2012.11.04 (日)   K2Couple No.0387 

谷川岳 一ノ倉沢
たにがわだけ いちのくらさわ(群馬県)
885m
雪化粧した岩壁を見たくて

コース最大標高差 : 170
コース累積標高差(+) : 270
コース累積標高差(−) : 270
コース距離 : 7.5 km
行動時間 : 2'55"

* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません

 一ノ倉沢から笠ヶ岳、白毛門を望む
  8:10 = 高崎IC/関越道/水上IC = 9:35 谷川岳RWベースプラザ
 ベースプラザ 9:45 ... 10:10 マチガ沢出合 ... 10:40 一ノ倉沢出合 11:05 ... 11:30 マチガ沢出合 ...
 11:50 送電鉄塔 【L】 12:10 ... 12:40 谷川岳RW・ベースプラザ
 ベースプラザ 12:50 = 13:15 仏岩温泉 14:10 = 14:25 諏訪峡大橋 【バンジー見物】 14:35 = 水上IC/関越道/高崎IC = 15:40

  谷川岳の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

仏岩温泉 鈴森の湯 (¥650)

関東地方は全て マーク。
昨日以上の行楽日和になりそうです。

何処に行こうか迷っている時に、雪化粧した谷川の紅葉を見てきたと睦月さんからコメントが入ったの。
雪が降ったのは知ってたけど、画像を見せられたら堪らない。
睦月さんの画像をおいちゃんに見せたら、即決。

朝5時半、雨戸を揺らす風の音で目を覚ましますが、こんなに風が強くては嫌なので布団の中でグズグズする。
風が徐々におさまる気配なので、おいちゃんを起こしますね。

関越道から見る赤城山も榛名山も、きょうはスッキリ綺麗に見えます。
遠くに真っ白に見えたのは男体山でした。
上州武尊山もちょっぴり白くなっている。

 完璧ピーカンの榛名山
 上州武尊山もちょっぴり白く

浅間山や八ヶ岳も見えているけど、冠雪した様子はない。

関越道から見える山が、百名山のスライドを見ているようで楽しい。
谷川連峰が見え始めました。
澄んだ青空なのに、頂稜には分厚い雲が張り付いているよ (^^;

まあ、昨日は全く見えなかったことを思えば上出来よ。
谷川岳の天気は、新潟(上越地方)の影響を受けることが多い。
湯沢の予報は曇りのち晴れだったな。

水上に近付くにつれ、銀嶺の迫力に期待が膨らみますね。
三段紅葉か ・・・ (^^

 水上ICから眺める谷川岳
 あの雲取れるかな

いつものベースプラザに停めて、先週歩いたばかりの道を辿ります。
紅葉は先週がベストだったかも。
正直なもので人出も少ない。

でも、まだまだキレイですよ。
冷たい風に堪えきれない葉っぱが、ハラハラと散っています。
センチメンタル旧道は情緒たっぷり。

 枯れかけても輝きを失わない          ▲ ガサガサ落ち葉を蹴って歩く

雪化粧した白毛門や笠ヶ岳が、樹林越しに見えます。
笠の山頂直下には霧氷が出来ているようでした。
もうそんな季節、一年経つのが早い。

山の斜面は紅葉がまだ頑張ってます。
きょうは陽が当たってるので、先週とは輝きが違いますね。
枯れて落ちるまで輝きましょう

 白毛門


  マチガ沢出合

マチガ沢に着くと、正面の谷川岳が雪で真っ白くなっています
紅葉と雪の絶景コラボ ・・・ 本当に絵になる光景です。

何気に観光客もいませんね。
満席状態のシャトルバスがたまに通るので、一ノ倉沢には多いかもね。
通行規制は今日までなので、明日からは一ノ倉沢まで車で入れるよ。

 閑散としたマチガ沢出合ベンチで            ▲ マチガ沢の西黒尾根
                         ▲ マチガ沢は谷川岳本峰に突き上げている
 晩秋のたたずまい             ▲ 堅炭尾根遠望


  一ノ倉沢出合

一ノ倉沢は、スケールが大きくて更に美しい。
やっぱり観光客やカメラマンさんが結構いますね。

先週来たときのように、滝のあるところまで入渓(オーバーだし)します。
でも風が冷たくて、ここでものんびりランチと言う訳にはいきません。
写真だけ撮って引き返します。
晩秋というか初冬というか、11月に入ると山は寒い。

 一ノ倉沢出合に到着           ▲ ここだけは賑やかでした

                        新雪と紅葉のコラボレーション、きれいやね〜

真吾さんに教えて貰った秘密の場所でランチにしよ。
雪の一ノ倉岩壁、衝立岩を脳裏に刻んで、送電鉄塔に向かいますね。

 先週もここまで来た        ▲ 東尾根シンセン岩峰                 おいらは帰るし
                           ▲ 湯檜曽川対岸の笠ヶ岳と白毛門

旧道は紅葉終盤と言えども絢爛で、もの哀しい美しさに心打たれる。
やがて全てが白い世界に埋もれ、人を寄せ付けなくなる。

 一ノ倉沢左岸の輝き                     ▲ 一ノ倉尾根

送電鉄塔の作業道をシコシコ登って行きます。
落ち葉が深く堆積しているので、足元が不安定ですが。

さすがに誰も来ない二人っきりの貸切展望台ですよ。
馬蹄形稜線が完璧に視野に入るし。

 紅葉の急登        ▲ イワウチワの葉っぱは緑のまんま
 精一杯の赤色             ▲ 格調高い武能岳
                                  ▲ 素晴らしいパノラマ展望が拡がる

ここは西黒尾根の支尾根上なので、やっぱりそこそこ風が強い。
風を避けて岩陰に陣取り、湯檜曽川を見下ろしながらランチにします。

昨日はお稲荷さんを作ったので、きょうは鮭の にした。
一ノ倉沢は素晴らしかったね、モグモグ。
コーヒー飲んでモグモグ。

 風を避けてこんなところですけど      ▲ 湯檜曽川沿いの紅葉がいいんじゃない?
 寝っころがれば送電線               ▲ 先に帰るよ〜

先週は沢山のバスで混雑していた駐車場ですが、大型バスはたった5台しかありません。
それでも、乗用車はベースプラザに結構停まっていましたよ。
殆んどがRWのお客さんなのだろうか。

今年は谷川に良く通ったな。
まじめに歩いたのは少ないけどね (^^;

 シーズンは登山からスキーへ

水上温泉は日帰り専用温泉施設が少ない。
「はなはなさん」が行かれていた仏岩温泉に行ってみよう。
関越道谷川岳PAの真下にありました。

なかなか施設が充実していて、子供連れでも遊べそうです。
お湯は温めでしたが、空いていてゆったりできた。
また来るかも。

 仏岩温泉 鈴森の湯

帰る途中で振り返ると、谷川岳の雲が取れて双耳峰がくっきり見えました。
水上の出口、諏訪渓大橋の上から写真を撮る。

もうちょっと遅い時間が良かったのかもしれないけど。
まあ、充分楽しませていただきました。

昨日の榛名・掃部ヶ岳でもそうでしたが、きょうも山ガールに会いました。
みんなコーディネートに工夫を凝らして、可愛いです。

 雲が取れた谷川岳主稜線

谷川岳の写真を撮ろうと思って立ち寄った諏訪峡大橋ですが
川底に向かってバンジージャンプをしてましたよ。

若い子が「こえ〜こえ〜」を連発して落ちていきました。
見てるだけでも こえ〜よ。
我が家の一人娘もこういうことするんだよね、信じらんない。

 覚悟は出来ましたか                ▲ ぎゃ〜