2004.04.10 (土)   K2Couple No.0105 

大菩薩嶺
だいぼさつれい(山梨県)
2,057m
富士山展望の山は峠の方が有名?

コース最大標高差 : 470
コース累積標高差(+) : 495
コース累積標高差(−) : 495
コース距離 : 6.7 km
行動時間 : 4'50"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 なだらかな笹の山、大菩薩嶺
  4:35 = 6:30 雁坂トンネル = 7:15 裂石 = 7:30 上日川峠P(ロッジ長兵衛)
 上日川峠P7:45 ... 8:10 福ちゃん荘 ... 9:25 雷岩 ... 9:35 大菩薩嶺 ... 9:45 雷岩 【L1】 10:10 ... 11:10 賽の河原 ...
 11:20 親不知の頭 【L2】 11:35 ... 11:45 大菩薩峠(介山荘)... 12:15 富士見平 ... 12:20 福ちゃん荘 ... 12:35 上日川峠P
 上日川峠P12:45 = 13:00 大菩薩の湯 14:00 = 雁坂トンネル = 16:50

    大菩薩嶺の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

大菩薩の湯 (¥600)

はらっぱのご推薦で富士山と南アルプス展望の山、大菩薩嶺に登る。

山間のくねくねした舗装道路を進む。
ロッジ長兵衛はこぎれいな建物だった。
上日川峠から福ちゃん荘まで車道脇の登山道を辿り、唐松尾根から富士見平に周回することにする。

尾根上部の笹原で展望が開け、富士山がくっきり姿を見せる最高の快晴。

 唐松尾根の笹原を登る

稜線上の雷岩にザックをデポして、栂の原生林の中、雪の凍りついた道を辿れば展望のない大菩薩嶺の山頂に着きます。

展望のない山頂は、皆ピストンするだけで誰も休んでいない。
ちょっとかわいそうな山頂ではあった。

雷岩では大勢が景色を眺めて休んでいる。

 展望のない山頂で
 南アルプスがきれいだった             富士山はずっと見える
 塩山市と白く輝く南アルプスまるごと


 雷岩に戻って、富士山上空に飛び交う飛行機が青空に描く二筋の軌跡を眺めながら早めのランチでした。

 ここから大菩薩峠までは明るく広い穏やかな笹の稜線が続き、富士山、南ア、八ツの山並みが常に神々しく輝いて見えます。
 所々に露出した岩の上で遊び、笹原で昼寝してのんびり下ると賽の河原だ。

最後のピーク親不知の頭まで登り返し、ここで展望をしっかり記憶にとどめるため、お湯を沸かしておしるこを頂きます。

大菩薩峠には中里介山の文学碑なども建ち、登山者も大勢集まっていて賑やか過ぎだった。
昔子供の頃、大菩薩峠という映画を見たような見ないような・・・。

雪解け後にも関わらず、山の花は全く見つけることができなかった。

 ご存知、大菩薩峠        ▲ 白妙の富士の高嶺に雪は降りける


 花と言えば、桜や桃の花、そしてスモモの白い花が満開で、はるかな白い山嶺とのマッチングが良い。

 大菩薩嶺一帯はよく整備された家族向きの登山道であったが、特に印象に残る場所が少なかった。
 子供連れには最高の山かな。

 桃の花              スモモの白い花

温泉で久しぶりにビールを飲み、はらっぱに運転を任せてフルーツライン沿いの咲き誇る花に酔いしれながら帰った。

秩父市内の脇道走行では行きも帰りもルートを見失い、ドタバタが多かったがその割には短時間で切り抜けたのはさすがです。

 桃の花のフルーツラインを帰る