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2000.10.22 (日) | K2Couple No.0032 |
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日光白根山 おくしらねさん(群馬県・栃木県) |
2,578m | |||||||||||
巨岩が散乱する山頂と五色沼の対比 | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です * 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません |
▲ ここから見る山頂には登山者が鈴なり |
■ 4:10 = 前橋IC/関越道/沼田IC = 6:00 菅沼登山口p | |||
菅沼登山口p6:35 ... 8:15 弥陀ヶ池 8:25 ... 9:45 奥白根山 10:00 ... 10:10 【L】 11:00 ... 11:50 避難小屋 12:00 ... 12:10 五色沼 ... | |||
12:30 五色山分岐 ... 12:55 弥陀ヶ池分岐 ... 13:20 弥陀ガ池 ... 14:35 菅沼登山口p | |||
登山口p14:45 = 15:45 花咲温泉 16:35 = 沼田IC/関越道/前橋IC = 18:35 ■ | |||
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日光白根山の場所 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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花咲温泉 花咲の湯 (¥500) | |||
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火口原から奥白根の急登が始まる。 樹林の間を喘ぎながら登って行くと、やがてザクザクした砂礫を踏む高山帯となり、ついに巨岩の散乱した頂上に立つ。 奥白根の頂上は一種異様である。 それは蜂の巣のように凸凹がはげしく、どこを最高点とすべきか判じ難い。 小火口の跡があちこちに散乱しており、それをめぐって岩石の小丘が複雑に錯綜している。 その丘の一つに貧弱な小祠があって、白根権現が祀ってある。 少し離れた小丘の上に三角点があったから、そこを最高点と見なしていいのだろう。 深田久弥『日本百名山』より抜粋 |
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日光白根山は利根郡片品村と栃木県日光市との境にそびえる火山で、主峰は奥白根山とも呼ばれ関東以北の最高峰である。 群馬県の平野部からは赤城山などの陰に入って見えにくいが、県内の主なピークからは特徴ある鐘型の頂を容易に確認することができる。 最後の噴火は明治22年。 山頂部は爆裂火口や急峻な溶岩峰などが、荒々しい火山地形を作り出している。 山頂からは尾瀬、日光、奥利根、会津の山々などの展望が楽しめる。 登頂コースとしては、菅沼からのコースが最も短時間で往復できる。 弥陀ヶ池までは針葉樹林帯の歩きやすい幅広い道で「瞑想の道」とも言われている。 また、白根山の山名を冠するシラネアオイは6月下旬に弥陀ヶ池から五色山にかけてのオオシラビソの林の中に群れ咲く。 上毛新聞社『群馬の山歩き130選』より |
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四郎伯父が昨日亡くなって、明日秩父で葬儀。 現地は濃いガスに包まれて、「やっぱり」 というため息。 |
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▲ 案内板を見てる |
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奥白根山は、草津白根山と区別するために日光白根山とも言われ、むしろ今は後者が一般的になっている。 |
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▲ 登山口の秋 |
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弥陀ヶ池までは、2時間程度の展望のない樹林帯だ。 歩きにくい道を休憩なしで登って行く。 |
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▲ 座禅山まで樹林の登り |
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弥陀ヶ池は風の通り道になっており、寒くて休む気になれない。 |
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▲ 弥陀ヶ池 | |||
15mm位の霜柱を踏みしめながら、複雑に入り組んだ岩場をひたすら登る。 紅葉は既に遅かったが、広がる草紅葉が秋の雰囲気を醸し出している。 |
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▲ 奥白根の溶岩塊 | |||
▲ あの岩を廻り込めば山頂も近い | ▲ 岩場の連続 | ||
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ガスで何も見えない狭い山頂には、人が鈴なりになっていて寒さ凌ぎにはいいかも知れない。 ピークが複雑に入り組み、晴れていれば見ごたえがあると思われた。 山頂から南の窪地に降りて草むらの中に隠れ、天候の回復を待ちながらお昼にする。 |
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▲ 山頂でとりあえず記念写真 | |||
▲ 広いような狭いような山頂付近 | ▲ 本官は、激辛ラーメン調理中 | ||
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登山道は砂礫のため、踏み跡が多い。 |
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▲ 五色沼 |
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白根避難小屋は布団も置いてあり、割ときれいだった。 |
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▲ 白根避難小屋 |
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五色沼を廻り込んで、五色山の中腹の開けたところまで登った。 地図上にない分岐から、尾根道をアップダウンして弥陀ヶ池に直行します。 |
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▲ 私、ただ今から偵察に行きます | ▲ 静かな山歩きです | ||
下山はいつも通り、とばして弥陀ヶ池から1時間ちょっとで登山口に帰還。 ダケカンバや白樺の黄葉が、箒のように空にすっと突き上げている形や色合いが何とも美しい。 行楽渋滞が予想されたので、R120を避けて花咲温泉川場村経由で沼田へ戻ります。 |
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▲ カラマツの黄葉 | |||
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