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■ 8:00 = 藤岡IC/上信越道/佐久平SIC = 9:00 TORA 9:25 = 11:20 強清水P |
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強清水P11:30 ... 12:30 【L】 12:45 ... 13:00 車山の肩 13:20 ... 14:50 強清水P |
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強清水P15:10 = 16:30 重田邸 18:15 = 18:30 TORA 19:40 = 19:45 御代田中央記念病院 22:30 = 22:40 TORA 22:50 = |
佐久平SIC/上信越道/藤岡IC = 24:10 ■ |
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霧ヶ峰の場所 |
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妙な言い方だが、山には、登る山と遊ぶ山とがある。
前者は、息を切らし汗を流し、ようやくその頂上に辿り着いて快哉を叫ぶという風であり、後者は、歌でもうたいながら気ままに歩く。
もちろん山だから登りはあるが、ただ一つの目標に固執しない。
気持ちのいい場所があれば寝ころんで雲を眺め、わざと脇道へ入って迷ったりもする。
当然それは豊かな地の起伏と広濶な展望を持った高原状の山であらねばならない。
霧ヶ峰はその代表的なものの一つである。
深田久弥『日本百名山』より抜粋
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昨晩は猛烈な雷、梅雨明けも近そうだ。
霧ケ峰のニッコウキスゲを見に行くことになり、息子と孫を誘います。
家に迎えに行って、白樺湖をめざすが、ニッコウキスゲのハイシーズンと三連休の中日が重なってビーナスラインは大渋滞です。
時間ばかりが過ぎてゆく。
新婚旅行思い出のビーナスライン、あれから33年経った。
予定していた車山の肩駐車場も満車なので、3Km下の強清水駐車場まで車を進めます。
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▲ 大混雑のビーナスラインから車山 |
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車山の肩まで続く砂利道の緩やかな登りが、PURP君の山登りデビュー。
多分、幼い記憶には残らないと思うけど。
いや、この年になれば、ぼんやりした夢みたいなものが残るかも。
グライダーが上空を気持ち良さそうに滑空している。
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▲ 親子三代、滑り出しは上々 |
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▲ あの手この手で盛り上げる |
▲ アイスクリームが待ってるもんね |
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ニッコウキスゲがぼちぼち咲いているが、子供には単調過ぎたらしい。
だましだまし登ってはみたが、抱っこおんぶとわがままを言い始めた。
まだ3才じゃ無理だったのかなと後悔します。
暑い一日です。
ボッカ訓練だとか言ってはらっぱがおんぶしていたのはいいが、婆ちゃんの愛情だけでは体力をカバーできなかった。
これがとんでもない結末の伏線だった。
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▲ 山の空気はおいしいぞ |
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車山の肩にあるレストランチャップリンも、さまざまな支度をした人達で超賑わいです。
特に女性トイレの行列がすさまじい。
我が家は途中のベンチで腹ごしらえ(はらっぱ特製巻寿司)していたので、お約束のソフトクリームを皆でなめる。
さて、周回コースで後半戦に突入です。
八島ヶ原湿原への道を分けて、緩やかな小ピークをふたつ越えます。
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▲ お約束のソフトクリーム |
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▲ PURPピース ▲ 大勢の中のふたつ ▲ どこまでも続くキスゲの道 |
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ニッコウキスゲの大群落を進む。
あたり一面まっきっきです。
霧ケ峰、霧降高原、尾瀬、雄国沼、月山などニッコウキスゲは大群落を造るみたいですね。
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▲ 大好きなパパと一緒です |
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▲ おじいちゃんと一緒だよ |
▲ ヤナギラン ▲ ウマノアシガタ |
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▲ 見渡す限り夏の訪れ |
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▲ ハクサンフウロ |
▲ ツリガネニンジン |
▲ マツムシソウ |
▲ ウツボグサ |
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▲ ノハナショウブ |
▲ イブキトラノオ |
▲ ノアザミ |
▲ コバイケイソウ |
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下りに入るとやっと岩混じりの登山道らしくなり、山登りだねと言って紫苑にスイッチが入る。
岩の上に登るのが好きな紫苑、後半は喜んで歩き通した。
アスレチックモードに入ったのかもしれない。
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▲ ピースの好きな年頃 |
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▲ ここはちょっと危ないかな |
▲ 絶好調ですブイブイ |
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▲ はるかに八島ケ原湿原 |
▲ 岩の上で休憩 |
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▲ 無事にここまで下りてきました |
▲ もう少しだよ〜 |
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起伏の緩やかな山が黄色に染まるほどのスケールの大きさはすごい。
駐車場の売店に寄って、桃の店でフェイントをかけたりNANAPIにお土産を買ったりする。
それほど強い日差しとは思わなかったけれど、首筋が焼けてヒリヒリした。
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▲ 自然観察路の分岐 |
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大混雑の白樺湖方面を嫌って、和田峠経由で帰ります。
重田邸にお邪魔しご馳走になったあと、はらっぱの体調が突然狂い始めてしまいました。
TORAの家でしばらく横になって様子を見たが回復の兆しはなく。
御代田中央記念病院に救急で世話になります。
点滴したものの思わしくないため、結局大事をとって一晩だけ入院することになった。
明日会社が終わってから迎えに来ることにして、独りで上信越道を寂しく帰ったのであった。
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▲ 岩の上に乗って今日の仕上げ |
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