2012.09.02〜03 (日月)   K2Couple No.0378 

裏磐梯 五色沼
ごしきぬま(福島県)
830m
森のくまさんに乗りました

コース最大標高差 : 55
コース累積標高差(+) : 100
コース累積標高差(−) : 45
コース距離 : 4.2 km
行動時間 : 2'05"

* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません

 五色沼湖沼群/瑠璃沼
 道の駅裏磐梯 6:55 = 7:15 五色沼入口/裏磐梯ビジターセンターP
 ビジターセンターP7:35 ... 7:45 毘沙門沼 ... 8:20 赤沼 ... 8:50 弁天沼 ... 9:00 るり沼 ... 9:15 青沼 ... 9:30 柳沼 ...
 9:40 裏磐梯高原/桧原湖畔
 裏磐梯高原 10:20 《森のくまさんバス》 10:30 ビジターセンター 11:00 = 桧原湖周回ドライブ = 12:00 ビジターセンター全員集合 【L】
 ビジターセンター 12:55 ... 13:05 毘沙門沼 14:30 ... 14:40 ビジターセンター見学
 ビジターセンター 15:05 = 15:10 裏磐梯ロイヤルホテル 【泊】

 裏磐梯ロイヤルホテル 8:20 = 8:35 裏磐梯スキー場P

 スキー場P 8:45 ... 9:30 噴火口分岐 9:35 ... 9:50 スキー場top... 10:00 銅沼 【L】 11:05 ... 11:40 スキー場P

 スキー場P12:00 = 猪苗代磐梯高原IC/磐越道・東北道 14:00 那須高原SA 14:20 東北道・北関東道/駒形IC = 16:20


      五色沼の場所
  裏磐梯観光協会
 http://www.urabandai-inf.com/enjoy/trekking/course01.html

五色温泉 裏磐梯ロイヤルホテル (¥10,000)


 
五色沼
  明治21年(1888年)7月15日、会津磐梯山の噴火によって裏磐梯が生まれました。 
  山頂部分での噴火は10数回に及び、最後の噴火では山体が崩壊て大量の岩石、土砂などが時速80kmを越す爆風に乗って流れくだり、北麓の谷
  を埋め、8キロ離れた山麓(甚九郎山や簗部山)まで達しました。
  その結果、磐梯山の北側は流れ巨大な高原大地(岩屑物の推積丘)が出現しまし た。
  一方、この崩壊によって長瀬川とそれに注いでいた中津川、小野川、雄子沢側などが堰き止められ、桧原湖、秋元湖、小野川湖、雄子沢湖 (のち
  に桧原湖と一体になる)などの湖ができ、山の間のくぼ地に水がたまり多くの湿地や沼が形作され現在に至っています。
  五色沼は、正式には五色沼湖沼群とよばれ、毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、弁天沼、瑠璃沼、青沼などのいくつかの沼で構成されています。
  コバルトブルーやエメラルドグリーンに輝く神秘的な湖です。
  見る角度や、時間、季節、天候によっても 水の色が微妙に違って見えます。



道の駅で、ほぼ快晴の朝を迎える。

きょうの11時にJR猪苗代駅でOBメンバーと合流する予定です。
昼食後に皆で五色沼を散策の予定になっていますが、お昼まで時間があるので時間潰しに下見をしちゃいましょう。

磐梯東都バスの裏磐梯高原バス停で、運行時刻を確認して五色沼の入口にある裏磐梯ビジターセンターに移動します。

五色沼のハイキングコースは、全長3.6K なんだそうです。

 道の駅で朝を迎えて
 裏磐梯ビジターセンターに移動                やめてよ〜

まずは毘沙門沼ですが、自然探勝路入口に熊注意の看板が立ってるのよ。
ビビリ症の二人は熊鈴を取りに車に戻って、準備万端です。

「いつの目撃情報なんだろね?」
「昨日じゃないの?」
それを聞いて笑いながら追い越して行った女性は、毘沙門沼売店・玉こんにゃくのお店の人でした

 毘沙門沼駐車場

お土産屋さんの前を登って行くと、青緑色の毘沙門沼の奥に磐梯山の荒々しい火口壁が目に飛び込んできます。
五色沼で最大の毘沙門沼です。

五色沼入口から最初の沼だし車でも来れるので、観光客で賑わうらしい。
手漕ぎボートもあります。

ここから右に入って行きます。
まだ観光客も多くない時間帯ですし、遊歩道へ行くのは私達だけでした。

 毘沙門沼と遥か磐梯山
                                 ▲ 毘沙門沼を回り込んで
オオハンゴンソウ ホツツジ アカバナ


 アシの根元に酸化鉄の沈殿物が付着して鉄錆色に染まってるので、赤沼という名前もそこからきているんだって。
 な〜んだ、そういうことね。

 赤くないけど赤沼                ▲ ほらねっ
 見えやしない              ▲ 竜沼のベンチで
 紅葉最前線            ▲ 沼から沼へ流れる水

