2005.03.19 (土)   K2Couple No.0128 

黒檜山
あかぎ くろびさん(群馬県)
1,828m
下は快晴なのに山では吹かれる

コース最大標高差 : 460
コース累積標高差(+) : 460
コース累積標高差(−) : 460
コース距離 : 2.9 km
行動時間 : 3'30"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 下山時にようやく晴れた大沼と地蔵岳
  8:40 = 10:00 赤城北面道路分岐登山口P
 登山口P10:15 ... 10:35 猫岩 ... 12:15 黒檜山 【L】 12:35 ... 13:45 登山口P
 登山口P13:55 = 14:45 滝沢温泉 15:30 = 16:30

     黒檜山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

赤城温泉郷 滝沢温泉 滝沢館 (¥600)


 赤城は登山というより逍遥という言葉のあたる、大きなプレイグランドであって、その中心は、山上の火口湖の大沼である。
 それをめぐって、黒檜山、地蔵岳、鈴ヶ岳の三つが、鼎の形に立っている。
 黒檜山が最高と言っても、湖畔から三時間とかからずその頂上に立つことができる。
 頂は草山で眺望はすばらしい。
                                      深田久弥『日本百名山』より抜粋


ISOの5ヶ月にわたる仕事がようやく終わり、すっきりと山に出かける。

冬型の気圧配置で、平地は快晴。
しかし赤城山はしっかりと雪雲に覆われていた。

鍋割山の登山口、箕輪駐車場から上は季節外れの雪になっていた。
赤城大沼の温度表示板はマイナス8℃。

雪煙舞う湖畔道路を走り、登山口に着いたのは10時です。
駒ヶ岳経由の周回コースは諦め、山頂ピストンとする。

 サクサク

先客の茨城の夫婦が腹ごしらえ中で、ほぼ一緒に登り始める。

雪はいい具合にクラストしていて登りやすく、ワカンは不要だった。
樹間を抜ける風に煽られて、顔面がしばれる。

 樹林の中でも吹かれる
 大沼ですよ〜             ▲ 雪の華をくぐりぬけて
        気合を入れて登ります             崖っぷちの夏道には雪庇                これ休憩中です

夏道は尾根の南端ガレ沿いを登るようになっているが、そこには小さい雪庇ができている。

こんな天気でも、カップルや単独がチラホラ登って来るのだった。

 そろそろ着くんじゃない?

ルートをはずさないように、慎重に高度を稼ぐうちにシャリバテになる。
雪斜面の陰でエネルギーを補給していると、10人位の団体が降りて来た。
何故かみんな空身だった。

枝に張り付いた細かい雪がきれいだ。
まるで動物のように、雪の林の中をくねくねと登るのは気持ちがいい。
霧氷の世界です。

 この寒さがいいね            ▲ 霧氷の世界らしい

北側に雪の壁ができているので、山頂は無風地帯です。

広い山頂を2ペアで独占。
別のカップルさんは寒いせいか仲がいいせいか、ピッタリ寄り添っているのが微笑ましい。
まさしく二人の世界
女性が甲斐甲斐しく、食事の支度をしている。

マイカップルは、亭主が昼飯の準備をしている。

 山頂で憩う別カップルはお揃のピッケル 

山頂からの展望もなく、時々雪雲が切れて青空が覗き薄日が差すものの、あっという間にかき消される。

駒ヶ岳の稜線がうっすらと望める程度で ・・・

 山頂です 
 山頂から駒ヶ岳方面                 ▲ うわっ

駒ヶ岳方面にはトレースがない、と言うことは誰も入っていないのだ。
新雪にトレースを刻んで、黒檜大神まで行ってみる。
埋もれた鳥居の前で記念撮影。

積雪は2b。
容赦のない強風に乗って、雪塊が飛び雪煙が上がる。

上空に碧空が覗いていたので徐々に良くなる筈だったが、晴れるまで待つ訳にもいかない ・・・ 下山開始となる。

 黒檜大神にて

風は相変わらず吹きつけてくる。

程よい斜面で尻セードにはしゃぎまくるが、思うようにはいかなかった

ガスっていた大沼や地蔵岳が眼下に広がり、ワカサギ釣りのテントもいくつか見えた。

 運転未熟でして

赤城道路から振り返れば、黒檜山は晴れています。
何というタイミングの悪さ、残念。

滝沢温泉の貸しきり露天風呂で、冷え切った身体を温める。
大雨のように響く沢音、山上のガスのように気ままな湯気にうとうとする。

通いなれた赤城山で、久しぶりの山登りも春の雪とともに終わる。

 最後だけダッシュ           ▲ 黒檜下山路から駒ヶ岳