2004.09.04 (土)                          K2Couple No.0122

磐梯山
ばんだいさん(福島県)
1,819m

圧倒的な迫力の裏磐梯火口壁


コース最大標高差 : 565
コース累積標高差(+) : 590
コース累積標高差(−) : 590
コース距離 : 16.5 km
行動時間 : 7'05"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 櫛ガ峰とのコルから見上げる磐梯山
  20:10 = 21:40佐野藤岡IC(東北道・磐越道)猪苗代磐梯高原IC = 24:20 八方台p(車中泊)
 八方台p 6:25 - 6:55 中ノ湯 - 8:10 弘法清水(L1) 8:35 - 9:05 磐梯山(L2) 9:40 - 10:05 弘法清水 - 10:15 黄金清水 -
 10:40 コル - 11:20 上川分岐(L3) 11:40 - 12:00 裏磐梯高原分岐 - 12:15 銅沼 12:20 - 13:10 中ノ湯 - 13:30 八方台p
 八方台p 13:35 = 14:20 白布温泉 = 湯元駅[天元台RW]15:20 アルプ天元台(泊)


  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

地図表示 磐梯山の場所

アルプ天元台 (¥15,000)

 磐梯山は表から見たのと裏側から見たのとは、大へん趣がちがう。
 裏側では表側のような端麗雄大な姿は見られない。
 大爆発で欠損した小磐梯が、未だに荒々しい傷口を見せて、断崖ととなって立っている凄い形が眼を惹くが、磐梯山そのものは隣峰の櫛ヶ峰と共に
 間隔の広い双耳峰となって、火口壁の引立て役をつとめるに過ぎない。
 本当のすぐれた磐梯山に接しようとするには、ぜひ表の猪苗代湖から仰がねばならない。
 ここから望んだ形は、さすが会津の名山と伝えられただけあって、立派で美しい。
                                                                     深田久弥 『日本百名山』 より抜粋

磐梯山ゴールドラインの料金所は夜間につき無人。
得した気分で料金所を通り抜けて八方台に着き、新装なった後部ベッドで朝まで熟睡車中泊する。
八方台の駐車場は広くて、トイレもあり快適ですよ。

朝は数台しか停まっていなかったのに、下山時はバスや乗用車でいっぱいになっていた。

 八方台登山口
八方台からブナの林を行く

宝の山の登山道は、中ノ湯までブナの林道を緩やかに登って行く。
気持ちのよい道ですよ。

しかし、ヤブ蚊の猛攻に遭い腕がボコボコになります。

 ブナの林を行く
無人の中の湯

中の湯は閑散として、硫黄臭の漂うガスがブクブク吹いていた。
お湯が真っ白で入浴すると気持ち良さそうだが、有毒の亜硫酸ガスが発生しているらしい。

 無人の中ノ湯

銅沼を眼下に見下ろしながら、急登して弘法清水に着く。
水は豊富に湧き出しており、冷たくて美味しかった。
弘法清水の二軒の休憩小屋は、まだ時間が早いので閉まっていた。

櫛ガ峰が磐梯山に負けじと頑張っている。
屹立する天狗岩が目を引き、その手前ののんびりした感じの道はお花畑になるらしい。

 銅沼
 弘法清水               ▲ 天狗岩
                       弘法清水から磐梯山

弘法清水から急登一本で磐梯山頂に立った。

ガスの流れに桧原湖や猪苗代湖、櫛ガ峰や銅沼、沼の平が垣間見える。
安達太良や西吾妻も遠くに霞んでいる。

地元の小学生が大勢登って来たので賑やかになった山頂をあとに、北面火口壁を下ることにして櫛ガ峰方面に向かった。

 トンボが群れ飛ぶ山頂
天狗岩分岐から櫛ガ峰コルへ

天狗岩への道を左に分けて、こんこんと湧く黄金清水を過ぎると沼の平に下る道が分岐している。

 天狗岩分岐から櫛ガ峰コルへ

噴火口上部、櫛ガ峰とのコルは高原風な気持ちの良い空間だ。

磐梯山は表と裏では全く違う山容を呈している。
裏面のコースには、登山者は全く見かけない。

1888(明治21)年7月15日に大爆発して今のようになったとか。

 迫力の火口壁             ▲ あれは櫛ガ峰
マルバフユイチゴ ミヤマキンバイ シラタマノキ マイヅルソウの実
コウリンタンポポ ウメバチソウ

櫛ガ峰1636m
                              櫛ガ峰1636m
磐梯山火口壁が見え始める
                                       磐梯山火口壁に沿って歩く
火口壁の下りにかかる

さて、磐梯山に別れを告げて、火口原に下ろう。

山肌は荒涼として爆発の凄まじさを残しているわりには、かわいい山の花がたくさん咲いていたのは意外だった。

 火口壁の下りにかかる

火口壁の急斜面を下りきると、広い火口原はルートが不鮮明だ。
しかも川上温泉登山口と裏磐梯登山口が分岐しており、視界がない時には難しいエリアかも知れない。

火口原から見上げる断崖は迫力があります。

 裏磐梯北面下山道の標識
穏やかな銅沼と火口壁天狗岩

スキー場のトップ付近を歩き、うっそうとした林を抜けると、赤く沈んだ銅沼が見えた。
銅沼周辺は人影もなく、登山道も荒れてひっそりと静まりかえっている。

赤茶けた銅沼越しに見る噴火口の断崖絶壁が圧倒的な迫力で火口原を押さえつけているようだ。

銅沼から中の湯への登り返しでマミバテになりかかったが、水分補給しながら中の湯に戻れば元気を取り戻します。

 穏やかな銅沼と火口壁天狗岩

時間的な余裕もないので急いで八方台pに下り、明日のOB山行メンバーと合流しようとするが果たせず。
追いつくつもりが、追い越してしまったようです。
結局、白布温泉で30分ほど待つことになってしまった。

 天元台RW湯元駅

全員揃ったところでRWに乗り、アルブ天元台に入ってOB山行前夜祭が幕を開けたのであった。

この日OBメンバーの内二人(おばちゃんp)は、同じ八方台から反対の猫魔ガ岳に登ったらしい。

 RWに乗って