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2010.05.01 (土) | K2Couple No.0269 |
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大台ヶ原山 おおだいがはらざん(三重県・奈良県) |
1,695m | |||||||||||
久しぶりの百名山は近畿遠征 | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です |
▲ 正木峠付近の立ち枯れ風景 |
■ 21:00 = 藤岡IC/上信越道・長野道・中央道・東海環状・伊勢湾岸道・伊勢道/伊勢関IC = 名阪国道/針IC = | |||
4:00 道の駅 宇陀路大宇陀 【仮眠】 6:00 = 7:25 大台ヶ原駐車場 | |||
駐車場 7:45 ... 8:20 シオカラ谷吊橋 ... 9:00 大蛇ー分岐 ... 9:20 大蛇ー 9:30 ... 9:35 大岩 【L1】 9:45 ... 10:00 牛石ヶ原 ... | |||
10:20 尾鷲辻 ... 10:35 正木ヶ原 ... 10:50 休憩 11:00 ... 11:10 正木峠 ... 11:20 分岐 ... 11:30 日出ヶ岳 11:45 ... 12:15 駐車場 | |||
駐車場 【ビジターセンター見学】【L】 13:00 = 14:10 道の駅 吉野路上北山 上北山温泉 15:45 = 16:10 行者還トンネル西登山口P 【車中泊】 | |||
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大台ヶ原山の場所 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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奈良吉野 上北山村 上北山温泉薬師湯 (¥500) | |||
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せっかくの連休なので、チョッと遠くの深田百名山に行こう。 おいちゃんが会社から帰宅するのを待って、荷物を積み込む。 大都会の夜景が余りにも素晴しいので(田舎もんでしゅ)、必死に写真を撮りまくりますが走行中の車から撮ったので例外なくピンボケでした(^^; |
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▲ am1:45 名古屋の伊勢湾岸道路を走る |
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伊勢自動車道の関JCTから名阪国道(R25)に入ります。 針ICから南下し、道の駅宇陀路で2時間の仮眠をむさぼる二人。 6時に起き出して、大台ヶ原ををめざします。 |
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▲ トンネルを出たら大台ケ原が見えた |
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大台ヶ原の駐車場はまだ空いていて、余裕で駐車。 ここに入りきれない車が沿線の路肩にズラ〜と並ぶそうですから、人気の高さが伺えますね。 |
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▲ 大台ヶ原駐車場 (帰りに) |
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トイレを済ませて、反時計周りで西登山口から歩き始めます。 快晴で寒いです。 |
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▲ 石組みの階段を下る |
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全然花のない色気のない道は、無口に下るのみ。 シオカラ谷を渡る吊橋ですよ。 シオカラ谷でビール冷やせばいいかも。(意味不明) |
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▲ シオカラ谷の吊橋 |
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ここからは岩ゴロの道を登る。 石楠花の木で出来た森と言っても過言ではないほどの群生地の中を登って行きます。 花が咲く頃また来ようかね ・・・ |
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▲ シャクナゲの群生地 |
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シオカラ谷からシャクナゲの道を登り上げたところが大蛇ーへの分岐です。 そのまま、崖の上につけられた道を進みましょう。 |
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▲ 大蛇ー分岐に出ました |
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少し下って行くと大きな岩が邪魔しています。 おお、最高の見晴らしじゃない。 帰りにここでランチにしよか。 |
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▲ 貸切ちっくの大岩 |
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ひとまず岩から下りて、先に行くとすぐに大蛇ーでした。 突き出た岩峰です。 落っこちないようにクサリの柵がしてありますが、割ときゃしゃ(^^; 正面には、明日登る大峰山脈が連なっています。 順番に先っぽへ行ってキメ写真を撮ります。 |
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▲▲ 大蛇ーで ♂♀ |
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大蛇ーは大台ヶ原一番の名所。 これから先っぽに行こうとしているおば様が、今からズリズリしています |
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▲ 遠くに見えるのが明日登る大峰山だよ | |||
▲ さて大岩に戻って早メシ、そして出発のとき (backは蒸篭ーの岩壁) | |||
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分岐に戻って牛石ヶ原に向かいます。 のっぺりした頂稜は枯れ木が目立ち、足元は何処までもミヤコザサ(イトザザ)が広がっています。 味気ないような、気持ちいいような複雑な光景です。 |
