とすれ違います。
みんな早いな〜。
私たちはボチボチですがね(^^

 ボチボチ行こか
 榛名湖の展望台、硯岩で             ▲ またまた榛名富士

硯岩に寄り道します。
久しぶりの硯岩。
登山道脇の斜面はコアジサイの黄色い葉っぱが綺麗です。

はらっぱは高いところが苦手でして、硯岩から下を見下ろすとブルッ。
確保されてないとダメなんですよね私

 硯岩から吾妻荘とレイクホテルを見下ろす              ▲ 怖いもの好き

急な斜面を分岐まで戻り、掃部ヶ岳に向かいましょう。

思い返してみれば、掃部ヶ岳は殆んど積雪期に登っているので見当が狂いますよ。
いつの間にか登山道の整備がされていて、斜面はすべて階段です。

 硯岩の部は終了

階段の苦手なはらっぱには辛い道です。
あ〜、ヤダヤダ。

エッチラ、オッチラ頑張って登ります。
湖畔の宿公園に下る分岐を過ぎれば、階段から開放されて普通の道。


 階段になっちゃったんだよね〜               ▲ やれやれ
 階段の部は終了               ▲ カエデです

K2隊がいつも榛名湖を見下ろしてランチタイムにする場所に着く。

きょうもスッキリ見えました。
南には妙義山や鹿岳がちょっぴり霞んでるけど。

 いつものランチ指定席から

そこから僅かで山頂ですよ。
大勢の方が憩っています。

やっぱり霞んではいますが、八ヶ岳や浅間山が見えます。

山頂で記念写真を撮って、西峰へ周回する路に入りますね。

 掃部ヶ岳山頂で憩う人々
 誕生月のせいで浮かれてますけど

             杏ヶ岳方面へ

 妙義山            ▲ 北面だけ白い浅間山

ここから先は二度目で、何と11年ぶりですよ。
あの時は霧氷がとっても綺麗で、今でも忘れられない感動の景色でした。

登山道は笹が覆い被さり足元が見えませんので、気を使いながらも適当に歩くんですね。
小さなピーク西峰がMICHIHOダーリンお勧めのきょうの誕生祝会場です。

 笹原って何て気持ちいいの             ▲ 西峰が見えます

西峰は展望が良くて気持ちの良い場所です。
さあランチとお待ちかねのお祝いですよ。

小さなケーキにロウソクを立てて ハッピバスデーツーユー
おいちゃんとMICHIHOダーリンはビールでご機嫌乾杯です。

飲んで食べてしゃべって、1時間半も過ごしてしまいました。

 西峰の熊笹座敷              ▲ かんぱ〜い
 盛大に祝おうぜ!      ケーキ屋さんで見つけた究極のケーキな訳で
 最後にセルフ写真を撮って         ▲ 葉っぱさんも祝福してくださいね
 そして榛名湖              ▲ 船着場アップ

誕生祝のメインセレモニーは、厳かな雰囲気の中にも粛々と終了しました。
さて、ここからも笹と岩の急斜面を下ります。

稜線を吹き抜ける風が冷たいと思ったら、樹林越しに白く雪化粧した山が見えますよ。
北西の山なので、多分白砂山辺りでしょう。

 西峰をあとに
 あっちの山は白いね〜             ▲ 掃部ヶ岳方面
                      ▲ 山上の紅葉はほぼ終盤で、たまに綺麗な木がある程度です

猫岩に着きましたが、岩(耳)の上に登るのは怖いので止めます。
岩を捲いて振り返る「ほ〜こうなってんだ〜」
多分11年前は、下の捲き道を歩いて鉄塔前の分岐に行ったのだろう。

4人で歩くと賑やかだし楽しい。
それもそのはず、だって口がよっつあるんだもの。

 あれは猫の耳?             ▲ 猫岩は捲きます

樹林を透かして猫岩が見えるけど、木の枝が邪魔くさい。

猫岩が綺麗に見える場所を見つけて、「ほら」って教えてくれる優しいミチホダーリン。
でも盤広の猫顔だよね。
可愛くないし。

 こっちから見ると猫顔の訳ね
                         ▲ そして杖ノ神峠まで、また笹の斜面を下って行きます

ここからも笹道をズンズン下って行きます。
峠らしき場所が見えてくれば、傾斜も落ちて一段落です。
壊れかけた祠と石仏が杖ノ神峠のしるし。

下って来る時に、救急車の音やヘリコプターの音がしていたのですが ・・・
峠の林道で、負傷者がうずくまっているじゃありませんか。
途中の急下りで前のめりに転落したらしく、仲間の若い二人がここまで。

黄色いジャケットを振って、近付いたヘリに場所を知らせる。

 峠の石仏
                         ▲ 救急車が最初に到着し、救助にあたる                            ▲ 高崎市レスキュー

救急車が着いたのを見届けて、峠をあとに林道を帰ります。

旋回中のヘリも上空に飛来し、タイミングを計っているのかまた遠ざかる。
レスキュー車が3台も現場に向かって行きました。
大事でなければいいのですが。

山岳事故の物々しさを改めて目の当たりにして、自分も気をつけなければいけないと強く思うのでした。

 群馬県防災へり 「はるな」       ▲ 現場に急ぐレスキュー車に道を譲って
クサギ ダンコウバイの葉っぱ ガマズミ アワコガネギク リンドウ
リュウノウギク ニシキギ ヤクシソウ シロヨメナ アザミ

林道の脇には、まだリンドウやアワコガネギクの花が残っていましたよ。

花の写真を撮りつつ、ヘリによる救助の様子も遠目に見ながら歩く。
最終的に、ヘリが負傷者を収容していた。
ちょっとショッキングな出来事でした。

 ヘリの様子を気にしながら林道を歩く             ▲ あの人心配だね

湖畔の宿公園に帰ってきました。

ここまで下りると、観光客が大勢いらっしゃいますよ。
「湖畔の宿」のメロディーを聴いて、榛名湖や紅葉を眺める。

ここから山道を辿って駐車場に帰着です。
お疲れ様。

 湖畔の宿公園
 みごと        ▲ 駐車場で誕生祝い山行の部終了

山上の紅葉は遅きに失した感があったので、MICHIHOさんお勧めの紅葉スポットに案内していただきますね。

道すがら紅葉を見ながら「上ノ山公園」へ。
お勧めの場所だけあって、素晴らしい紅葉と黄葉の競演です。
まるで京都の庭園みたい。
夜はライトアップされるそうなので、見てみたい。

 上ノ山公園へ            ▲ まさしく紅葉だよね
 赤や黄、ライトアップ素敵だろうな            ▲ 展望台もありますよ
 ときめきデッキの輝望の鐘             ▲ 見晴展望台から

展望台からは小野子三山や子持山、赤城山がまるごと見えていました。
残念ながら、谷川方面の山は雲が多くて見えません。

伊香保温泉からロープウエーで登って来る人で賑わっています。
こんなに良い場所があったなんて知らなかったわ。
きょうも綺麗な紅葉が見れて大満足です。

ときめきデッキでときめいたし、輝望の鐘も鳴らしたし

 小野子三山と子持山

きょうは晴れてよい天気だったので、登山口の気温は6℃。
上ノ山公園でお別れする頃には日が傾き4℃になっていました。
寒いよ〜と震えながら立ち話が尽きませんが、誕生祝の二次会を後日に約してお別れです。

MICHIHOさん &ダーリン、楽しい一日をありがとうございました。

 上ノ山公園は紅葉名所だった               ▲ ニシキギ

  レポ作成に当たり、MICHIHO隊から提供された写真をたくさん使用しています。 この場を借りてお礼申し上げます。