2011.05.21 (土)   K2Couple No.0321 

二子山 西岳
ふたごやま(埼玉県)
1,166m
中央稜、こんなとこ来とうはなかった

コース最大標高差 : 250
コース累積標高差(+) : 295
コース累積標高差(−) : 295
コース沿面距離 : 2.7 km
行動時間 : 8'35"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 2ピッチ目の終了点

  6:10 = 6:55 吉田町龍勢会館 8:30 = 9:15 ニ子山登山口P

 ニ子山登山口P 9:25 ... 9:35 ローソク岩分岐 ... 9:50 中央稜取付 10:10 ... 12:30 大テラス 【L】 12:45 ... 14:40 終了点 ...

 14:50 二子山西岳 15:00 ... 15:10 下降点(終了点)15:25 ... 17:30 取付点 17:45 ... 18:00 二子山登山口P

 二子山登山口18:10 = 18:50 国民宿舎両神 19:40 = 20:45


    ニ子山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

国民宿舎 両神荘 (¥800)


 山麓から仰ぐ二子山の大岩壁は、西上州という山域には不似合いなほど、ヨーロッパ的なにおいと風格がある。
 その岩壁は全山白い石灰岩からなり、山麓から一気にせり上がる迫力には圧倒される。
 登山道はしっかりしており、山稜上からの高度感も素晴らしく、足元の断崖を隔てて、両神山の荒々しい稜線と対峙している。
 また北面の御荷鉾から赤久縄山にかけての山並も美しい。
 恐竜の足跡が発見された神流町瀬林の漣痕(さざなみの跡の化石)も群馬側からのアプローチの途中にある。
 なお、二子山の岩壁にはクライマーが取り付いていることが多いので、稜線上からは石を落とさないようにしたい。


                                       上毛新聞社『群馬の山歩き130選』より



 先週予定していた二子山に、一週間遅れの出撃です。
 はらっぱは小心者なので、心配で心配で夜もぐっすり眠れませんでした(^^;
 朝4時に目を覚ましたら、おいちゃんはもっと早く3時に起きて中央稜の予習をしていたらしい。

                              ▲ 金山志賀坂林道から見たニ子山 (先週 5/15 撮影)

たっくんと本間さんは港のヨーコ横須賀横浜から来ます。
待ち合わせ場所は、吉田町の道の駅龍勢会館。

ちょっと早いかなあと思いながら、待たせちゃいけないと思って6時過ぎに家を出る。
長瀞周辺まで裏街道を走れば1時間くらいのはずです。

長距離手馴れのたっくんが迷走しちゃったので、待ってる間が眠かったわ。
おいちゃんは車の中でグーグー寝てましたけど(^^;

 吉田町道の駅 『龍勢会館』

8時過ぎに合流して、二子山をめざします。
天気は悪くはありませんが、30℃超の暑い日になりそう。

R299沿いの民宿「登人」の先から、林道西秩父線に入る。
細い道ながら完全舗装で快適に走り、トンネルを抜けると登山口です。
一般登山コースもここから入る人がいるようで車多数。

登山口には、両神山のように計数カウンターがありました。

 二子山登山道入り口

西岳と東岳のコル、股峠までは歩き易い緩やかな道です。
峠の両側はニリンソウの群生地のようで、いっぱい咲いていましたよ。
カタクリの群生もあると言ってましたが、葉っぱが見つからず。

股峠の分岐を直進して少し下ったところで坂本からの道を合わせ、ローソク岩方面に入ります。

 坂本分岐

坂本分岐を過ぎると、すぐに祠エリアです。
赤錆びた祠の安置されている後ろの壁は、クライミングルートなんだって。
上部が被っているので、とても登れるような岩ではありません。



祠にお願いして行きますね。
無事、山頂に立てますように ・・・

 祠エリアを通り過ぎて

ローソク岩への道を見送って、赤リボンの木を目印に直登します。
本間さんとおいちゃんの二人は、気づかずに真っ直ぐ行ってしまいました。
たっくんが言ってた通りになったので、面白かった。