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▲ お散歩道は牛石ヶ原に延びる |
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牛石ヶ原。 いきなり立派な銅像に出会います。 神武天皇さんですがね。 深田久弥が書いている神武天皇像とは別物だろう。 それほど古いもんじゃないように見える。 神武天皇にまつわる神話や逸話が多い土地らしい。 |
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▲ 勇猛果敢な神武天皇像 | |||
▲ 牛石ヶ原をあとに正木ヶ原に向かう途中 | |||
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尾鷲辻という分岐に着きました。 ベンチを見つける度に、速攻横になるおいちゃん。 |
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▲ 尾鷲辻の東屋 | |||
▲ 白骨化した倒木が増えてくれば、正木ヶ原は近い | |||
正木ヶ原です。 意味の分からない渡り廊下の先端から正木峠が見える。 |
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▲ 正木ヶ原展望所の廊下 | |||
▲▲▲ 正木ヶ原 | |||
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「広大な丘陵に原生林の倒木とイトザサの大群生の高原は、神秘的な趣を漂わせて、訪れる人々を魅了します。整備された木製の遊歩道が環境を損ねることなく延々と続く倒木の原を散策させてくれます」上北山村hpより あの大げさな手すり付きの階段が、環境を多いに損ねてると思います。 |
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上北山村HP はこちらです | |||
▲ 正木峠を見上げる | |||
▲ 整備され過ぎた木製の遊歩道 | ▲ 休憩するには具合がいいけど | ||
説明文によると 悪く転がり始めると簡単には止められない、自然破壊の怖さがここにある。 |
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▲ 立ち枯れのオブジェ | |||
▲ 山全体が異様としか思えない訳で ・・・ 殺伐としています | |||
ここの階段は歩幅が丁度良く、登りやすい階段ではあった。 山の景観を台無しにしている階段ではありますが、訪れる人の多さを考えれば自然を守るための必要悪なのかもしれません。 |
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▲▲ おいちゃんはタイマーセット中です (マウスオン) |
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正木峠まで来ると、日出ヶ岳山頂の様子がよく見える。 ここまでの全体的な印象では、大台ヶ原山と言うよりも、大台ヶ原公園というスタンスで整備されているような気がします。 |
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▲ 日出ヶ岳山頂展望台が見える | |||
▲ 鹿の食害によるブラウジングライン | ▲ 鹿の食害から幹を守る金網 | ||
一旦正木峠から下ると、駐車場への分岐。 天気はいいのですが、春霞で遠望は利きません |
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▲ 日出ヶ岳の下の分岐にある展望所 |
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さて、山頂までは短い階段道です。 そして、きょうの最高点、日出ヶ岳に着きました。 連休中なので激混みと思っていた山頂も静かで良かった。 |
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▲ 日出ヶ岳山頂 | |||
▲ 一等三角点タッチ | ▲ 念力で熊野灘を眺める | ||
▲ 山座同定板 | ▲ 正木峠方面 | ||
駐車場までは広い水平道をポコポコ帰ります。 「年間降雨量5,000ミリという世界有数の雨水量を誇る大台ヶ原は、多量の雨が湿潤な気象条件を生み出し、南の島屋久島と並ぶ我国を代表する原生林を形成。モスフォーレストと呼ばれるコケの多い林や壮大で水量豊かな渓流と滝などを生み出しています」上北山村hpより |
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▲ この辺りは苔むした林床も見られる |
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ビジターセンターに寄って大台ヶ原のお勉強です。 食堂で腹ごしらえします。 |
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▲ ビジターセンター | |||
▲ 八重桜 | ▲ 普通の山桜 | ||
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上北山村の道の駅の手前で燃料を補給します。 道の駅「吉野路上北山」駐車場から川を渡り、温泉で長旅の疲れを癒す。 この道の駅で車中泊のつもりでしたが、明日は今日以上に混雑しそうな予感がするので登山口駐車場に上がって寝ることにしますね。 |
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▲ 上北山温泉 |
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離合困難な細いクネクネ道を登って行者還トンネルに向かう。 トンネルを抜けたところが駐車スペース。 トンネル横には滝がありますが、風が冷たいので車外に出る気なし。 |
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▲ 行者還トンネル西駐車場 |
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準徹夜で疲れたおいちゃんは、缶ビールを飲み残したまま寝てしまった。 星がきれいだった ☆ 夜が明ける前に、駐車スペースはいっぱいになった。 |
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▲ 柿の葉すしに見守られて爆睡 | |||
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