2010.03.13 (土)   K2Couple No.0258 

茶臼山
ちゃうすやま(群馬県)
294m
天気晴朗なれど ・・・ ボケボケ

コース最大標高差 : 105
コース累積標高差(+) : 260
コース累積標高差(−) : 260
コース距離 : 3.4 km
行動時間 : 1'50"

* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません

 電波塔が建ち並ぶ茶臼山頂

  8:15 = 前橋南IC/北関東道/太田藪塚IC = 9:10 籾山峠

 籾山峠 9:15 ... 八王子山 ... 10:05 茶臼山 10:15 ... 10:25 八王子山 【L1】 10:35 ... 11:05 籾山峠

 籾山峠 11:10 = 11:30 吾妻山公園下 ⇒( 吾妻山へ )


茶臼山の場所



 今週は新たな群百をゲットしようかね。
 こんな会話がきっかけで、桐生の低山に行くことになった。
 のんびりを決め込んだおいちゃんが起きてくるまで時間があったので、焼鮭入りのに玉子焼きもおまけしましょう(^^
 ウインナーも焼いて、昨日の大根と油揚げの炒め物も詰め、デザートはりんご。

北関東道を走りながら、茶臼山と吾妻山どっちを先にするか作戦会議。
だんだんと桐生が近づいてきて、何気に藪塚ICで降りてしまった。
それじゃ、目の前に見えている茶臼山を先にしようよ。
そうしよそうしよ。

で、何処から登んの? あちこちに登山口があるみたいだけど ・・・
ん? わからん!
この期に及んで、何も決まっていないことに気付く

 こんな街中の低山が群馬百名山?

適当に車を走らせてみたら、南公園の方に向いて行きます。
しかし、公園の駐車場からはみ出してる車もある程の混みようです。
グランドで野球の試合をやっているようでした。

仕方ないので、登山口を探しながら進むと籾山峠に駐車スペースみっけ。
反対側には登山口もあった。
ここに停めさせていただくことにしましょうね。

 籾山峠

茶臼山って、どうして群馬百名山に選定されたんかな。
さあ ・・・

群馬県が21世紀の文化づくりに選定したんだから、それなりの理由があるはずだよね。

 籾山峠の登山口

登山口から沢を横切り階段を登ってチョッと開けた場所に出る。
ここから見ると、足利の山をバックに南公園の梅が満開です。

地元のご夫婦がビニール袋いっぱいに蓬を採っていました。
その奥様は、ここが桐生で一番のお気に入りの山だとのこと。
花あり、展望あり、地味でも(?)素晴しい山だって。
地元の人々がみんなで整備して、大切にしている山だそうです。
相当な入れ込みようでした。

うん、これこそが群百の選定理由かも。

 東方面の山並み

ここからいよいよ山道に入りますよ。
先日の雪が融けてぬかっている場所があり、滑ります。
おいちゃんは登山靴も履かずに、いつものスニーカーなのでツルツル。
おいおい。

簡単な山なので、おいちゃんも私もウエストポーチだけです。

 平坦な道をポコポコ

南が開けた場所からは、すぐ近くに薮塚温泉が見えます。
最初の急坂を登り切れば平坦です。
ひとつピークを越えて下っていき、次の小ピークは捲いていきます。

庚申塔と彫られた石塔があり、道は三又に。
左に八王子山をめざします。
どこが八王子山なのか、結局よく分からなかった。

この辺全体が八王子丘陵だから、どこでもいいか(^^ ねっ。

 分岐の庚申塔

古井戸跡をチラッと見て前進。
中継電波塔の建つ茶臼山が右に見えるようになり、僅かな登りでベンチのある八王子山(?)に着きました。

きょうは4月の陽気とかで暖かく、歩いてると汗がジワジワ ・・・
ここでシャツ一枚になります。

 残雪? いいえ空ですよ

ここからは南と西にも下る道がありました。
足利の山が綺麗に見えます。

少し下ると、またまた左にハイキングコース。
ここまで来る間に、東毛少年自然の家に続く道が幾つも分岐していました。
低山ならではの難しさがありますよ。

 あっちにもこっちにも分岐だらけ

茶臼山の直下に展望の開けた場所があります。
赤城山の形が、さっきより少しはっきりしてきたようです。

春のうららで、展望は期待できません。

 赤城山が何とか見えます

そして電波塔に占拠されている山頂です。
広場になっていれば、最高の山頂でしょうにね。
河津桜と水仙が春を運んできていました。

南の斜面には桃の花も咲き始めています。
おお〜まっこと春やね〜

 茶臼山頂
 桃の花               ▲ 桃アップ
 河津桜             ▲ ちょっとズームアウト

左周りで山頂を一周してみます。

赤城山や袈裟丸山は春霞です。
赤城の右の白い山は上州武尊山でしょうか。

展望を指し示す柱が面白い。
コース標識のように見えますが、方位板(盤じゃないよ)も兼ねているんだね(^^;きっと。
「富士山」とか書いてあったし。

 吾妻山と遠くの白い山は上州武尊山ですね
 山頂の展望方位板(盤)       ▲ こわれたままの祠が何気にいいですね

二人、三人と人が集まってきて、山頂から一段下がった東屋のベンチや切り株の椅子に座って眺めを楽しみながら世間話風。
地元の人みたいだった。
私んとこにも、こんな山がひとつ欲しいな。

桐生の町が眼下に広がっています。
競艇の阿佐美沼も見えます。
このあと登る予定の吾妻山も見えています。

 山頂から一段下の休憩スポット

さて、来た道を帰りますよ。
八王子山のベンチでドリンクと軽食休憩。

蓬おばさんからカタクリの群生地があると聞きましたが、場所が分からん。
カタクリを探しに庚申塔の分岐から神社(広沢町)に下ろうかとも思いましたが、おいちゃんがドンドン帰っちゃうので諦める。

▲ 帰ります

ヤマツツジの蕾が膨らんで。
もうすぐ咲きますよ〜みたいな感じでした。

応援太鼓の音が響く南公園の前を下って、吾妻山公園に向かいます。

 もうすぐ咲きますよ〜