2008.03.29 (土)                        K2Couple No.0191

茂来山
もらいさん(長野県)
1,718m クリックで拡大
霧久保沢から北斜面の雪壁を登る

コース最大標高差 : 673
コース累積標高差(+) : 735
コース累積標高差(−) : 735
コース距離 : 7.1 km
行動時間 : 4'55"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 佐久穂町海瀬から見る茂来山

  7:00 = 藤岡IC(上信越道)下仁田IC = 内山峠 = 8:30 霧久保沢森林管理署小屋p

 霧久保沢p 8:45 - 9:00 登山口 - 9:25 枝沢渡渉 - 9:40 トチノキコブ太郎(L1) 9:55 - 11:15 稜線(槙沢コース分岐) -

 11:25 茂来山(L2) 12:10 - 12:20 槙沢分岐 - 12:45 コブ太郎 12:55 - 13:40 霧久保沢p

 霧久保沢p 13:50 = 14:30 ウェルサンピア佐久 15:35 = 内山峠 = 下仁田IC(上信越道)藤岡IC = 17:10


    茂来山の場所
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

ウェルサンピア佐久 展望風呂 (¥500)

 佐久の金字塔(ピラミッド)といわれる茂来山は、西上州十石峠付近から西へ伸びた稜線上にあり、佐久市周辺から千曲川の上流にひときわ目立つ
 姿を見せ、地元では知られた山である。
 頂上には浩宮様の登山記念碑、古い石宮、「茂来山を愛する会」建立の新しい石宮がある。
 地味な山だが展望は360度で八ケ岳と対し、北ア、南ア、浅間山、西上州の山々を望むことができる。
 北麓の佐久穂町は昔の大日向村で、戦前から戦中にかけて一村をあげて満州へ移民し、敗戦により筆舌に尽くしがたい苦難を被った歴史がある。


                                                                                               上毛新聞社 『群馬の山歩き130選』 より

 昨日は炉ばたサロンのお花見会で、桜や梅、サンシュ、白木蓮など春を満喫してきました。
 そして今日は山に行くぞ〜。
 茂来山は以前から気になっていた山だが、かっちゃんから白いトリカブトの情報を頂いてから行くのは秋と思っていた。
 ところが先日、おいちゃんの学生時代の仲間が集まり、雪の茂来山は最高に良かったよ〜という話で盛り上がる。
 今まで茂来山に反応しなかったおいちゃんがやっとその気になったのです、前田さんありがとう。

下仁田ICを降りて内山トンネルを抜けると、北アルプスが見えます。
ナビをセットしてきたので、佐久穂の平川原まですんなりと着いた。
(現在は佐久町と八千穂村が合併して佐久穂町になっているが、この辺りは旧満州への分村移民で知られる大日向村です)
ここからは導標を頼りに林道を進みます。

コブ太郎に寄ってみたかったので、霧久保沢コースにした。
駐車場には一台も車がなかった。

 霧久保沢コースの駐車場

ゲートの横の熊生息地の看板に、小心者の二人はびびりまくりです。
数年前に林道で熊に襲われた登山者の話を、おいちゃんがボソボソする。
やめてよ〜。

ザックには熊鈴、そして二人で呼子を吹きながら林道を歩き始めた。
賑やか過ぎ〜 (^^
登山道に入ると間もなく、茂来山に突き上げる沢を渡渉し左岸へ。

 最初の渡渉

幅が2メートル近い登山道がしばらく続き、よく整備され歩きやすい。
沢の音が心地よく、鳥のさえずりも聞こえてくる。
落ち葉の感触が気持ちの良い道です。

道脇の日陰には雪が残っていて空気がヒンヤリしています。
下界では桜が咲き始めているのに、今朝は寒気が入り込んで長野の最低気温は氷点下を記録していた。
着込んでいるのに汗は出ません。

 沢沿いの林には雪が少し
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 二人で並んで歩ける広い登山道

         ▲ 前橋山遊会の登山標識

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枝沢を二本渡って、前橋山遊会の標識を過ぎると本格的な登山道になる。

雪道です。
まだ空気が冷たいので、表面は固く踏み抜くことはない。

カラマツやトチノキの自然林に囲まれ、明るく開放的な空間が広がる。
杉の植林地帯とは大違いですよ

 雪道になってきました
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沢沿いをトコトコ雪景色を楽しみながら進むと、コブ太郎に着いた。
コブコブした栃の巨木の下に休憩所が設えてあります。

