2008.01.04 (金)   K2Couple No.0182 

地蔵岳
あかぎ じぞうだけ(群馬県)
1,674m
雪の地蔵岳をあてもなくピストン

コース最大標高差 : 185
コース累積標高差(+) : 185
コース累積標高差(−) : 185
コース距離 : 1.6 km
行動時間 : 1'15"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 山頂です

  8:00 = 前橋 = 9:30 八丁峠

 八丁峠 9:40 ... 10:15 地蔵岳 10:30 ... 10:55 八丁峠

 八丁峠 11:00 = 11:45 富士見温泉 12:45 = 13:40


      地蔵岳の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

富士見温泉 見晴らしの湯 (¥500)


 昨日までに子供達が帰ったので、おいちゃんが張り切っちゃって目的地は赤城山の何処かです。
 道すがら榛名山は朝日が射してクッキリ見えますが、赤城は鍋割山と荒山が僅かに覗くだけで雪雲が掛かっている。
 赤城の南面道路に入ると荒山まで隠れてしまった。
 榛名にしようよと誘ってもおいちゃんは車の向きを変える気はなく、赤城道路をまっしぐら。
 私は助手席に乗せられたまま連れて行かれた。

箕輪から上は粉雪が舞っていて、道路はアイスバーンだ。
4WDに切り換えてゆっくり登って行きます。
赤城道路の温度表示は−5℃。

大沼も見えないような状態なので、黒檜は止めてターゲットは地蔵岳。
最近、ネット上で話題の山だったものですから ・・・

八丁峠に着いたが誰もいません。
こんな悪天候に登る物好きはいないらしい。
大胡赤城線は4月9日まで全面通行止になっていた。

 大胡赤城線は八丁峠で通行止め


雪の降る中を出発する。
サラサラの雪で歩行に何の抵抗もない。。
新雪に二人の足跡を刻みながら、まずは木の階段を登ります。
周りの山は何も見えないのでつまらない。

赤城の様子を見てから、榛名の水沢山に行くことにしていた。
「赤城の様子って?」
「この天気じゃ山頂まで行ってみなきゃ様子はわからないかも」
「・・・」

 まずは階段登りから
 サラサラの雪を踏みしめて登る         ▲ 山頂付近のツツジについた霧氷
                              ▲ 山頂のアンテナ群が見えてきました

 一等三角点               ▲ ウロウロ

昨日は良い天気だったのに、今日は冬型の気圧配置になってしまった。
美しい霧氷は山頂部にしか見当たらない。

そして ・・・ あっけなく山頂に到着です。
頂上は風が強い。
雪も吹き付けてくるので、顔面マスクの完全装備で対抗します。

数年前の曖昧な記憶を辿って、山頂付近を偵察する。
「なんか記憶と違うなあ」とおいちゃん。
「あんたの記憶が違うんだよ」

 下山開始

寒いしつまらないから、もう下ろうよ。
たいした降りではないが、細かい雪は良く積もる。
ちょっと前につけた足跡が消えていた。
積雪は20〜30cmくらいです。

なんかさっきより明るくなってきたような ・・・
山影が見えてきました。

 雪雲は薄くなりつつあり ・・・

あっという間に峠まで下る。
消化不良気味なので、水沢山に向けて車を移動させることに。

大沼が見えた。
凍ってはいるようだが、白と黒の混ざった湖面の感じではまだ薄そうです。
スキー場跡地では、数組の親子がソリ遊びに興じていた。

湖畔道路で除雪車が作業中です。
こんな天気なのに、次々と車が登ってくるのが不思議です。
何処に行くんだろ?

 もう帰って来ちゃった


 箕輪の姫百合駐車場は20台位に車が増えていた。
 みんな鍋割山かな?
 そして榛名山が見える所まで下ると、今度は榛名に灰色の雪雲がかかり水沢山はすっかり消えてしまっている。
 南方は晴れていて奥秩父の山までみえるのに ・・・
 榛名もや〜めた、ということで即温泉へ直行するヘナチョコ隊でした。