2005.04.30 (土)                         K2Couple No.0131

至仏山
しぶつさん(群馬県)
2,228m
春の至仏山は滑り屋のフィールドだった

コース最大標高差 : 645
コース累積標高差(+) : 670
コース累積標高差(−) : 670
コース距離 : 7.3 km
行動時間 : 6'35"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 至仏山のゆったりした山容
  5:25 = 高崎IC(関越道)沼田IC = 7:00 戸倉p 7:20[乗合バス] 7:45 鳩待峠
 鳩待峠 7:55 - 9:00 ワル沢源頭(L1) 9:15 - 10:30 小至仏捲道 10:40 - 11:25 至仏山(L2) 12:10 - 14:30 鳩待峠
 鳩待峠 14:35[乗合バス]14:55 戸倉p(\1,000) 15:00 = 15:05 戸倉温泉 15:45 = 沼田IC(関越道)高崎IC =
 17:25 伊勢崎WILD-1石井スポーツ 17:45 = 18:20


  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

至仏山の場所

尾瀬戸倉温泉 シャレーおぜとくら 水芭蕉の湯(¥500)

 燧と至仏は尾瀬ヶ原を挟んで相対しているが、前者の威のある直線的な山容に引きかえ、後者は柔らかな曲線を描いて、何となく親しみ易い。
 もっとも反対側の利根から仰ぐと、頂上の稜線近くはゴツゴツした岩で鎧われている。
 しかし全体として円やかな温和な容は、北の平ヶ岳から望んでも、南の武尊山から望んでも、変わることがない。
 至仏山は利根川上流を縁取る多くの山々の中の最高峰であって、利根側では岳倉山と呼ばれている。


                                                                                           深田久弥 『日本百名山』 より抜粋

 尾瀬戸倉の並木駐車場の横で、「とうせんぼ」 される。
 『鳩待峠付近は車が溢れているので、ここに停めてくださいっ!!』
  
 並木pからは¥1,000(駐車場料金)+\1,800(taxi)X2人=¥4,600。
 ちなみに鳩待峠駐車場は、¥1,000商品券付きの¥2,500で、鳩待の路駐はタダ。
 「う〜ん」 ちょっと迷います。
 結局言われるままに、並木pから乗合タクシーで大名アプローチとなる。

なるほど峠のかなり下まで車が並んでいて、すれ違いもままならない状況。
何せ今朝は出動が遅かったから、タクシーで正解かも。

この時期にしては異様に暖かく、例年より多い残雪は腐り始めていた。

 鳩待峠 

峠からワル沢の頭まで続くダケカンバやシラビソの樹間に、至仏や燧を垣間見ながら、スキーヤーやボーダーに混ざって登ります。

スキーやボードの滑り屋が9割、残りのひとつまみがツボ足かな。
若者の比率が高いせいか、山全体に華やいだ活気が感じられて嬉しい。
いつもは年寄りばっか。

 燧が顔を覗かせる

超スローペースで登る山スキーの単独爺ちゃんと親しく言葉を交わしながら、こんな年齢まで山を楽しめるなんて羨ましいなと思った。
わが隊も来年はスキーだな。

 この暖かさは何なんだ

森林限界を超えた途端に。
赤城、武尊、苗場山、日光白根、皇海山が見える。

尾瀬ヶ原を挟んで燧が大きく、その左にはたっぷり雪の会津駒です。

 素晴らしい展望

至仏は、花の百名山にも選定された山で、植生保護のため例年5月10日頃から登山禁止になる。
と言うことは、雪のある時に登れる期間は2週間位しかない。

 行動食をちゅうちゅう
 上州武尊と笠              ▲ 尾瀬ヶ原と燧

 いい天気やね

ワル沢の源頭まで登れば、視界いっぱいに広がる至仏山のゆったりとした雪の大斜面に、春山の醍醐味をちょっぴり味わいます。

尾瀬ヶ原は未だ雪の下。
今年は大雪のため、架橋が損壊してしまったようです。
2年前は、連休にザゼンソウや水芭蕉の赤ちゃんが見られたのに。

 休んでばっかり

 単独ボーダー頑張る       至仏山頂直下から武尊と笠ヶ岳と小至仏 
 小至仏トラバースから尾瀬ヶ原 
 山頂から北の大展望 

小至仏の東面を巻いて、至仏の登りにかかる頃には足の重さに反比例して、気分は春の蝶のように弾みます。

山頂には360°の展望が待っている。
特に北側の越後三山を中心に、左に巻機、右に平ヶ岳 ・・・ 
疲れを吹き飛ばすには充分だった。

 至仏山頂から越後三山を望む

雪嶺連なる北の展望を眺めながら、至福のランチタイムを過ごす。
風のない山頂は居心地がよく、しばらくの間ぼおっと無になる。

 はらへったぞ

墓石のようで感じの悪い山頂標識に寄り添って、記念撮影です。

 やっぱり撮りますか

滑落停止の真似事をしていると、朝一緒だった単独爺ちゃんがゆるゆると登って来ます。

『あと1時間くらいかな』 とおっしゃる。
『そうですね、気をつけて』 と敬意を払いつつ別れる。

 年寄りの冷や水
 だらけまくり大会          滑落停止の基本姿勢だす

殆んどの人がムジナ沢に滑ってしまうので、鳩待峠に戻る下山路は嘘のような静けさ。
至仏の大雪原を二人占めだぁとばかりに、超開放的な勢いです。

さすがに人が少なくなると、大自然と素直に向き合える。

 気分は飛行機

大きなザックを背負った子供連れのお母さんが、倒れたまま亀さんになって、もがいているのを見つけたはらっぱが手を差し出す。
若いお母さんは気合十分で頼もしい。

空と空気は白みつつも、山の展望は朝のまま …
絶好の登山日和に恵まれた。

 天候に恵まれて ・・・

ビニール片手に尻セードする場所を探しながら、山頂の余韻を胸にだらだらと下山するのだった。
山はやっぱり雪の季節が奇麗ですよね。

尾瀬戸倉は桜前線通過中。
戸倉温泉の露天風呂にも、満開の桜の枝が伸びていた。

 いまいち