2011.03.05 (土)   K2Couple No.0306 

鍋割山
なべわりやま(群馬県)
1,332m
天気いいみたいだし、どこ行く?

コース最大標高差 : 530
コース累積標高差(+) : 530
コース累積標高差(−) : 530
コース沿面距離 : 3.7 km
行動時間 : 4'35"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 鍋割高原から鍋割山南西尾根

  8:45 = 前橋 = 赤城国際ゴルフ場 = 10:00 鍋割山登山口PS

 登山口PS 10:10 ... 10:40 鍋割高原獅子ヶ鼻 【L1】 10:55 ... 11:45 前不動様分岐 ... 12:00 鍋割山 【L2】 13:05 ...

 14:00 荒山高原 14:10 ... 14:45 登山口PS

 登山口PS 14:50 = 15:50 ニューサンピア高崎 16:40 = 17:15

  鍋割山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

ニューサンピア高崎 (招待券)

はらっぱの行きたい山は天気がイマイチなのでボツ。
行き先が決まらないまま寝てしまった。

朝起きてきたおいちゃんが、三つの候補を提案してきた。
はらっぱが選んだのは、もちろん一番近くの鍋割山です。
まだ、3回目ですけど。

家を出たら八ヶ岳がピッカピカに白く輝いて見えます。
谷川には雲が掛かっていてボケています。

旧富士見村の赤城の大鳥居は、幕が外されて新品同様に変身。

 ピカピカの大鳥居

車道から見える鍋割山には全く雪は見えませんが、鈴ヶ岳は真っ白です。
雪なのかね〜?霧氷なのかね〜?

きょうも青空いっぱい、雲ポッカリ。

 正面に鍋割山

南面の獅子ヶ鼻コースを歩いてみますね。
赤城国際ゴルフ場を左折して進む。

登山口に着くと三台の車があり、空きスペースにギリギリセーフ。
直後に到着した車は、少し手前の空き地に移動して行った。

私達も準備して出発します。
鍋割山登山口という看板から入山しますよ。
先行の夫婦は足が速く、もう見えなかった。

 獅子ガ鼻コース登山口の駐車スペース

石の階段を登って右カーブですが、すぐに岩場の急登になります。
登山道には雪があり凍っています。
滑らないようにゆっくり登って行かなくちゃね。

振り返ると榛名山の上に浅間山が、その右には四阿山が見えていました。

急な道なので、グングン標高が高くなっていきます。

 榛名山

急な岩場を抜けたところで、ポンっと鍋割高原に出た。
暑くなってきたので上着を脱ぎました。

腹減ったぞ〜 メシ食わせ〜。
そう言われれば、朝ごはん食べずに出てきちゃったしね(^^
丁度良い岩の上でのんびりコーヒー&パン休憩です。

早くもカップルさんが下りてきました。
まだ結構雪が残ってるから、アイゼン付けた方が安心だよ。
は〜い。
(返事だけですけど)

 鍋割高原獅子ヶ鼻下で朝食

そして獅子ヶ鼻と書かれた案内板があります。

獅子ヶ鼻を過ぎたら、のんびり高原歩きは岩の急登に変わります。
次第に雪が多くなってきました。
木や岩を頼りに登って行きます。
はらっぱが遅いので、おいちゃんは少し登っては待っています。

鍋割山頂までは、もう一段の急登がありますよ。

 けっこう急登
         ▲ 先を行くおいちゃん             何の木?  ズームアップ              急登を抜けました

何の木?はリョウブだそうです。
みーさん に教えていただきました。

直登コースを登りきると、突然平らな台地に飛び出す。
平らな雪道は楽だし楽しい

 快適な雪上歩きですよん

間もなく、階段下に着きました。
ここは、前不動様コースの分岐でもあります。

これを登れば山頂なので、あとは楽勝ですがね。
しかし、最後に階段登りって意地悪

 階段下の前不動コース分岐

階段途中で、何度も景色を振り返りながら登ります。
だって、きょうも富士山がうっすら見えていたんですもの。

山頂下で休んでいた男性二人。
昔は1時間15分で登ったとか、俺は1時間だったとか自慢話の投げ合いで盛り上がっていました。
私達は1時間50分でした ・・・ 正直に言わなくってもいいのに。

