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2006.11.25 (土) | K2Couple No.0162 |
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立岩 たついわ(群馬県) |
1,265m | |||||||||||
急峻な岩峰、西上州のドロミテ | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です * 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません |
▲ 南牧村大上集落から見上げる立岩 |
■ 8:45 = 藤岡IC/上信越道/下仁田IC = 10:00 星尾線ヶ滝P | |||
星尾線ヶ滝P10:10 ... 11:00 ガレ下ベンチ ... 11:25 稜線 ... 11:50 立岩 【L1】 12:25 ... 13:15 威怒牟幾不動 【L2】 13:30 ... | |||
14:05 星尾線ヶ滝P 【滝見物】 | |||
星尾線ヶ滝P14:25 = 15:40 かんらの湯 16:40 = 17:15 ■ | |||
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立岩の場所 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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甘楽温泉 かんらの湯 (¥400/600) |
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立岩は、大上(おおがみ)の集落と段々畑の上に、屏風のように急峻な岩壁を連ねている。 日本離れした風景から西上州のドロミテなどとも言われている。 かつては近づきがたい岩山であったが、最近、南牧村で登山道を整備し、岩場にはクサリをつけたので、周回して歩けるようになった。 南登山道入り口から頂上まで1.8q(中級向き)。 不動尊経由は3qである。 立岩の周辺は地形が複雑で崖が多いため、登山道からはずれると非常に危険になる。 威怒牟幾(いぬむき)不動は1750年の創建で、大正初期頃までは近郊の参詣者が多かった。 現在は、山麓下星尾の吉祥寺に本尊が安置されている。 上毛新聞社『群馬の山歩き130選』より |
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道の駅や公衆トイレなど良く整備されているが、狭い道が続きます。 登山口のすぐ傍に登山者守り地蔵があり、荒船山との分岐になっている。 |
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▲ アプローチ | ▲ 線ヶ滝登山口 | ||
ずうっと木立の登りなのでちょっと寒い。 空は真っ青ですばらしい秋晴れです。 |
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▲ ブナの樹間から覗く立岩の岩壁 |
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植林された杉林から雑木に変わり、植生がブナに変わる頃には木製の朽ちた階段が現れて傾斜もきつくなる。 東立岩と西立岩が屏風のように立ちはだかった切れ目に取り付きます。 |
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▲ ガレ場の登りに突入です |
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ガレ場を登りきると、岩を削ったバンドが現れる。 はらっぱに続いてクサリ場を過ぎれば、ちょっと一安心の稜線です。 |
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▲ 岩壁のバンドを斜上する | ▲ 座り心地を確かめるはらっぱ | ||
両側が切れ落ちたヤセ尾根を進むと再びベンチがあり、二人連れが本格ランチを広げていた。 南の展望が素晴らしい。 |
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▲ 岩峰上から南東の山並み |
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木仏に挨拶して、すぐに狭い山頂に着いた。 ここからも八ヶ岳、雪をまとった北ア、浅間山、奥白根山そしてすぐ近くに経塚山(荒船山)が見えます。 |
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▲ 西立岩山頂 | |||
▲ 西立岩山頂から北の展望 | |||
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▲ 立岩を振り返る | ▲ 下山路もヤセ尾根のアップダウンが続く | ||
山頂から少し北に進んだ所に見晴らしの良い場所があり、ベンチが・・・。 岩場で、先行グループに追いつく |
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▲ 岩峰を直登するヘルメットのおっさん | ▲ 特に問題もなく通過 | ||
ヤセ尾根を鎖で登り、ガンガン下りを二回繰り返して尾根は広くなった。 道は緩やかになったり、ヤセたり、登ったり、下ったり、変化に富んでいる。 登山道には5センチ位の霜柱があり、滑りやすいので気を使います。 尻泥だらけ、ドロミテってか、ハッハッハ。 |
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▲ ここまではセーフ |
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経塚山への分岐を左に折れて、またガンガン下ると珍しい滝に遭遇。 基部に威怒牟幾不動が祀られた30mくらいの崖上(オーバーハング)から、雨のようになって降っているのです。 僅かな風で、滝水が右に左に揺れて霧を撒き散らしている様が、青空の中で、逆光の中でとっても幻想的だった。 |
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▲ 威怒牟幾不動の滝 | |||
▲ 岩壁から霧雨のように落下する滝を裏側から見上げる | ▲ 不動様を押しつぶす岩壁(下の方に人) | ||
不動から下は急ながら歩きやすい道なので、飛ばして下る。 駐車場のすぐ下、観光バスも来るらしい線ヶ滝を見物して帰ろう。 下仁田温泉清流荘の日帰り入浴はタイムアウト。 |
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▲ 線ヶ滝(仙ヶ滝) |
▲ 星尾川の紅葉 |
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