「トチノキ・コブ太郎」とは・・・
国指定「森の巨人たち百選」で、長野県内で選ばれた4本のうちの1本です。
豊かな自然を次世代に残してゆくシンボルだそうです。

ここでおやつ休憩(どら焼きetc)。

 「コブ太郎」の休憩所です


徐々に沢はだだっ広くなり、尾根との区別がつきにくくなっていきます。
このコースは最後まで沢筋の登りで稜線に登り上げる。

登るにつれてだんだんと雪深くなり、傾斜もきついぞ。
大きな雪崩の跡が稜線の下から続いていました。
帰りのことを考えるとちょっと心配です。

直登すると崖に突き当たるので、右の尾根に逃げよう。
急です。
リボン発見。
帰りは尻セードだ〜とおいちゃんは言いますが ・・・
ここでやったら、尻セードじゃなくて滑落ですよ(^^;

 稜線が視野に入ってきました


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 夏道はデブリの下です           おいちゃん、待ってよ
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 急斜面を登るはらっぱ         この先は槙沢コースとの合流点

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踏み抜くと股までもぐる。
積雪は50センチ位あるのだろうか。
凍っているわけではないので、アイゼンは不要でした。

コブ太郎から1時間20分もかかって、やっと稜線上の分岐に出る。
稜線上の雪は殆んど残っていなかった。

はい山頂と思ったら、その先に本当の山頂が見えました。

 緩やかな稜線を登る
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山頂手前の樹林越しに御座山が見えた。

そして山頂からは正面に八ヶ岳、甲斐駒、北岳。
そして、瑞牆山、金峰山、両神山、榛名山、鼻曲山、浅間山。
ほぼ360゜のパノラマです。
残念ながら北アルプスは雲に隠れてしまった。

 御座山
 山頂からの八ヶ岳ズームアップ

皇太子さまが浩宮さま時代に登られた記念碑があった。

頂上東側の一段下がった所に、ちょっとした広場があります。
ここでランチにしようと思って移動しますが、風が寒いのでウロウロ。
ポストの中のノートに、前田さんの名は見つからなかった。
折角なので一言コメントを残します。

 茂来山頂

南の崖上に移動し、八ツを見ながら二人だけの寂しいうどんタイムです。
白菜、葱、油揚げをたっぷり入れた天ぷらうどんでしゅ。
温かくて美味かった。

寒くなってきたので帰ることにしよう。

 中央に両神山です

雪は少し緩んでいた。
最初の急下降はゆっくり確実に。

あとは適当に尻セードで下ったら、はらっぱも真似して滑り始める。

 私もやってみようかしら、こわ〜

木が沢山あるのでぶつからないか心配でしたが、尻セードはやっぱり歩くより楽で速い。
膝が痛くならないのが最高

止まらなくなったら即伏せろ、とテキト〜なアドバイスが飛びます。

 やっほ〜 快調 (^^

大王トチノキあたりで、カップルが登ってくるのに遭遇。
きょう唯一出会った人達は、群馬富岡市からみえたご夫妻だった。
近所同士で交歓会です。

アッという間にコブ太郎に戻ってきた。
木の周りで遊びながら、季節限定のいちごチョコでエネルギー補給。

フゥーっと息を吐くと白くなった。
まだ結構冷えてるね。

 栃の木の実を拾いました
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沢の音が聞こえるようになると広い林道です。
枯れた山にも春の気配を感じる一日でした。

駐車場には、群馬Noの車が2台仲良く並んでいました。

 下山ポーズ




 温泉は、以前から行きたいと思いながら機会がなかったサンピ
 ア佐久にします。
 わざわざの寄り道になりますが、展望風呂の大きな窓から浅間
 連山がドーンと素晴らしい眺めです。

 ゆっくり露天風呂に入って、内山峠に向かいました。
           ▲ ウェルサンピア佐久から望む浅間連山


 下仁田ICに近づく頃、日当たりの良い山の斜面がピンク色に染まっていた。
 近くに行って確認はしませんでしたが、ツツジのようです。
 そういえば観音山に行った時にも赤いツツジが咲いていたなあ。
 暖かい陽気が続いたので、待ちきれずに咲いたのかな? それにしても早い ・・・