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2005.10.09〜10 (日月) | K2Couple No.0142 |
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赤岳 あかだけ(長野県・山梨県) |
2,899m | |||||||||||
八ヶ岳の盟主、赤岳のんびり登山 | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です * 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません |
▲ 赤岳山頂直下 |
■ 22:00 = 藤岡IC/上信越道/佐久IC = 24:40 美濃戸やまのこ村P 【車中泊】 | |||||||||||
やまのこ村P 6:30 .. 9:30 行者小屋 【L】 10:10 .. 11:35 稜線 11:45 .. 11:55 キレット分岐 .. 12:20 赤岳 13:00 .. 13:30 赤岳天望荘 【泊】 | |||||||||||
天望荘 6:40 ... 6:50 地蔵尾根分岐(地蔵仏)... 7:35 行者小屋 7:45 ... 9:20 美濃戸やまのこ村P |
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美濃戸やまのこ村P 9:55 = 10:20 もみの湯 11:05 = 12:55 TORA 16:20 = 佐久平SIC/上信越道/藤岡IC = 18:20 ■ | |||||||||||
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赤岳の場所 |
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赤岳 天望荘 (¥8,500) 原村 八ヶ岳温泉 もみの湯 (¥500) | |||||||||||
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その八峰と称せられるものを挙げれば、西岳、編笠岳、権現岳、赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、峰の松目。 そのうち、阿弥陀岳、赤岳、横岳あたりが中枢で、いずれも二千八百米を抜いている。 二千八百米という標高は、富士山と日本アルプス以外には、ここにしかない。 わが国では貴重な高さである。 この高さが厳しい寒気を呼んで、アルピニストの冬季登山の道場となり、この高さが裸の岩稜地帯を生んで、高山植物の宝庫を作っている。 最高峰は赤岳、盟主にふさわしい毅然とした見事な円錐峰である。 深田久弥『日本百名山』より抜粋 |
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山支度を整えて車に積み込もうと外に出たら、シトシト雨が降っている。 美濃戸まで深夜の悪路、しかも雨と霧で視界は最悪だった。 朝寝の真っ只中、駐車料金徴収のおばちゃんに、窓ガラスを叩かれる。 南沢コースをとって行者小屋へ向かいます。 |
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▲ 南沢沿いの登山道 | |||||||||||
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沢を何度か渡り返してのんびり登った。 きのこや黄葉を楽しみながら、ちんたら歩く。 最後は涸れ沢になり、ヘリポートを過ぎれば行者小屋だ。 |
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▲ 行者小屋手前は涸れ沢を行く |
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行者小屋では山影を見ることは出来ず。 ところが文三郎道に入ると、ガスがサーと引いてゆくじゃありませんか。 待ちに待った横岳西壁と稜線、そして硫黄岳が姿を現します。 中岳道を右に分岐する頃には、赤岳岩壁のガスも徐々に上がり始めた。 振り返ると、天狗岳や蓼科山まで見えますよ。 |
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▲ 行者小屋から大同心が見えそうで見えない | |||||||||||
▲ いきなり姿を見せる横岳稜線と硫黄岳 | |||||||||||
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絶好の登山日和になりつつあるのに、おいちゃんの体調がおかしくなる。 中岳や阿弥陀岳もガスが切れて、グングン大きくなります。 |
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▲ おいちゃんはゆっくりペースです | |||||||||||
▲ かっこいい中岳と阿弥陀岳 | ▲ 紅葉したウラシマツツジ | ||||||||||
めざす赤岳も山頂が見え始めた。 赤岳、中岳そして阿弥陀岳に囲まれて、アルペン気分を満喫します。 阿弥陀岳からの縦走路に登りつくと、風当たりが強くなり上着を羽織る。 南の権現岳はガスで殆んど展望なし。 キレットの分岐を過ぎて、頂上直下のルンゼ状岩場を登る。 |
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▲ 赤岳の斜面を仰ぎ見る | |||||||||||
▲ 縦走路に辿りつき、気分爽快 |
▲ 早くおいでよ |
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▲ 赤岳の岩場から阿弥陀岳 ▲ はらっぱはドンドン登ってしまいます | |||||||||||
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山頂に立った時には、ガスに覆われ展望はなくなっちゃった。 明日は横岳と硫黄岳を廻って行くつもりだけど、お天気大丈夫かなあ。 北峰には山頂小屋が建っている。 赤岳を下り始めた一瞬に、行者小屋と赤岳鉱泉が眼下に見えた。 |
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▲ 山頂でK2ショット | |||||||||||
▲ 赤岳を下るはらっぱ | ▲ 行者小屋と赤岳鉱泉を俯瞰する | ||||||||||
小ピークを越えて、赤岳天望荘に到着。 湿っぽい個室で暇をもてあまし、また食堂に戻ります。 外は深くて濃いガス。 |
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▲ 赤岳天望荘と横岳稜線 |
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食事は5時からバイキングだった。 8時に消灯。 個室の寒さが身にしみる夜だった。 |
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▲ 今日はここに泊まりますね | |||||||||||
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朝食は5時半から。 風は心配していたほどではなかったが、横岳は断念する。 そんな訳で、地蔵尾根を速攻下ります。 |
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▲ あ〜あ、雨かあ |
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地蔵尾根の下りも樹林帯に入るまでは、岩場です。 この雨の中でも登ってくる人が結構いるもんだ。 地蔵尾根は稜線への最短コース。 |
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▲ 地蔵尾根の分岐(地蔵仏) | ▲ 地蔵尾根の濡れた岩場 | ||||||||||
▲ 階段を下りるとお地蔵さんが寒そう | ▲ 桟橋を下る | ||||||||||
行者小屋に着く手前で、登ってくる20人位の団体と会う。 中高年の登山教室なのだろうか。 |
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▲ 今度来る時は絶対晴れてやる! | ▲ ルンルン | ||||||||||
行者小屋で小休止。 朝の7時半なのに登る人、下りる人の交差点のようだった。 雨のため早々と下りてきた人が多い。 |
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南沢は、昨日より水量が少なかった。 同じように昨日登ったのに、全く展望に恵まれなかったと言う人がわりと多かった中で、我が隊はついていたというか満足できる山行だった。 八ヶ岳高原でヌルヌルの温泉に浸かり、大門街道、白樺湖経由で佐久へ。 |
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▲ ゴールの美濃戸で | |||||||||||
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