中央稜取付で準備をしていると、一般の登山者が奥に入って行きました。
それも2組も。
登山道があるのでしょうか。

 西岳中央稜取付点で本間さんのギヤ

  【 1ピッチ目 】 40m W


 ほとんどのホールドがカチッと決まるので、見た目以上に登りやすい。
 出だしは傾斜のあまりきつくないフェースを直上するが、途中スタンスが細かくなり、ちょっと苦労するところもある。
 ちょっと分りにくいが、ハーケンは右側にあるので、ここにランナーを取ってから登った方が安心できる。
 ここを越えると、終了点用にボルトを2本打ってある垂直の壁にぶつかるので、ルートを右側のピナクル状の岩にとる。
 ここが最初の核心部である。
 いいスタンスがないが、ホールドはガバなので思い切って登る。
 ピナクルの上のバンドを右にトラバースすると、終了点のあるテラスとなる。
 バンドの途中に立木があるので、木と壁の間の狭いところを通り抜けると、ランナーを取ったのと同じようになる。


                                                  --- 以下 ルート解説は、たっくんmemoによる ---


上着や飲み物はたっくんが担いでくれるという事で、おいちゃんと私はウェストポーチだけで軽量化を計る。
おいちゃんは、食べ損なうことになるとパンと水を詰める。

まずは本間さんがリードで登って行きます。
彼は毎週のようにたっくんから指導を受けてるらしく、快調です。
ダブルロープで登り、赤ははらっぱとたっくん、青はおいちゃん。

彼が見えなくなってしばらく後、「ビレー解除」「どうぞ〜」のコールが届く。

 リードは本間さん

二番手ははらっぱです。
来ちゃったんだもの、やるしかないよね(^^;
赤行きま〜すと大声でコール。

本間さん、はらっぱ、たっくん、おいちゃんの順で登ります。
たっくんははらっぱの後見役ですので、同じ赤いロープに繋がってる訳。

そのあと落石があり、誘発された岩もガラガラ落ちてきた
ヘルメットで耐えられるような石ころではありません。
こわいよ〜。

 クライミングシューズに履き替えてと

はらっぱが手こずっていると、すぐにスタンスのアドバイスがあります。
ムーブの要領とか。
1ピッチ目は結構掴むところがあった気がする。
ガバを掴んで身体を持ち上げる。

実は無我夢中で登ってるので、良く覚えてないんです(^^;
目の前の岩を登るのに必死。

 さて行くか〜
 レイバックを決めにかかるはらっぱ            ▲ しんがりはおいちゃん
 あの上が終了点だな ▲ 立ち木ですよ  1P目終了点の本間さん

  【 2ピッチ目 】 30m X−


 オリジナルルートは凹角沿いであるが、今は左のフェースに新しいボルトが打たれており、みんなこっちを登るようになった。
 ここもホールドがしっかりしており、フリクションが効くので、思い切って登ることができる。
 全体的には簡単ではあるが、フェースからテラスに抜ける部分はホールドが切れる。
 左側に行くとホールドが乏しくなるので、右側に回り込むような感じに登るとガバがあり、楽に登ることができる。

                            ▲ 本間さんのムーブを良く観察して

2ピッチ目はどんなところだったっけかな?
もう何処が何処だったのか訳わからん。

登り初めは正面の凹んだところの方が簡単そうに見えたが、左を登るんだそうな ・・・。
以前は正面を登っていたが、上の部分が被っていて越えるのが厳しいので左のルートに変わったのだとか。

山歩きに地図を持って行くように、クライミング用のルート図があります。
『トポ』と言って、岩の形状やボルトの位置、グレード等が書かれている。
なるへそ〜。

 どっちだっけ

その上はどうっだっただか???
忘れてしもうた(^^;

