2009.04.18 (土)   K2Couple No.0224 

四ツ又山
よつまたやま(群馬県)
900m
3年前と同じ霧の四ツ又 ・・・ アカヤシオ

コース最大標高差 : 500
コース累積標高差(+) : 615
コース累積標高差(−) : 615
コース距離 : 4.9 km
行動時間 : 5'20"

* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません

 鹿岳とアカヤシオ

  6:35 = 藤岡IC/上信越道/下仁田IC = 7:20 大久保集落登山口P

 登山口P 7:30 ... 7:40 マメガタ峠分岐 ... 8:15 天狗のコル 8:20 ... 9:00 四ツ又山 【展望待ち】 9:40 ... 10:00 岩場 【L1】 10:25 ...

 10:45 マメガタ峠 ... 11:20 アカヤシオ群生地 【L2】 12:00 ... 12:15 マメガタ峠 ... 12:50 登山口P

 大久保集落13:00 = 富岡 = 14:15







 先週の西上州四ツ又山のアカヤシオは、3分咲きだったらしい。
 ほんじゃ今週は丁度いいかな?とちゃっかりK2C。


 午前中四ツ又山、午後は黒滝山 ・・・
 という久々のダブルヘッダー欲張り企画です。
 (企画倒れに終ったけどね)



   
四ツ又山の場所

 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


天気予報は晴れでしたが、何気にどんより雲っている。

明日の方が絶対いいよとおいちゃんに進言しますが「その内良くなるよ」
私を無視して、着々と準備をするおいちゃん。
この一途さは誰に似たのか ・・・

長年一緒にいるとこうなる事は予想がついていた。
一応おむすびと三つ葉入り卵焼き、胡瓜の糠漬け、パン、柏餅、カップラーメンを用意してたけど(^^

 大久保集落の四ツ又登山口p

周りの山は真っ白け〜、何処も見えません。
高速を走る車がいつもより多いような気がする。

下仁田の町は花水木、山吹、八重桜、水仙などが賑やかです。
4,5台のスペースしかない駐車場に4番目に入りました(セーフ)
すぐにもう1台到着して端っこに停めます。

 歩き始めは小川のせせらぎ

道沿いの山吹や草イチゴの花は、昨日の雨に打たれてうな垂れています。
すみれの小路を登り、畑を過ぎて杉の植林帯に入っていきます。
ねじり鉢巻の男性が挨拶をして、追い越しざまに 「はらっぱさん?」
え〜〜なんとその方は「気まま」さんですよ(^^)
6番目に入ってきて引き返した車だそうです。

3週間ぶりの信じられない嬉しい再会です。
私達は亀なので先に行ってもらいます。
軽やかな気ままさんは、ガンガン登っていってしまいました。

 大天狗さま

峠に着くと、気ままさんは笑顔で待っていました。
またまた先に行って頂きます。

峠には花桃が咲いています。
ここからボチボチとミツバツツジも咲いてますね。
上品な花です。

 上品にぽつんと咲くツツジさん
         ▲ 雨に濡れたミツバツツジ                  ミツバツツジの葉っぱ                    落葉がいっぱい

四ツ又山手前の尾根から、一瞬ガスの切れた鹿岳が見えた。
木が邪魔で写真になりません。

とつげき〜、期待を膨らませて山頂に向かいます。
遅いっつうの ・・・

 鹿岳のガスが取れた

山頂付近にアカヤシオは咲いていましたが、やっぱり雨に濡れて元気がありません。
しかも、満開を迎えて少しくたびれているようでした。
アカヤシオの写真を撮りながら山頂に着くと、気ままさんが暇をしてます。

山岳写真の会の二人も鹿岳のガスを恨めしそうにしています。
辺り一面ガスに捲かれて真っ白、何も見えません。
写真の会の人が谷川岳にいる仲間に電話したら ・・・
谷川は快晴なんだって。

