|
|
2006.06.04 (日) | K2Couple No.0152 |
|
袈裟丸山 けさまるやま(群馬県・栃木県) |
1,908m | |||||||||||
花は遅かった、おまけに今年はハズレ年 | ||||||||||||
|
||||||||||||
|
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です * 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません |
▲ 八重樺原に出ると前袈裟丸山が姿を見せる |
■ 5:30 = 小中 = 7:05 郡界尾根登山口P |
|||||||||||||||
郡界尾根登山口P 7:15 ... 7:55 P1415 8:00 ... 9:45 【L1】 10:00 ... 10:25 後袈裟丸山 ... 10:40 八反張コル 10:55 ... | |||||||||||||||
11:05 後袈裟丸山 ... 11:10 【L2】 11:35 ... 13:30 郡界尾根登山口P | |||||||||||||||
郡界尾根登山口P13:35 = 14::30 水沼駅温泉センター 15:20 = 16:55 ■ | |||||||||||||||
|
|||||||||||||||
袈裟丸山の場所 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
水沼駅温泉センター せせらぎの湯 (¥500) | |||||||||||||||
|
|||||||||||||||
日光連山の南端に位置する袈裟丸山。 登山路は利根郡と勢多郡の境界にある。 歩行時間の長い沢入からのコースに比べ、郡界尾根はマイカーを利用すれば、格好の日帰りコースになる。 ササ原にツツジと白樺が鮮やかに映える八重樺原、展望のきく尾根、ちょっぴりスリルを味える八反張(はったんばり)。 知名度の低いコースの割には変化に富んだ山行が楽しめる。 特に八重樺原から望む袈裟丸の山々は、往路から見れば登高意欲をそそり、帰路に振り返れば名残り惜しさを募らせる。 上毛新聞社『群馬の山歩き130選』より |
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
昨日は途中まで来たものの、雨のため急遽西上州に変更した。 小中交差点から大滝まで順調に走り、その先は後続の栃木ナンバーの車に先を譲ってついて行く。 高さや歩幅が丁度よくて、登りやすい階段だった。 |
|||||||||||||||
▲ 登りやすい木の階段 |
|
||||||||||||||
諦めていた山ツツジが所々に残っており、嬉しくなる。 30分ほど、そこそこの急登が続く。 太田ハイキングクラブを追い越します。 |
|||||||||||||||
▲ ヤマツツジがまだ残っていた |
|
||||||||||||||
尾根に上がると傾斜も緩くなり、笹の原が気持ちいいですよ。 P1415の三角点で小休止です。 |
|||||||||||||||
▲ こころ和む笹の小径で | |||||||||||||||
|
|||||||||||||||
前袈裟丸山を眺めながら緩やかな道をゆるゆる登ると、シロヤシオの花がチラホラ咲いています。 岩の上を歩いたり捲いたりするようになると、シャクナゲのお出まし。 昨年は、山が染まるほどツツジ、シャクナゲが咲き揃っていたらしい。 |
|||||||||||||||
▲ 雲海の彼方に赤城の黒檜山 |
|
||||||||||||||
登山道が最後の急登にさしかかる頃、右後方の雲海の上に赤城黒檜山が頭をのぞかせる。 岩場で休憩していると、メジロのカップルが近くの枝から枝へと遊んでいる。 花や景色に見とれてだらけているうちに、10人の太田ハイキングクラブの隊列にいつしか吸収され、臨時メンバーになってしまった。 |
|||||||||||||||
▲ 後袈裟丸山最後の急登にさしかかる | |||||||||||||||
|
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
笹を掻き分けて、ひょっこり山頂に飛び出します。 周りの木は適度に刈り払われて、そこそこの展望がある。 私達は、山頂手前の急登途中で緊急ランチ休憩したので山頂では休まず、すぐに八反張コルへ下る。 |
|||||||||||||||
▲ 後袈裟の山頂 |
|
||||||||||||||
八反張コルまで100m急下降します。 そして、アッという間にコルに着いた。 滑り易そうなので、雨が降ったりしたらいやな登山道に変貌するかも。 |
|||||||||||||||
▲ 八反張コルに下る途中から前袈裟丸山 |
|
||||||||||||||
コルから木々の色が美しい。 会う人が皆「今年はシャクナゲもツツジもハズレですね」と口々に言い、落胆して元気のない私達に追い討ちをかけます。 |
|||||||||||||||
▲ 整備されている八反張コル | |||||||||||||||
|
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
実を言うと我が隊も、お目当ては八反張のユキワリソウだったのだ。 ここの雪割草はサクラソウ科サクラソウ属 前袈裟と八反張コルの間は、シャクナゲが特に多いらしい。 |
|||||||||||||||
▲ 八反張のユキワリソウ群落 | |||||||||||||||
|
|||||||||||||||
山頂は人の群落。 二人が丁度座れる展望の良い場所を見つけて、ラーメンランチタイム。 この登山道もシャクナゲのトンネルなのだが、花は少なかった。 |
|||||||||||||||
▲ 奥袈裟寄りに下ったランチスペース |
|
||||||||||||||
再び山頂に戻って、ご挨拶。 天気も徐々に下り坂。 |
|||||||||||||||
▲ 少ないながらも、綺麗な石楠花 | |||||||||||||||
▲ 笹を分けて下る場所も | ▲ シロヤシオの下で | ||||||||||||||
歩きやすい道なので、帰りは速い速い。 前を歩いていた三人連れは合羽を出して着ていたが、樹林帯の中に入ればそんなに濡れるほどでもないだろうと、そのまま下ります。 幻想的な八重樺原だったから、霧にまかれてゆっくり歩くのも悪くはなかったかもしれない。 夕方のような感じだったが、登山口に戻ったのは昼過ぎだった。 新調のPAJEROioは悪路を気にせず、山道を一気に駆け下ります。 まさか車で迷うとは思ってもいなかった。 |
|||||||||||||||
▲ しっぽりとガスに包まれて、雨もポツポツ | |||||||||||||||
▲ はい、無事に帰りました | |||||||||||||||
|
|||||||||||||||
|