2001.01.21 (日)   K2Couple No.0036 

不動大滝
あかぎ ふどうおおたき(群馬県)
890m
赤城粕川源流に、氷結した大滝見物

コース最大標高差 : 200
コース累積標高差(+) :
コース累積標高差(−) :
コース距離 : km
行動時間 : 3'10"
* 最大標高差は国土地理院地形図による概算値です  凍った滝壺に立って大滝を見上げる
  10:10 = 大胡 = 11:15 忠治温泉前駐車場
 駐車場 11:25 ... 12:15 滝沢不動尊 ... 12:25 不動大滝 12:45 ... 13:10 【L】 14:00 ... 14:35 駐車場
 駐車場 14:40 = 14:45 滝沢温泉 15:25 = 16:30

 赤城不動大滝の場所

赤城温泉郷 滝沢温泉 滝沢館 (¥600)


 南岸沿いの低気圧が抜け、高崎はピーカン。
 周りに目を転ずれば、東西南北の山の端は雲が湧き上がり赤城山さえも霞んでいる。
 昨夜の積雪は新町でも3cm位あったので、今日浅間隠山に入っていたらラッセルを強いられていたに違いない。


大胡町を抜けて忠治温泉までの道のりは、所々凍結していて滑りそうなのでそろそろ行く。
忠治温泉のすぐ横の関東ふれあいの道に入り。
小さな尾根を一本越えれば、あとは楽チンコース沢沿いの道だ。

赤城小沼からの水が、不動大滝で一気に落下し粕川に流れ込む。

 粕川を遡る






  日向、日陰を繰り返しながら30分も歩くと、岩壁からの湧
  水が蒼い大きなツララになって垂れ下がっている場所が
  次々と現れる。

  冬でなければ見られない見事な景観だった。
  斜面を攀じ登ってツララの写真を撮る。

              ▲ 湧き水が凍ったツララ

古びた鉄製の橋を渡って左岸を捲いていくと。
上杉謙信の守本尊が祭られているという大滝不動尊が地味っぽく佇んでいた。

氷の下を流れる沢の快い音を聞きながら、忠治の見張岩をくぐって鉄階段を登りきると不動大滝に出た。

 大滝不動尊

落差50mの滝は圧巻で下部は氷塊になっており。
周りの岩壁の草付にはでかいツララがいくつもぶら下っている。

滝の上には澄んだ青空が広がっていた。
二月中旬になれば、大きな氷のピラミッドが完成するだろう。

太いツララが崩壊し岩壁上部から鈍い音を立てて落下してくるので、滝壷近くは危険地帯です。
恐る恐る近づいて、すばやく記念撮影して逃げる。
どどっ、ごごごっ。
わっ。
危ない、逃げろ〜

 不動大滝の滝壺で

帰路は沢沿いの雪の上に、シートを広げピクニック気分に浸った。



今日は三隣亡かも
 1、氷の上ではらっぱが時計なくした → 潔くあきらめる
 2、下山しきった所でおいちゃん愛用のストックが折れた → 意地で直した
 3、カメラを落とし、レンズのマウント部分が壊れた → キタムラで修理(無料)する

 なるほどね〜

滝沢温泉はガラガラだった。
内風呂は¥500で、露天風呂は¥600だって。
風呂によって違うんだ。
もちろん心地よい瀬音に包まれる、露天風呂を選んだのであります。

文字通り露天の風呂で、湯面を這う湯気がまるで山のガスと同じように晴れたり漂ったり移ろう様子は見ていてあきない。

 露天風呂(滝沢温泉HPより)