 ま〜なんとか
 この辺は簡単そう ▲ ノープロブレムだね  2P目終了点は狭いです

2ピッチ目の終了点は狭くて、テラスと言うよりバンド。
振り返ると、先週登った両神山が見える。

今考えれば、両神の八丁尾根は楽なコースだったような。
平穏そう。

 2P目終了点
                             ▲ 2P終了点から両神山方面を眺める

  【 3ピッチ目 】 40m X


 このピッチがルートの核心部である。
 凹角内のスラブから巨大なピナクルの右のコーナークラックを登るルートである。
 クラックの出だしはレイバック気味に2歩くらい登り、なるべく早くクラックの中に足を入れて登る。
 中間に石灰岩ならではのプロテクションがある。(雨で岩にあいた穴にスリングを通してランナーを取ることができる)
 穴の右側がちょうど握り棒のような感じになっており、ここを掴むとホッとする。
 ボルトが少ないとはいえ難しくはなく、落ち着いて登れば問題はない。
 ピナクルの上の左側がかぶり気味の凹角の出だしがこのピッチの核心中の核心であり、右側のフェースの細かいスタンスを上手く使う必要が
 ある。
 思ったより悪く、ボルトに足を乗せたくなる。


3ピッチ目は、中央稜ルートの核心部なんだそうです。
グレードはX。

突然ですが、フリークライミングのグレード(UIAA)について
T ・・・ 一般登山道、ハイキング
U ・・・ 手を使って登る簡単な岩登り(30度ぐらいの緩い傾斜の岩場)
V ・・・ 三点支持での岩登り40度〜70度ぐらいの緩い傾斜の岩場)
W-、W、W+ ・・・ ロープによる確保を必要とする岩登り(80度くらいまでの傾斜の岩場)
X-、X、X+ ・・・ グレードが上がるにつれて難しさが増す
Y-、Y、Y+ ・・・ 同上

クラックの部分は城ヶ崎でトレーニングしていたので、大変だったが何とか登れたような気がする。
問題はその上のかぶり気味の凹角。

はらっぱは、ついに往生しました
スタンスがありません
取り込み中につき、写真もありません

 核心の3P目を登る本間さんカッコいい〜
 ここがルートの核心だよ ▲ なせばなる  この人も奮闘中
                        ▲ 核心中の核心をA0で抜けるおいちゃん

下の集落から、正午を知らせる音楽が流れてきた。
でもね、今はそれどころじゃないの。

核心部を抜けると、ビレーヤー本間さんの優しい顔が見えてホットします。
やっとの思いで登りきった時に見る彼の笑顔が、最高にカッコいい。
きょうはこれを7回も繰り返すのです。

続いてたっくんもお疲れ様。

 本間さんのお迎えが超嬉しい

ラストのおいちゃんは大丈夫だろうか。
覗いてみたら、けっこう真面目に仕事してますよ。

核心部は本間さんセットのお助け紐を掴んだり、ボルトに足を掛けたりして、やりたい放題だって。
それってA0(人工登攀)とか言って違反じゃん。
まっいっか。

おいちゃんも自力で核心を抜けてきました。

 3P終了
                ▲ 西岳の山頂です (直下の見通しからこちらを覗いて騒いでいました)

凹角を抜けると大テラスです。
木も生えていて、広場と言ってもいいくらいですよ。
きょう初めて心安らぐ時間が流れます。

目の前に展開する岩壁と両神山域の眺めが素晴らしい。
ローソク岩もスックと立ち上がっています。

 両神ですね
 ローソク岩の高さになった             ▲ やっぱ高いです

ここでゆっくりランチ休憩にしましょう。
遅いランチ。

きょうは、はらっぱにとって初マルチです。
マルチ
何ピッチも繋いで登る、マルチピッチクライミングのこと。
実際のアルパインはこんなんだろうな。

 心穏やかなひととき

周りにはヒメハギやナツトウダイ、ヒメウツギの花も咲いていた。
岩の間にはギボウシやカンゾウの葉っぱが生えています。

あんた 何でこんな所に生えちゃったんだよ?

