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■ 4:00 = 本庄IC/関越道・圏央道/青梅IC = 6:25 後山林道終点P
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後山林道終点P 6:40 ... 7:20 三條小屋 ... 7:35 水無尾根取付 7:45 ... 8:15 切開き 8:20 ... 8:50 水場 9:15 ... 9:40 【L1】 9:50 ... |
10:15 三條ダルミ 10:25 ... 11:10 雲取山 【L2】 12:00 ... 12:30 三條ダルミ 12:35 ... 13:15 水場 13:20 ... 14:30 三條小屋 ... 15:15 林道p |
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後山林道終点P15:20 = 16:05 鶴の湯温泉 16:50 = 青梅IC/圏央道・関越道/本庄IC = 19:00 ■ |
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この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
雲取山の場所 |
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奥多摩町 鶴の湯温泉 丹下堂 (¥750)
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登山者によって奥秩父と称せられている、小川山から東に向って雲取山まで続く連稜は、その延長と高度から言って、わが国で日本アルプス
と八ヶ岳連峰を除けば、他に例を見ない大山脈である。
殊にその中の甲信国境をなす金峰山から甲武信岳までは二千五百米の高度を保ち、甲武信以東も二千米を失わず、破風山、大洞山などの甲武
国境を走って、その最後の雄を誇っているのが雲取山である。
この大山脈も雲取山以東は幾多の小山脈に分れて、次第に武蔵野に落ちて行く。
深田久弥『日本百名山』より抜粋
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JUNが介護の助っ人に来てくれたので、風邪を押して雲取山。
百名山はやっぱり気になるらしく、久々のはらっぱ提案です。
ビビリながら後山林道のダートコースを終点まで走る。
昨夜は雪が降ったらしく、山は新雪で光っていた。
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▲ 昨夜の雪で輝く雲取飛龍山の稜線 |
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三條小屋(三條の湯)を横目にして、水無尾根に取付いた。
スミレや馬酔木を道連れに、単調な道が続きます。
頂上直下まで尾根の東をトラバース一辺倒の登りがさえない。
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▲ 三條小屋 |
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駐車場で一緒になった千葉の夫婦と相前後しながら登る。
感じのいいご夫婦だった。
水場では山談義となり、大幅な休憩タイムオーバーとなった。
三條ダルミで始めて後方の視界が開けるが、春霞にかすんで遠望はなし。
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▲ 渡ったりして |
▲ トラバースから一箇所だけ尾根上に出る |
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雲取山荘への巻道を分ける頃から山肌が白くなる。
木々に張り付いていた氷が風に煽られて、パラパラと降りかかってくる。
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▲ 雪が出てきた |
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青岩谷に深く切れ落ちたトラバース道も結構急だったが、山頂直下の250mの登りはきつかった。
ヘロヘロ状態で、昨夜の雪を踏みしめて行く。
どんなにボロボロになっても、一歩ずつ足を運べば山頂に辿り着けるのが山のいいところだ。
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▲ 雲取山頂直下の登り |
▲ 飛龍山へ |
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山頂は広く、しかも暖かい。
立派な避難小屋の屋根からは雪解け水が滴り落ちていた。
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▲ よく見ると富士山 |
▲ 避難小屋スルー |
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思ったより人が多く、日原や岩尾根コースを登って来たのかもしれない。
山頂まで樹林に覆われた山なので、どの尾根を登ったとしても、素晴らしい展望を得られるコースはないような気がした。
非常識にも三角点に荷物を積んでたむろって、他人様の迷惑を考えない礼儀知らずの年寄り輩が日本を駄目にしているのだ。
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▲ 山頂の年寄りグループ |
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山頂ではらっぱが富士山を見つけてしまう。
目を凝らして見ると、富士山も北岳もうっすらと見えるではないか。
自分で見つけたかったのに。
一段下がった窪地でラーメン、お稲荷さん、みかん、漬物で満腹となり、春の穏やかな日差しを満身に浴びてのんびりする。
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▲ 山座同定 |
▲ 百名山 |
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下山。
おいちゃんは変哲もない下りにうんざりしたようで。
今日のコースは期待はずれだったこと、二度と来ないかもしれないこと等を独り言のようにしゃべりながらぐれまくる。
三條の湯は浴槽がひとつ。
空いていれば夫婦で入れるが、先客があって同時には入れない。
諦めて車で奥多摩町まで下り、
鶴の湯の天然温泉に浸かってヌルヌル美人肌になる。
よかった (^^
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▲ ずっとこんな道を下る |
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花のない雲取山だったが。
帰りの奥多摩の山腹を彩る山桜と里の桜の
競演は、綺麗だった。
新緑の初々しさに映えて、素晴らしかった。
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▲ エイザンスミレ ▲ ネコノメソウ |
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