ガスの流れに一喜一憂しながら辛抱強く待ちます。

 四ツ又山山頂で天気待ち
         ▲ 山頂の石像 強そうです                  お願いだから晴れて                    霧のアカヤシオ

クリックで拡大

気ままさんは諦めて先へ行かれました。
って言うか、気ままさんは早く山頂に上がったのでガスの切れた鹿岳を確認済みなんですよね(^^;

← 気ままさんから、こんないい写真をいただきましたよ

 アカヤシオと霧の鹿岳 ( Presented by kimama )

私達は30分以上粘っていますが、出そうで出ない見えそうで見えない。
意地悪なガスに負けました。

結局諦めて先へ行くことにします。

 落ちてはいけないとこはロープ付き
         ▲ どっちが元気に見える?                 岩場の小さなアップダウン                 青い空が欲しいなあ

二番目のピークに着いても状況は変わらず。
素通りします。

三番目のピークはアカヤシオがいっぱい咲いている。
全体的な賑やかさはありますが、花の一つ一つは終焉間近。

ここでザックを下ろして、アカヤシオを撮りながらガスが切れるのを待ちますが回復の気配なし。
またまた諦めて下ります。

 四ツ又山の次の次のピーク

マメガタ峠へ下る途中の最後の岩場で鹿岳がうっすら見えた。
おお〜きたきた。

またまたザックを下ろして柏餅を食べながら待ちます。
しつこいK2隊。
っていうか、やる気のない証拠。
休まず歩いてこそ「亀足隊」と言えますが、休んでばっかりの亀組です。

 お〜い鹿岳さ〜ん

ついにガスが切れて青空もチョッとばかり覗く。
しかし、霞がかかったようなボンヤリ感の鹿岳は冴えなかった。

まあ今日のところは、これくらいで勘弁してやるか。
写真は気ままさんに貰えばいいし ・・・ 安直な生き方 ^^;
ほいじゃ、いのうか(広島弁でしゅ)

 やっと姿を見せたチョイボケ鹿岳

この山でアカヤシオが終わりに近いと言うことは、黒滝山も駄目だろ。
楽する決定はすぐまとまりますね (^^
黒滝山はまたにして、どっかで昼寝でもしよっか。
そうしよそうしよ。

去年行ったアカヤシオの群生地まで登って、のんびりしたらどうかな。
鹿岳へ行く途中ですヨ。
時間はたっぷりあるしさ。
そうしよ そうしよ(^^

 スミレさん

マメガタ峠はスルーして鹿岳に登ります、但し途中までね(^^;

急な登りですがすぐそこまでなので、気分は軽やか。
ほいさほいさ。

まずはミツバツツジが綺麗に咲いています。
まだまだ元気なピチピチ花弁です。

 ミツバツツジ

イワイワの道を登るとアカヤシオの群生地に到着です。
尾根が緩やかになった標高820m付近で、究極のお花見タイムに突入。
平坦な尾根上はアカヤシオのトンネル状態です。
気い狂いそう ・・・

ゆっくりお花見をしながら、特等席を確保してお昼にしました。
いつものラーメン食べてウトウト。

 アカヤシオ乱舞
 ミツバツツジとアカヤシオの群生地で

お腹がいっぱいになれば、あとは楽ちんな下りだけ。
マメガタ峠では、6人のグループが食事中でした。

朝しおらしかった花達が元気を盛り返していました。
下るにつれて暑い暑い!
花とは逆に、元気がなくなっていく二人です

 新緑も眩しい 

帰りの車の中で、「山より里の花のほうが綺麗じゃん」とおいちゃん。
南牧村の道沿いは、花が豊かでカラフルでした。

大分天気も良くなり、花達が活気づいていました。
木蓮、ハナミズキ、山吹、八重桜、芝桜、ラッパ水仙、花桃、ライラック ・・・
四季の移ろいに敏感な田舎の風景が大好きです。

 ここを下れば登山口