 ヒメハギです

  【 4ピッチ目 】  25m W+


 テラスの上はやや右から取り付き、ボコボコしたフェースを逆「く」の字状に登ると楽である。
 その上は、フレーク状になった少しかぶり気味の壁であるが、ホールドがしっかりしフリクションも良くきくので、フレークの外側に出た方
 が、思い切って身体を引き上げることができる。
 壁の上は傾斜が落ち、脆い草付きスラブとなる。

時々山頂方向から声がするので見上げると、登山者の姿が。
いつもの私達はあっちの人だった筈なのに、何故かこっちの人な訳で。


4ピッチ目は、逆「く」の字に登って行くルートです。
そこまでは良かったんです、逆「く」の字までは。
問題はこの上です。

たっくんは次も簡単だよと言いますが、取り付いてみると嘘ですよ。
たっくんの「簡単だよ」は聞き飽きましたからね。

やっぱり足がかりがなくって。
こんなとこでも、たっくんは普通に立ってるし。
落ちる〜。
落ちるよ〜

 ううっやばっ どうしよっ
 上から人が見てるし  助けれ〜  こうやって登るんだよ

1ピッチ登る度に、景色が高くなってゆく。
当たり前のことですが、岩場って前に木がなくて下が丸見え。

たっくんや本間さんには絶景のようです。
はらっぱにはそんな余裕はなく、高度感に晒されて怖いだけです。
「こんなとこ来とうはなかった」 ついに、与六はらっぱ兼続登場。

 4P目終了点でピース            ぎゃ〜端っこ危ないよ〜

  【 5ピッチ目 】 20m W+


 左上気味のクラックから凹角に沿って右上し、凹角を抜けたところで左上の小テラスに乗り移ると終了点がある。
 出だしは立っているが、ホールドがはっきりしているので楽である。
 クラックへの取り付き方は、身体をできるだけ外に出して傾斜を殺すようにして登ると楽に登ることができる。
 クラックの中から凹角にかけてもガバが続くので、見た目よりは簡単に登ることができる。

自分の番を待ってる間は、心を落ち着かせて疲れた手足を休ませる。

クライミングって楽しいだろ、景色もいいし。
ぜんぜ〜ん。
初心者にしちゃ動きいいじゃん。

泣きたいはらっぱです。
3ピッチ目も4ピッチ目も、私には大変だったことしか記憶にない。

 「楽しいだろっ」 「え〜ん」

もう後戻りすることも出来ないので、上に登ることだけで必死なの。
この緊張感、どこまで持続できるのか ・・・
水飲んでも、のどカラカラだし。

 リードの本間さん          ▲ シゴキかい
 いい感じじゃない?  5P目も後半は厳しい  ラストはおいちゃん
                          先が見えて、光明が射してきたぜ

  【 6ピッチ目 】 30m V+


 実質的に最後となるこのピッチは、傾斜の緩いスラブ、というよりゴツゴツした岩場から始まる。
 最後はいくつかのルートがあり、一番左側から回り込めば、ほとんど階段状の草付きの岩場である。
 正面の傾斜の急な壁の直登を選べば、傾斜はきついがクラックというより、大きな岩が重なり合った感じなのでどこでも登れる。
 そこを登ると小テラスがあり、実質的に終了となる。

きょうもまた初めて聞くクライミング用語がありました。

ん?ガバ ・・・
「この上はガバが沢山あるから大丈夫」と言うのです。
どうやら、手の平でガバっと掴める岩角のことのようでした。

スメアリングで登らなければいけない場所が出てくる。
スメアはこすりつけることで、靴底のフリクションを利用してノッペリした部分に立つこと。
つまり、フットホールドのない壁に足を擦り付けるようにして効かせるのですが、コツがつかめたようなつかめないような ・・・

 簡単そう

壁に張り付いて、遠くの景色をボ〜っと眺める。
足元には何もなく、ス〜ス〜している。

「こんなとこ来とうはなかった」
孤独になると、また与六になってしまいそう。

さあ頑張ろう、終了点も近そうだし。
おいちゃんが先に登る。

 こんなとこに何でいるんだろ私
 ブイブイ  6P目は簡単だよ  最後の岩に挑むはらっぱ
 ふ〜まだかい             ▲ しんがりも到着

  【7ピッチ目】 15m U


 
左側を回り込めば、階段状の草付きルート。


7ピッチ目はおまけのピッチ。
草付を楽に登ります。

一応念のため、アンザイレンのままですよ。
最後まで気合を入れてね(^^

 草付きを登る
 はい♪オール終了              ▲ 西岳の屏風

終了点に着きました
全員で祝福と労いの握手です。

それでも、はらっぱの胸の内はスッキリ晴れない訳で。
今度は、下りなくちゃいけないのよ(^^;

