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2001.12.09 (日) | K2Couple No.0057 |
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湯ノ平 あさま ゆのたいら(長野県) |
1,990m | |||||||||||
悪天候の黒斑を諦め、岩壁の下を歩く | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です * 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません |
▲ 黒斑岩壁と牙山に挟まれた複雑な地形 |
■ 7:45 = 藤岡IC/上信越道/小諸IC = 9:20 車坂峠 10:10 = 10:30 浅間山荘 | |||
浅間山荘 10:40 ... 11:15 一の鳥居 ... 11:30 不動滝 11:35 ... 11:45 二の鳥居 ... 12:55 火山館 【L】 13:45 ... 14:20 二の鳥居 ... | |||
14:35 一の鳥居 ... 14:55 浅間山荘 | |||
浅間山荘 16:20 = 碓氷バイパス = 18:30 ■ | |||
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浅間湯ノ平の場所 | |||
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天狗温泉 浅間山荘 (¥500) | |||
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チェリーパークラインの途中から樹々はうっすらと雪化粧です。 高峰高原ホテルで暖を取り、従業員さんに尋ねると。 この時点でほぼ撤退を決意したが、いやがるはらっぱを車に残して女々しくも登山道の偵察に出る。 で ・・・ 諦める。 |
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▲ 黒斑山登山口のカラマツ |
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このままでは気持ちがスッキリしないので、天狗温泉浅間山荘に車を廻し、沢沿いに湯ノ平をめざして登り始めるのだった。 沢沿いの登りは、風も穏やかだし陽射しも暖かい。 相変わらず稜線を渡る風は激しく。 沢は赤茶けた色を呈し、半分凍った不動滝も茶色に染まっている。 |
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▲ 不動滝 |
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二の鳥居を過ぎる頃にはカラマツが美しく、剣ヶ峰の牙山と、黒斑山槍ヶ鞘の岩壁が両側から迫ってきて、モノクロームの世界が広がります。 浅間山は三重式火山で、第一外輪山を形成する黒斑山の稜線から、東に断崖をなして切れ落ちた所が火口原の湯ノ平だ。 硫黄臭が時々鼻をつき、大丈夫かいと言うわりには心配する様子はない。 |
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▲ 槍ヶ鞘の岩壁を背にかもしか平あたり |
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火山館は立派な丸太作りに改築されていたが、名前から連想するミュージアム的なものではなく、単なる避難小屋のようだった。 小屋のテラスでうどんの加熱を始めたものの、火力が弱くて心配になる。 神社詣でして下山開始です。 |
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▲ 火山館の前で |
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登って来た時より黒斑の岩壁は雪に煙っている。 空中を舞う塵のように細かい塊が淡い逆光を浴びながら。 何度も何度も立ち止まって、幻想的な光景を瞼に焼き付ける。 |
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▲ 予定では、あの上を歩いた |
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浅間山荘のお湯は、沢の色と同じ真茶茶で体の芯まで温まった。 浅間山塊は、湯ノ平、賽の河原、黒斑山に代表される第一外輪山と前掛山の第二外輪山まで今年から登山解禁になった。 居合わせた人と、ロビーで山談義となる。 |
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▲ 浅間山荘(浅間山荘HPより) | |||
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