2004.04.04 (日)   K2Couple No.0104 

角田山
かくたやま (新潟県)
482m
雪割草とカタクリの新潟低山

コース最大標高差 : 480
コース累積標高差(+) : 535
コース累積標高差(−) : 535
コース距離 : 5.6 km
行動時間 : 4'40"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 清楚な雪割草(オオミスミソウ)
  5:00 = 高崎IC/関越道・北陸道/巻潟東IC = 8:00 角田浜P
 角田浜P8:20 ... 桜尾根 ... 10:25 角田山 【L】 10:50 ... 12:40 角田埼燈台 ... 13:00 角田浜P
 角田浜P13:05 = 13:35 岩室温泉 13:40 = 13:55 じょんのび館 14:35 = 巻潟東IC/北陸道・関越道/前橋IC = 17:20

    角田山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

福寿温泉 じょんのび館 (¥1,000)


 こぬか雨に煙る関越道を、日本海めざして北上します。
 雪割草
(オオミスミソウ)とカタクリの花を観賞する新潟の旅だ。

 谷川岳のトンネルを抜けると、雨は雪に変わってさらさらと舞っている。
 越後川口SAで魚沼こしひかりを仕入れ、信濃川のゆっくりした流れを眺める。
 迷路のような道を辿って角田浜海水浴場に到着した頃には雨も上がった。

灯台コースより一本北の桜尾根に取り付くと、雨後の悪路で滑ります。
眼下の日本海はどんより沈んでいたが、佐渡の島影ははっきり見える。

雪割草の大群落が最初の急登で次々と登場する。
冷たい雨に打たれたためか、頭を垂れて元気がなかった。
なるべく元気そうな花の写真を撮っている間にも後続がどんどん登って来るので、少し焦りを感じます。

 花さえあればルンルン

高度を上げるにつれて、今度はカタクリのオンパレードが始まります。

道端も山の斜面もカタクリが密集して群生している。
評判通りのすごさだ。
目がカタクリ色になる。

 角田山の登山道はカタクリ街道 
雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草雪割草
ショウジョウバカマ カタクリ カタクリ ユキワリソウ

山頂はさながら公園のように整備されてだだっ広い。
地元の人にとっては、山というより丘公園という感覚なのだろう。

また降り出した雨を木の下で避けて、速攻ランチを済ませ下山開始。
じっとしてると寒いですよ。

 山頂         ▲ 雨が降る日は天気が悪い
 海のある風景         ▲ 山頂から角田浜に下る岩尾根

花を愛でながら、粘土道をズルズル滑り下ります。
日本海に突き出した岩尾根になると、気持のよい展望が開ける。

展望といっても山ではなく、ここでは日本海とシーサイドラインが寒々と広がり、いつもと違って新鮮な景色です。

 ガラガラやね〜 

雨の登山道は、角田岬の灯台まで海に落ち込むように伸びていて、不思議な感覚に浸る。

灯台の敷地内を通り、海水浴場の波打ち際に軟着陸。
海の匂いが漂う砂浜を登山靴で歩くのは、場違いな感じだった。

 角田埼灯台まで登山道が伸びている 

広い駐車場には、登山者の車やバスがびっくりするほど増えていた。
まさに雪割草のハイシーズン。

岩室温泉は満員御礼で入れてもらえず、じょんのび館まで戻って山登りの締め括りとするが、変にサービス過剰で料金も高かった。
下山後の温泉としては、施設やサービスはどうでもいいから上質の湯に安く入りたいのだが。

海抜0bからの珍しいハイキングも無事終了。

関越道は南下するほど雨が強くなった。

 角田浜海水浴場を歩く