次の沼はどんなんだろ?って期待して進みますね。
みどろ沼はいつの間にか通過。

五色沼の中で2番目に大きい弁天沼は、西吾妻が望める。
明るく広々としています。

何気にこちら向きのコースは、ずっと登りです。

 弁天沼              ▲ 明るい雰囲気
                          ▲ 展望櫓から見た西大嶺と西吾妻山

弁天沼には、展望櫓が組んでありました。
低い櫓なので、上がってもそれほど展望に差はありませんけどね。

吾妻連峰の西大嶺(にしだいてん)と西吾妻山が並んで見えます。
天気予報どおり、雲が目立ってきましたね。
最近は、山の天気も里の天気も気まぐれです。

 展望用の櫓

沼の間の連絡路は、花もなく紅葉には早いイマイチの季節です。
朝のウォーキングだと思えばいいんじゃないの。

じゃ〜ん、次はるり沼でございます。
五色沼湖沼群の中で、一番神秘的と言われる沼でございます。
お時間の許す限り、ごゆっくりどうぞ!
は〜い

 るり沼

神秘的ですね〜。
深い緑の水面に葦が繁り、うっそうとした木々の上に磐梯山。
緑の競演に赤茶けた山の風景。
一幅の絵画を見るようです。

空が真っ青だったら、もっと良かったかもね。
などと言いながら、おやつポリポリしたり、みかん剥いたり情緒なく ・・・

 沼と山と             ▲ 違った角度から
    ▲ ミズヒキソウ         ▲ ウバユリ          ▲ ノリウツギ
 ミゾソバ     ▲ エゾミソハギ       ▲ ツリフネソウ        マルバハギ

さて次は青沼ですよ。
小さいけど、一番青みがかっているから青沼だよね。
わかりやすい。
これが露天風呂だったら最高だよ。

逆コースの方々との出会いが始まりました。

 青沼              ▲ ねっ青いでしょ

いよいよ最後の柳沼。
最後の最後は、あまりとりえのない沼でした

紅葉の季節にはカエデやウルシで美しく染まるらしい。
きっと綺麗なんだろな〜。
紅葉風景を想像して五色沼巡りは終了です。

気持ち良さそうに泳いでいる鴨のカップルを横目に、バス停のある道路に出ました。

 柳沼

バスが出る(裏磐梯高原駅が始発)までまだ時間があるので、桧原湖を眺めながら時間潰しをします。

遊覧船は出たばかりです。
ボートや遊覧船の客引きおじさんに目を付けられてしまいました。
すみません、水恐怖症なんですの

たまにボートのお客さんがきて湖に出て行きますが、波に揉まれて気分悪くなりそうです。
ボケ〜っと広い湖を眺めているのが最高よ。

 桧原湖へ
 湖畔の船着場               ▲ 記念撮影

バス停へ行くと、レトロなボンネットバスが待機していました。
昭和42年製のバスだと言うから、え〜と〜45歳です。

ガイドのお姉さんに教わって、250円の切符を買って乗り込みますね。
孫を連れてきていたら喜んだろうに。
桧原湖を周遊するバスで、一周すると千円だそうです。

 ガイドさんは見習いさんを従えて二人体制。
 走っている間中、詳しい説明をしてくださいました。

 
桧原湖周遊レトロバス 森のくまさん号
  昭和42年いすゞ製 100%バイオディーゼル燃料で排気量6,375cc

 レトロな森のくまさんバスに乗ります
 発車オ〜ライ ♪            ▲ 超シンプルな運転席

五色沼入口は4っつ目のバス停ですが、たったの5分。
森のくまさんを見送って、OB幹事さんにします。
「ビジターセンターに集合してお昼にしようよ」、とちゃっかり了解を取る。

猪苗代駅に行く時間が省けたので、森のくまさんの周回コースをドライブすることにしました。
8年前のOB会で行った西吾妻天元台への道を右に分けて、桧原湖をのんびり周回しますね。