 おつかれさま

おいちゃんは、折角だから山頂まで行って来ようと言います。

ここ中央稜ピークが山頂と言うことにすればいいじゃんと思いましたが、みんなが行くのでトボトボ後からついて行きます。(笑)

少しでも余力を残しておきたかったのに ・・・
親指の爪、痛いし。

 西岳山頂へ

一般ルートではありますが、一応上級コースになっている岩稜歩き。
今までと違って確保なしなので、そういう意味の怖さがあります。
落ちたら危ないし。

確かに頂稜の縦走はワイルドですよ。
でも、土を踏む安心感。

やっぱり山頂はいいね
中央稜の絶壁を登ってきたので、喜びも格別。
吹く風も爽やかです。

 岩場は西岳の先に続く (西岳山頂より)
 若い本間さん           ▲ 両手に前期高齢者

振り返れば、中央稜のスカイラインが眩しい。
あんなとこ登ってきた自分を褒めてあげたい。
与六から有森裕子さんにヘンシ〜ン。

さあいよいよ懸垂下降して、きょうの仕事は終わりにしようかね

 中央稜スカイライン          ▲ クライマー3人ポレポレ隊の記録より)

その前に、山頂から戻って来たら ・・・
おいちゃんのウェストポーチの中身が散らばっています。
そして楽しみに持ってきたとアンパンが消えていた
烏はチャックを開けないでしょ、サルかな〜?
いったい何者の仕業なのでしょうか?
信じられん。




まあいいや、気を取り直して下らなくちゃ。

 中央稜を見下ろすたっくん

こんな高い所からの懸垂は初めてです。
でも、怖いよ〜。

たっくんや本間さんはシュ〜シュ〜と下りちゃうんですけど、はらっぱは歩くようにゆっくりです。

 懸垂で下りる

もっと身体を後ろに倒してとか、ロープを強く握り過ぎだとか言われるんですけど ・・・ 怖いものは怖いんだよ

無理な注文するなっちゅうの

 はらっぱ行きます
                               ▲ はらっぱ50m大懸垂
 懸垂2P目の支点               ▲ おいちゃん

懸垂2ピッチ目で、ロープの結び目がクラックに挟まって回収できず
たっくんが登り返して、処置する羽目になった。

それ以外のトラブルはなく、全員順調です。

 MHさん行きます

ロープいっぱいの1ピッチ50mの懸垂は迫力満点。
ビル15階くらいの下降ですかね。

懸垂は、4ピッチに分けて下りてきました。
良かったね〜、無事に明るい内に下りられそうで ・・・

 はらっぱ

それに、きょうは貸切チックなクライミングだったので、急かさず(あり得ない)急かされず、納得のマイペースで登れたのが最高の幸運。
岩場の混雑は落ちつかないし、落石が怖いからね。

これって普段の行いがいいから v(^^

 これも
 本間さん             ▲ 最終懸垂支点
 たっくん               ▲ おいちゃん
 股峠             股峠にあった案内図

ニ子山は石灰岩の山です
海底だった珊瑚礁の隆起によってできた岩が石灰岩だそうです。
ピッチの途中から、秩父セメントに削り取られた叶山が見えました。

道の駅の両神温泉は時間切れのためアウト。
国民宿舎両神荘でお風呂に入って、たっくんと本間さんが帰るのを見送る。
気をつけて帰ってね〜。

お二人には本当にお世話になりました
ありがとう、またいつの日か。

 無事帰還

  ☆ レポ作成に当たり、たっくんから提供された写真をいっぱい使用しています。  この場を借りて、お礼申し上げます。