2010.04.25 (日)   K2Couple No.0268 

六万騎山
ろくまんきやま(新潟県)
321m
タムシバとイカリソウを探しに

コース最大標高差 : 170
コース累積標高差(+) : 170
コース累積標高差(−) : 170
コース距離 : 1.5 km
行動時間 : 1'15"

* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません

 トキワイカリソウ

 市営12:20 = 12:30 六万騎山登山口PS

 六万騎山登山口PS 12:40 ... 13:15 六万騎山 13:25 ... 13:45 庚申塔 ... 13:55 六万騎山登山口PS

 六万騎山登山口PS 14:00 = 14:20 六日町温泉 15:30 = 六日町IC/関越道・上信越道/藤岡IC = 16:50


六万騎山の場所

越後六日町温泉湯元 越路荘 (¥800)

教わった通りに北上すると、そこは国道291線です。
うん291?何か聞いたことのある国道だな。
そうだ谷川岳の湯檜曽川沿いを走る道だ。

調べてみたら、国道291号は前橋市から柏崎市に至る一般国道とのこと。
群馬県水上町土合・一ノ倉沢 - 清水峠 - 南魚沼郡塩沢町(現南魚沼市)清水の間は車両通行できず、徒歩のみ通行可能。

あの道がここに来てるのか。

 R291を北上

登山口の近くには、路駐の車が並んでいます。
駐車場はなさそうなので、空いてる所に置かせていただく訳で。

ペットボトルだけ手に持って、身軽に出発しますね。
ここも公園並に整備されていて、いきなり階段登りです。
というか、山頂までず〜っと階段でした。

おいちゃんが「今日は階段ばっかしじゃん」って言ったから ・・・
4月25日を階段記念日と決める(^^

 路肩に駐車
 地蔵堂        ▲ 道端にお地蔵様が並んでいました

一登りで地蔵堂の広場に出る。
道端にはカタクリやスミレやイチゲの花が咲いていて、気持ちよく登れる。

花の写真を撮りながら、ゆるゆる登ります。
空身になってみて初めて気付くのですが、完全登山装備の人も案外多いのです。
遠くから来てるんでしょうね、たぶん。

 登りやすい階段だった
ナガハシスミレ ミチノクエンゴサク

桜満開の広場に着くと、ベンチがあります。
が、満席でした。
昼どきなので、ご馳走を広げている様子です。

足元にはカタクリの絨毯が広がっていました。
六日町界隈でも一番先に花開くと言う六万騎山。
遅いかなと思ったカタクリが、まだまだいっぱい咲いています。

 桜の花霞
 こんなカタクリがいっぱい集まって →→             ▲ カタクリ合唱団








 次のピークに行く階段脇にイカリソウが
 咲いていました。

 この山に寄った目的はこの花を見るため
 ですよ。

 この花に逢いに来ました        ▲ 白花

次のピークが六万騎山の山頂でした。
三角点のある山頂には、桜が咲いていて素晴しい眺めです。
黒御影の六萬騎城趾の石碑あり。
坂戸山から見るよりも、八海山が大きいです。
近いんだから当然か(^^; ねっ。

さっき登った坂戸山も見えていますね。
ピストンでは勿体ないので、庚申塔の登山口へ周回して下りましょう。

 六万騎山頂で憩う人たち

 カレンダーみたい           ▲ カタクリと話すはらっぱ
 トキワイカリソウ          ▲ お馴染みのタチツボスミレさん

下りのコースにはイカリソウがわんさかありました。
この道沿いは全部イカリソウだと教わります。
あり過ぎてもどうかねえ。

今のところ、まだ蕾が多かったですよ。
イカリソウが途切れると、今度はイワウチワの小路がずっと続いています。
もちろん、タチツボスミレさんは常連です。

 いっぱい咲きすぎだね

低山とは言え、新潟の山は素晴しいですね (^O^)/
花も展望も充分満足できる山でした。

六万騎山とか六万騎城ってロマンチックな名前。
名前の謂れは知りませんが、国境の上田庄を守らせるために坂戸城の支城になったこともあると言う。
長閑な生活に見えても、生きるための厳しい戦いがあったのでしょうね。
六万騎城って名前が強そう(^^

 六万騎のイワウチワもかわゆい
花の散歩路 白いスミレさん スミレ合唱団

あ〜もう終わり?
花に夢中で、あっという間の一時間でした。

庚申塔の建つ登山口に下りて、登り口の地蔵堂の下まで車道歩き。
ツクシがびっしり生えた石垣やら、よそん家の庭先に咲く花を眺めながら。

ここは新潟県南魚沼市になったけど、中越地方の南魚沼郡六日町の方がぴったりする感じがします。
市町村合併で、地名にも趣がなくなったような気もする訳で。
新地名はピント来ないし、どこがどこと合併して何市になったのか境界も名前もさっぱり ・・・年配者には難しすぎる。

 庚申塔登山口

そして六日町温泉も良かったよ。
掛け流しの源泉でまろやかな泉質にお肌も生き返ります。
広いお風呂は貸切ちっくでゆったり。

露天風呂から正面に金城山。
その手前に坂戸山を眺めながら極楽極楽。
泊り客と同レベルの接客も嬉しいですね。

 越路荘のエントランスを飾るわらぐつ

すっかり忘れてたけど ・・・
白いタムシバ越しの残雪の山を見たかったのに、ちょっと早過ぎたみたい。
これだけは残念でした。

六日町ICまでちょっと戻って関越道に乗ります。
きょうは一日中快晴。

湯沢を過ぎると、上越国境の谷川連峰が目にも鮮やかに聳えていました。
関越トンネルに入れば、短いけど楽しかった新潟の旅も終わります。

 湯沢を過ぎれば谷川近し