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庚申山の場所 |
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今年初めての山歩き、と言うか「なんちゃって登山」です。
おいちゃんが腰痛のため、昨年の立岩以来2ヵ月半も潜伏していた。
治った訳ではないが、少し歩いてみたいと言う。
家から一番近い庚申山公園に出かけよう。
10年前、手術直前の気分転換に歩いた場所です。
超低山なので、腰の按配を見るのに最適な山だと思って。
駐車場からすぐ左の道を登っていくと、整備された藤岡霊園に出た。
その先に車道があり、数軒の家の横を通り過ぎて藤棚をくぐって行きます。
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▲ おいちゃんの反省ポーズ(さくら山)
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記録的な暖冬。
今日もぽかぽか陽気なので歩き出してすぐに汗ばんでくる。
この暖かさはガイアの叫びですよ、きっと。
上着を脱いで歩いた。
おいちゃんは足が痺れると言って、立ち止まっては歩き、歩いてはうずくまっている。
かわいそう。
さくら山に辿り着く。
これくらいの山なら楽に歩けるとタカをくくっていたが、坐骨神経が痺れて自分の足ではないような奇妙なガクガク感です。
我が登山人生も最終章かな〜(悲)。
手すりを頼りに展望台に上がってみるが 霞んでいて展望はいまいち。
天気が良ければ赤城、榛名、谷川など綺麗に見えるはずなのに。
すぐ下の藤岡の町並が霞んで広がっていた。
ここから庚申山まで1Km。
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▲ さくら山展望台
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綺麗なトイレがあり おいちゃんは寄り道します。
さっきよりも長い藤棚が現れる。
藤は藤岡市のシンボル、きっと開花時期は綺麗だろうな。
下を通り抜けて左の車道に出る。
少し歩くと、南が開けた場所にさしかかる。
そこには春の七草のホトケノザが、紫の絨毯の様に斜面に咲き誇り、近くには白梅が満開です。
椿、水仙、オオイヌノフグリ。
そして狂い咲きのツツジが二輪だけ咲いていた。
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▲ 散策コースの藤棚
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▲ 満開の白梅 |
▲ アップ |
▲ ホトケノザの大群落 |
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峠の車道を横切り、いよいよ庚申山の女坂を登ります。
女坂と呼ぶだけあって、とてもなだらかな広い散歩道です。
おいちゃんはコルセットを締め直して、やっぱり大変そうだった。
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▲ 女坂をゆくはらっぱ |
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庚申山にも展望台がありました。
愛の鐘の塔。
じっとしていられないはらっぱだけ展望台に登ってみます。
展望は相変わらずだけど。
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▲ 庚申山の展望台「愛の鐘の塔」 |
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下りの男坂は、長い石の階段が113段続く。
腰痛患者には魔の下りです。
庚申山は小学生時代の遠足地、当時は階段ではなく土の急斜面だったように記憶している。
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▲ 男坂の階段をドンドン下ってゆくはらっぱ |
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男坂の階段をヨレヨレ下りきると、たぬき池、だるま池のほとりに出る。
立派なカメラを据えたおじちゃんがいたので、何を撮っているのか訊ねるとミヤマホウジロやシジュウカラがいるんだって。
私の財布はシジュウカラ。
山登りはゴジュウカラ なんちゃって (^^;
散策路は錯綜していて、ルートはたくさんあるようだった。
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▲ 総合公園敷地内 |
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▲ ひょうたん池 |
▲ ひょうたん池で遊ぶカモ |
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カモが早春の暖かい水辺で遊んでいる様子を暫らく観察した。
石の上で日向ぼっこしたり、スイスイと泳いだり、逆さまになって水に潜ったり、ばたばたと羽ばたいたり 気持ち良さそう。
ひょうたん池から二羽のカップルが、だるま池に飛んで来て着水。
お爺ちゃんとお婆ちゃんと可愛いお孫さんが、三人でシートを敷いて仲良く食事をしている姿が微笑ましい。
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▲ 橋の上で屈伸運動中です |
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▲ 満開の紅梅 |
▲ アップ
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アスレチックジムは、子供達が鈴なりになっている。
公園内にはアスレチック広場のほかミニ動物園、ミニ遊園地、テニスコート、サッカー場、体育館などの施設が充実している。
公園の入り口には、「群馬県みかぼみらい館」
穏やかな一日だった。
これからおいちゃんの腰が完治するまで、ここに通ってリハビリする事になりそうですが何か前途多難な予感も ・・・。
柳瀬橋近くの割烹おきなに寄って、ちょっと贅沢な昼食をして帰宅。
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▲ 総合公園中央広場 |
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