私には関係ない話なので、スルーします。

 最後の階段を登る

所要時間はどうでも良いけど ・・・ 山頂に着きましたよん。

我が家も見えるはずですが、どの辺なのかさっぱり分かりません。
分かるのは前橋県庁(群馬県庁だろっ)と利根川だけです。
遠くの山で目立っているのは、浅間山と八ヶ岳、霞んだ妙義山や御荷鉾山はかろうじて見える。

目を凝らせば富士山が薄っすらと見えますが、東京方面は霞んでいるので残念ながらスカイツリーは見えませんでした。

 私の家はどこだ〜い

山頂には私達を含めて20人近くの人で、賑やかです。
まだ次々と荒山高原から登って来ますよ。

この人たちは、全員アイゼンを付けていました。
軽アイゼンから10本爪までさまざま。

おいちゃんは久しぶりに山ビールを担いで来たらしく、嬉しそうに雪の中でクルクル廻して冷やしていた。
グビッ ・・・ んめえ

 広い山頂
 山頂にぎやか(浅間山遠望)          ▲ 三角点と石仏                  久々の山ビール






 岩の上でランチを始め
 たが、周りは雪が解け
 て泥んこ状態。

 笹の中に移動します。

 さっそくランチ          ▲ 南斜面の枯れ草に引越し

隣りの夫婦は、寝転がってお昼寝のようです。

私達もマッタリ過ごしたのち、荒山高原側へ偵察に出かけます。
こちらの登山道は夏は広い道だったはずですが、一列でないと通れない道になっていました。
南面と違って、北側は結構雪があるので驚きました。

 鍋割稜線

谷川方面には相変わらず雲が掛かっていたので、荒山と地蔵岳の写真を撮って帰りましょう。

山頂でザックを回収して、来た道を引き返します。
階段周辺は、ぬかって滑りやすい。
雪と違って、ヌカルミで滑って転んだら悲惨ですからね。

 荒山と地蔵岳

はらっぱは急な雪の岩場は怖いので、超ゆっくりです。
岩場のアイゼンは引っかけると危ないということで、付けませんでした。
ロープや木に掴まりながら、一歩一歩ですよ。

前を行くおいちゃんズルッ&ドテッ

 登っているのでしょうか?下っているのでしょうか?

何と正面に苗場山が白く輝いていますよ。
くっきりと神々しい〜。

四阿山、草津白根山、岩菅山、佐武流山、苗場山、平標山と綺麗に並んで見えていたのです。

おいちゃんが、木に登って写真を撮りました。
落っこちんなよ〜。

 木に登って写真を撮る
 志賀から苗場に続く稜線

単独の男性に追い越されました。
忘れた頃に空身の女性が下りて来て、おいちゃんがチョッカイを出す。
やっぱり、さっきの男性の奥様でした。

こんなに離れて別行動?
彼女も文句タラタラ垂れ流して下りて行きます。
奥様が気の毒ですよね〜。

 雪は緩んだけど、やっぱり滑る

無事に鍋割高原まで下りてきたので一安心。
登りで休んだ岩場で、またまたコーヒー休憩しました(^^

下の岩場の下りでびっくりです。
木に登らなくても、白い苗場山が真正面じゃありませんか。
あの上を誰かが歩いているのだろうか。

 苗場山
 ここからの展望も素晴らしい            ▲ でっかい岩を下る

朝凍っていた最後の岩場の下も、雪は融けてぬかっています。
わざわざ路肩の雪の上を歩いて、靴をキレイにしながら下りましたよ。

サンピア高崎の風呂場(6F)から、谷川岳や上州武尊山が綺麗に見えていました。

 最後の下りです
 十二ヶ岳と子持山の間に谷川連峰  ▲ 赤城山の左奥には上州武尊山 (サンピア高崎から)