 7i の看板も地味色です

桧原湖は周囲38キロでございます、と言っていたガイドさん。
この続きはどんな話が聞けたのかしら?
あのまんま乗ってみたかったような気がする訳で。

湖には釣り船が浮かんでいたり、観光ボートが走っていたり、浮島があったりして、磐梯山の山頂が出てればもっと良い景色だったのにな。

息子が水上スキーに来ていた場所はどこなんだろ?
この広い湖だからわかりっこないけどね (^^;

にわかに雲行きが怪しくなり雨になったので、ランチ場所に決めていた屋外のベンチが心配になる。

 花盛りの湖畔


  舞台は、本隊が集合する猪苗代駅に移ります ・・・

 JR猪苗代駅で電車組を待つ             ▲ 裏磐梯めざして

  そして合流
【参加者】 8期 7人 幸英♂、前田♂♀、根岸♂♀、相原♂♀
9期 7人 健一♂、千代子♀、富川♂♀、片野♂、原田♂、川田♂

ゆっくりしたせいで、本隊到着とほぼ同時にビジターセンターに戻る。
幸い雨は上がった

今回のメンバーは、OB10人とその連れ合い4人の計14人です。
はらっぱも部外者の一人ですが、何回もお会いしているのでみんな友達。

2年ぶりの再会を喜び合って、ベンチでランチです。

 裏磐梯ビジターセンター

基本的にはコンビニ弁当ですが、皆さんが家から持ち寄ったデザート類が山のようです。
あれ食べこれ食べ腹いっぱい(^^ 
ご馳走さまでした。

 みんな嬉しそう  ベンチからあぶれてビールを飲むおじさん

食事会が終ったら、毘沙門沼に行きましょう。

 出発準備中

先ずは全員そろって集合写真第一弾ですよ。
あれ?誰かいないけどいいか(^^

ケンチヨご夫妻は自称カヌーのプロなので、早速ボートに乗り込みます。
他の人達は、五色沼遊歩道へ繰り出して行かれました。
どこまで行ったのかな?

 毘沙門沼の前で
 いまどきの一夫多妻           ▲ ボート漕ぎはケンチヨ

私達は皆を見送ったあと、ケンチヨさんの腕前を拝見しながら茶店のベンチで Tomi さんとおしゃべりして過ごします。
又しても雨です、ボート組はビショビショ。

全員が戻ってきたので、ビジターセンターに寄って猛勉強会です。
フムフム ・・・
入り口には、「熊の目撃情報は昨日です」 と貼紙があった。

 ここは赤沼
 カモかも             付きの鯉もいるらしい

そしてホテルまで車で3分。
庭に入るなり、パンパンパンと乾いた爆竹の音で驚かされました。
まさか ・・・ 熊除けかい

早速入ったお風呂で、他のお客さんが興奮してしゃべっている。
ホテルに着いたら敷地内で熊を見ちゃったのよ。
え〜? きょう? ホテルの敷地内で???
 さっきの音はやっぱり熊を追い払っていたのか
 こんな観光地のど真ん中に、ツキノワグマがいるなんて ・・・

 ロイヤルホテル  森のくまさんが出ました

「磐梯山が見えるよ〜」 と鶴♀のひと声。
速攻反応してバタバタと皆が集まる南向きの部屋は、女性陣の部屋。

「虹が出てるぞ〜」 と今度はダミ声♂。
バタバタ皆が集まる吾妻山側の部屋は、男性陣の部屋 (^^

おいちゃん同期の殿方部屋と、その奥様部屋は真向かいでした。

 五色温泉の七色レインボー

温泉でさっぱりした後は、お楽しみの夕食会です。
6時の夕食まで3時間もあったので、既に日本酒や焼酎でほろ酔い気分。

二つのテーブルを囲んで、改めてビールでカンパ〜イ
みんな良く食べてよくしゃべりました。

特設記念撮影会場で、集合写真を撮りました。
しかし、行方不明者多数 (^^;

 わし昔から好きよ、こういうの by Kawa
 特設記念撮影会場           何気にチャッカリMカップル


 その後、二次会部屋に集まって、皆んなの思い出話を聞くのも毎度のことです。
 自分達の部屋に戻ったあとは、また女同士の楽しいおしゃべりが続く。
 おいちゃんは、アルコール漬けの Kawa さんを相手に遅くまで飲んだくれて絡みっこしてたらしい (^^;
 テントで語り合った学生時代が忘れられないんだろうね

 45年のタイムスリップ      明日もいい天気になりますように

  ☆ レポ作成に当たり、Y.Maedaさんから提供された写真をたくさん使用しています。 この場を借りてお礼申し上げます。